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ブックマーク / bijutsutecho.com (17)

  • DIC川村記念美術館の存続を求める署名を佐倉市が開始。「文化芸術の普及・発展にとって大きな損失」

    DIC株式会社が、運営するDIC川村記念美術館の休館を決めたことについて、佐倉市が同市での存続を求める署名活動を開始した。 市は「DIC川村記念美術館は、世界的に貴重な作品を数多く所蔵する国内屈指の美術館であるとともに、芸術・自然・建築が高いレベルで調和するひとつの『作品』」としたうえで、「移転・閉館といった運営方法の見直しは、我が国の文化芸術の普及・発展にとって大きな損失」と訴えている。 担当しているのは佐倉市の魅力推進部文化課を事務局とする「DIC川村記念美術館の佐倉市での存続を求める会」。オンラインと窓口提出および郵送にて9月30日まで募っており、ウェブサイトでは現在の署名数も表示されている。 なお、件に関してはコレクションの国外流出を憂慮する声もあり、実業家でアートコレクターの前澤友作氏も「もしコレクションを売却するという方向なら、数々の名作が日から出ないように、まずは日の買

    DIC川村記念美術館の存続を求める署名を佐倉市が開始。「文化芸術の普及・発展にとって大きな損失」
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    unijam 2024/09/06
  • 飯山由貴がイスラエルのパレスチナ侵攻とスポンサーの川崎重工に抗議。国立西洋美術館「ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?」記者内覧で

    飯山由貴がイスラエルのパレスチナ侵攻とスポンサーの川崎重工に抗議。国立西洋美術館「ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?」記者内覧で国立西洋美術館で明日開幕する、「ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?──国立西洋美術館65年目の自問|現代美術家たちへの問いかけ」の記者向け内覧で、参加作家の飯山由貴がイスラエルのパレスチナ侵攻ならびに同館スポンサーの川崎重工への抗議を行った。 展開された垂れ幕 今年開館65周年を迎える東京・上野の国立西洋美術館で明日開幕する、「ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?──国立西洋美術館65年目の自問|現代美術家たちへの問いかけ」。同展参加作家の飯山由貴が、3月11日に実施された記者向け内覧の会場にて、イスラエルのパレスチナ侵攻と、それに加担する企業としての川崎重工へ抗議行動を行った。 抗議する飯山由貴 担

    飯山由貴がイスラエルのパレスチナ侵攻とスポンサーの川崎重工に抗議。国立西洋美術館「ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?」記者内覧で
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    unijam 2024/03/12
  • クリムトの《死と生》に油。ウィーンの環境活動家が作品を攻撃

    クリムトの《死と生》に油。ウィーンの環境活動家が作品を攻撃相次ぐ環境活動団体による名画への攻撃が、オーストリアでも発生した。被害にあったのはウィーンにあるレオポルド美術館だ。 Letzte Generationのプレスリリースより 11月15日、またもや環境活動家によるアートへの攻撃が起こった。標的となったのは、世界有数のエゴン・シーレコレクションで知られる、ウィーンのレオポルド美術館が所蔵するグスタフ・クリムトの《死と生》(1908)。この作品が、ふたりの環境活動家によって油がかけられた。作品と額は無事だという。 Letzte Generationのプレスリリースより 実行したのはオーストリアの環境活動団体 Letzte Generationの一員。SNSの投稿において同団体は「今日において重要なのは(クリムト作品《死と生》に描かれるように)まさにこの問題であり、この決断をすることです。

    クリムトの《死と生》に油。ウィーンの環境活動家が作品を攻撃
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    unijam 2022/11/19
  • 今度はモネの《積みわら》。またも名画が環境活動団体の被害に

