21日午後2時55分ごろ、佐賀県唐津市鎮西町串にある串崎風力発電所の近所の人から「風車が燃えている」と119番通報があった。県警や消防などによると、風車の羽根や、根元の接続部付近などが燃えた。けが人はいないという。 消防によると、部品が落ちる恐れがあり、放水は行っていない。発電所は、九州電力玄海原発(同県玄海町)から海を挟み700~800メートルほどの所にある。 JFEエンジニアリング(東京)によると、発電所は同社の子会社が運営。柱は鉄製で高さ60メートル。羽根は樹脂製で3枚あり、長さは40メートル。発電容量1980キロワットで、2004年4月に発電を始め、九州電力に売電してきたという。 同年8月、羽根部分の回転軸…