米グラフィックチップ大手NVIDIAのGPUテクノロジー・コンファレンスで披露された、法執行機関用に開発された顔認証システム。米首都ワシントンで(2017年11月1日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / SAUL LOEB 【6月30日 AFP】近年、人権団体から批判を受けていた顔認証システムが28日に米メリーランド州の州都アナポリス(Annapolis)で発生した銃撃事件の容疑者の特定に役立っていたことが明らかになった。 警察によると、逮捕歴のあるジャロッド・ラモス(Jarrod Ramos)容疑者は、日刊紙キャピタル・ガゼット(Capital Gazette)の編集室を銃撃し5人を殺害した後、身柄を拘束されたが、捜査への協力を拒み、指紋からもすぐには身元を割り出せなかった。 同州アナランデル(Anne Arundel)郡の警察本部長ティモシー・アルトメア(Timothy Al