    今度はモネの《積みわら》。またも名画が環境活動団体の被害にロンドン・ナショナル・ギャラリーでゴッホの《ひまわり》が環境活動団体によって液体をかけられるという事件が起きてわずか9日。今度はモネの名画がその被害にあった。 マッシュポテトを投げつけられたモネの《積みわら》 (C)ラスト・ジェネレーション 世間に衝撃を与えたロンドン・ナショナル・ギャラリーでのゴッホ《ひまわり》襲撃事件が記憶に新しいなか、今度はドイツ・ポツダムにあるバルベリーニ美術館でモネの作品が標的となった。 10月23日午後(ドイツ時間)、ドイツの環境活動団体「ラスト・ジェネレーション」の支持者2人が展示中のモネの《積みわら》の前で立ち止まり、マッシュポテトを投げつける事件が発生。美術館によると作品は無傷だという。 事件を起こしたひとりは作品の前で「人々は飢え、凍え、死んでいる」「私たちは気候の破局を迎えている。そして、あなた

    今度はモネの《積みわら》。またも名画が環境活動団体の被害に
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    unijam 2022/10/24
  • 都美術館の「フェルメール展」が開幕延期に。コロナで準備困難

    1月22日からの開催を予定していた東京都美術館の「ドレスデン国立古典絵画館所蔵 フェルメールと17世紀オランダ絵画展」が、開幕延期となった。 主催者側は、「新型コロナウイルス感染拡大の影響により、展覧会の準備を当初の予定通り行うことが困難になったことから、開幕日の延期を決定」と発表。現時点で新たな開幕日は明らかにされていない。また、1月7日から予定されていたチケットの日時指定予約も中止となった。 展では、修復を終えたヨハネス・フェルメールの初期の傑作《窓辺で手紙を読む女》が、所蔵館のドレスデン国立古典絵画館以外では世界で初めて公開される予定となっている。

    都美術館の「フェルメール展」が開幕延期に。コロナで準備困難
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    unijam 2022/01/07
  • バンクシーから作家不在の“非公式シリーズ”を考える。「じつは作家本人が展覧会に関与する権利はない」

    ひとたび新作が発表されると、世界各国のメディアが速報ニュースを流すのが当たり前になったバンクシー。日でも知名度が高まっているが、同時に増えているのが、非公式の展覧会やマーチャンダイジングだ。バンクシーの公式サイトでは、「FAKE」と題したページで非公式展の開催地と入場料をリストにして「アーティスト人は関与していない展覧会です」と抗議文を掲載している。また、バンクシーの作品認証などを代行する機関ペストコントロールの公式サイトでは「物らしく見えるグッズはすべて非公認です」と警告している。こうした作家人が不在の”非公式シリーズ”に、私たちはどのように向き合えばいいのだろうか? そこには手軽に作品や文章を発表できる時代になったいま、誰もが無関係ではいられない著作権や経済市場の問題がある。 おそらく多くの人が気になってしまうのが、「非公式の展覧会やグッズは、法律面での問題はないのだろうか」と

    バンクシーから作家不在の“非公式シリーズ”を考える。「じつは作家本人が展覧会に関与する権利はない」
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    unijam 2021/09/24
  • レンブラントの《夜警》、300年ぶりに本来の姿に。AIで欠損部分を復元

    レンブラントの《夜警》、300年ぶりに来の姿に。AIで欠損部分を復元アムステルダム国立美術館は、同館を代表する所蔵作品であるレンブラントの《夜警》について、欠損部分の復元が完了したことを発表した。300年ぶりに来の姿が披露された。 レンブラント《夜警》の復元部分 Photo by Rijksmuseum/Reinier Gerritsen アムステルダム国立美術館は、同館が所蔵するレンブラント・ファン・レインの名作《夜警(正式名称:フランス・バニング・コック隊長とウィレム・ファン・ライテンブルフ副隊長の市民隊)》(1642)について、その欠損部分をAIによって復元したと発表した。 《夜警》はレンブラントの代表作であり、オランダ黄金時代を代表する絵画のひとつ。完成当初は火縄銃手組合の集会所に掲げられていたものの、1715年にアムステルダム市庁舎に移設。その際、壁に収まらないため作品の四方

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    unijam 2021/06/25
  • 「不自由展」実行委員会の委員が辞任。展覧会開催で意見対立

    「不自由展」実行委員会の委員が辞任。展覧会開催で意見対立今月25日から東京での展覧会開催を目指す表現の不自由展実行委員会。その委員である美術批評家のアライ=ヒロユキが委員を辞任したことを明らかにした。 今月25日からの開催を予定しながらも、妨害行為などによって会場変更を余儀なくされた「表現の不自由展・その後」の東京展。この開催をめぐり、同展を運営する表現の不自由展実行委員会が揺れている。委員のひとりが展覧会開催に対する意見の相違によって辞任したのだ。 辞任したのは、「あいちトリエンナーレ2019」以前から同実行委員会で活動してきた美術批評家のアライ=ヒロユキ。アライによると、実行委員会において「展覧会の抜的中止」を提案したものの、これが「実行委員会で一顧だにされもしなかった」といい、辞任を決めたという。 アライは展示継続について、「泥沼で見通しのあまりない展示継続闘争は、組織だけでなく、

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    unijam 2021/06/21
  • 「政教分離」は文化政策・行政を萎縮させるか──孔子廟最高裁判決が文化芸術支援にもたらす影響

    「政教分離」は文化政策・行政を萎縮させるか──孔子廟最高裁判決が文化芸術支援にもたらす影響 儒教の祖・孔子を祭る「孔子廟(びょう)」の用地を那覇市が無償で提供しているのは、政教分離の原則を定めた憲法に違反するとの判断を、最高裁が示した。政治と宗教の関わりについて、これまでに比べ厳格な判断を示したと言える。この判決は、今後の文化支援・文化行政にどのような影響を与えるのだろうか。 文=志田陽子(武蔵野美術大学教授) 孔子廟とは 「孔子廟」は中国の儒教(儒学)の創始者とされる孔子を中心に、歴代の儒者の霊を祀る施設である。儒教は中国から伝わった思想だが、江戸時代には、幕府が封建制度を維持するために奨励した。この流れから、日国内の各地に孔子廟が設けられており、史跡や文化財に指定されているものもある。 今回の訴訟で問題となった「久米至聖廟(くめしせいびょう)」は、那覇市中心部の公園内にある文化施設で

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    unijam 2021/03/09
    “市は論語の講座を開くスペースもあることなどから「体験学習施設」にあたると公益性を認め、年576万円の使用料を無償としていた。”
  • メトロポリタン美術館がコレクション売却を検討。コロナによる財政難のため

    メトロポリタン美術館がコレクション売却を検討。コロナによる財政難のため新型コロナウイルスの影響による資金不足で、メトロポリタン美術館がコレクションの一部の売却を検討していることがわかった。 メトロポリタン美術館が、新型コロナウイルスの影響で1億5000万ドルの資金不足に直面する恐れがあるため、コレクションの一部の売却を検討していることがわかった。 ニューヨーク・タイムズによると、同館の学芸員は重複している作品や展示されたことがほとんどない作品などを整理し、各部門の所蔵品を評価予定。売却される作品は競売前に部門長、館長、理事会の承認を得る必要があり、理事会は3月の評議員会で同館のコレクション保存方針の改訂を承認する必要があるという。 同館館長のマックス・ホラインは今回の決定について、「パンデミックがどのように展開するのか、私たちの誰も完全な見通しを持っていない。この霧のような状況のなかで、(

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    unijam 2021/02/12
  • ミュシャ《スラヴ叙事詩》は誰のもの? 所有権をめぐりプラハ市が敗訴

    ミュシャ《スラヴ叙事詩》は誰のもの? 所有権をめぐりプラハ市が敗訴アルフォンス・ミュシャの代表作である《スラヴ叙事詩》。その所有権がプラハ市にはないという判決がプラハ地方裁判所によって下された。 ミュシャが1911年から28年までの約17年をかけて手がけた、全20点からなる超大作《スラヴ叙事詩》。この所有権をめぐる裁判がプラハで繰り広げられている。 同作は、ミュシャが当時オーストリア・ハンガリー帝国に従属させられていたチェコの独立を願い描いた作品。ミュシャは作品制作のためのアメリカ人資産家のチャールズ・R・クレインの支援をとりつけ、この大作を完成させた。 1928年に完成した後はプラハ市に寄贈された同作だったが、60年代からクルムロフ城で夏期展示されたほかは展示の機会にめぐまれなかった。近年では、2017年にチェコ国外で初めて東京の国立新美術館で全点展示されたことは記憶に新しいだろう。 2

    ミュシャ《スラヴ叙事詩》は誰のもの? 所有権をめぐりプラハ市が敗訴
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    unijam 2020/12/13
  • メトロポリタン美術館が #あつまれどうぶつの森 に参戦。40万点の作品画像が使い放題

    メトロポリタン美術館が #あつまれどうぶつの森 に参戦。40万点の作品画像が使い放題いま、世界の美術館のあいだで新たなプラットフォームとして注目を集めている、任天堂のゲーム「あつまれ どうぶつの森」。ここに、世界最大級の美術館であるメトロポリタン美術館が参戦した。 新型コロナウイルスによる外出自粛が世界的に続くなか、バーチャルワールドとして人気を博しているNintendo Switchの「あつまれ どうぶつの森」に、美術館も熱い視線を投げかけている。 中国・北京の私設美術館「木木美術館」(M WOODS)がバーチャル美術館を開館させ、アメリカ・ロサンゼルスのゲティ美術館がゲーム内に作品を飾れるアートジェネレーターを公開するなど、にわかに活気づいている「あつ森」。ここに、世界最大級の美術館として知られるメトロポリタン美術館が参戦した。 メトロポリタン美術館は、同館が所蔵している作品のうち、約

    メトロポリタン美術館が #あつまれどうぶつの森 に参戦。40万点の作品画像が使い放題
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    unijam 2020/05/02
  • バンクシーが低価格オンラインショップをオープン。「富裕層のアートコレクターは購入しないでください」

    バンクシーが低価格オンラインショップをオープン。「富裕層のアートコレクターは購入しないでください」覆面アーティスト・バンクシーが、期間限定のオンラインショップ「Gross Domestic Product™」をオープン。10月28日(イギリス時間)までに購入希望商品1点を選び、情報を登録、質問に回答することで、抽選で作品を購入できる。 2020年夏、日で展覧会が開催されることも決定した覆面アーティスト・バンクシー。今春には東京で「バンクシー作品らしきネズミの絵」が公開、パリではストリートアートの盗難など、世界各地で話題を集め続けている。 そんなバンクシーが10月17日、期間限定のオンラインショップ「Gross Domestic Product™」を正式オープンした。「国民総生産」を意味するこのウェブサイトは、ロンドンに突如出現した同名のポップアップショップ(10月1日から2週間限定オープ

    バンクシーが低価格オンラインショップをオープン。「富裕層のアートコレクターは購入しないでください」
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    unijam 2019/10/19
  • 住民が違和感と不快感示す。「Reborn-Art Festival 2019」で青葉市子の作品《時報》が展示見直しへ

    8月3日に開幕した「Reborn-Art Festival 2019」で、展示作品のひとつが展示見直しとなることが発表された。 「Reborn-Art Festival 2019」は、宮城県石巻市を中心に、7組のキュレーターが7つの地域をそれぞれキュレーションする芸術祭。今年で2回目の開催となる。 このうち、島袋道浩がキュレーションした青葉市子の作品《時報》が、住民からの声を受けて展示見直しとなった。 同作は、石巻市の時報を、いままでと同じ楽曲を用いながら、青葉自身の声を使って録音制作したものに変えるというもの。同芸術祭は「より豊かな音の響きが街の風景に新たな彩りとして溶け込んでいくことを想定して作品として」作を設置したが、「会期が始まってから数日間で、日常的に使われていた時報と音色等が異なることで違和感や不快感を感じるなど、時報を元に戻してほしいというご意見をいただくようになりました」

    住民が違和感と不快感示す。「Reborn-Art Festival 2019」で青葉市子の作品《時報》が展示見直しへ
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    unijam 2019/08/15
  • フェルメール《牛乳を注ぐ女》を360度から鑑賞する。凸版印刷が新たな絵画鑑賞システムを開発

    フェルメール《牛乳を注ぐ女》を360度から鑑賞する。凸版印刷が新たな絵画鑑賞システムを開発凸版印刷は、ヨハネス・フェルメールの作品《牛乳を注ぐ女》を360度から鑑賞できる絵画鑑賞システム「ViewPaint(ビューペイント)」の一般公開をスタートさせた。 『ViewPaint フェルメール《牛乳を注ぐ女》』製作・著作:凸版印刷株式会社 監修:小林頼子(目白大学教授) Original photo data (Het melkmeisje [The Milkmaid] by Johannes Vermeer):©Rijksmuseum Amsterdam. Purchased with the support of the Vereniging Rembrandt. 現在、上野の森美術館で開催中の「フェルメール展」でも目玉作品のひとつとなっている《牛乳を注ぐ女》(1660頃)。その作品世界を

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    unijam 2018/11/22
  • サザビーズで“事件”発生。1.5億円で落札のバンクシー作品、切り刻まれる

    サザビーズで“事件”発生。1.5億円で落札のバンクシー作品、切り刻まれるバンクシーの代表作《Girl With Balloon》が10月5日、ロンドンのサザビーズに登場。100万ポンド(約1.5億円)での落札が告げられると同時に、額縁に内蔵された装置で作品が切り刻まれた。 世界各地にグラフィティを残す神出鬼没の覆面アーティスト、バンクシー。そのバンクシーが、赤いハート形の風船が少女から離れていくさまを描いたグラフィティ《Girl With Balloon》は2002年、ロンドンの橋の一角に出現。2014年には、シリア内戦の反戦キャンペーンの一環で作をアレンジしたものが発表されるなど、風刺的で過激な作風で知られるバンクシーの過去作のなかでも、どこか平和的で物悲しいイメージを持つ作品でもある。 バンクシーのInstagramより そんなアイコニックな作品が絵画化された《Girl With B

    サザビーズで“事件”発生。1.5億円で落札のバンクシー作品、切り刻まれる
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    unijam 2018/10/07
  • 全国美術館会議が「美術館と美術市場との関係について」声明を発表。「美術館は市場関与目的の活動をすべきでない」

    全国美術館会議が「美術館と美術市場との関係について」声明を発表。「美術館は市場関与目的の活動をすべきでない」全国389の国公私立美術館が加盟する全国美術館会議(会長:建畠晢)は19日、「美術館と美術市場との関係について」と題した声明を発表した。これは5月に報道された政府案「先進美術館」構想に対するもの。 全国美術館会議事務局が入る国立西洋美術館 出展=ウィキメディア・コモンズ 1952年に創立し、日全国にある389の国公私立美術館(国立9館、公立246館、私立134館)が加盟する美術館の一大ネットワーク「全国美術館会議」(以下、全美)が、新たな声明文を発表した。 昨年5月25日、第66回全国美術館会議総会で「美術館の原則と美術館関係者の行動指針」を採択し、美術館のあるべき姿を示した11の原則と、それに対応する美術館関係者の11の行動指針が定めたことで注目を集めた全美。19日に公表された「

    全国美術館会議が「美術館と美術市場との関係について」声明を発表。「美術館は市場関与目的の活動をすべきでない」
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    unijam 2018/06/19
    “政府案「先進美術館」構想に反対を示すもの。同構想では、美術館のコレクション売却による市場活性化が謳われており美術館関係者を中心に、大きな波紋を呼んだ(その後、文化庁はこの構想を否定している)。”
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