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ブックマーク / good2nd.hatenablog.com (43)

  • 公共空間のプライバシーを選択する - good2nd

    さてローレンス・レッシグは『CODE VERSION 2.0』でのプライバシーに関する議論の中で、「人が公共の道にいたり飛行機に乗ったりしているときに、データを取られることに対してどんな保護があるだろうか?」と問い、伝統的な答えは保護は「まったくない」というものだ、とした上で、次のように言います。 だがこれまで何度も見てきたように、プライバシーの法がそれを保護しないからといって、保護がまったくないことにはならない。公共の場にいるときの各種事実は、法的には保護されていなくても、そうした事実を集めたり利用したりするコストの高さによって実質的に守られている。(p.281) さらに、 小さな村でなら一挙一動がご近所に監視されるかもしれない。その監視は記録を作る ― ご近所の記憶の中に。だが記録技術の性質から、政府がその記録を検索するのはかなり高くつく。警官がご近所で聞き込みをしなくてはならない。必

    公共空間のプライバシーを選択する - good2nd
    ushiwatat
    ushiwatat 2008/08/17
    Googleのストリートビュー絡みでのプライバシー問題について。|したがって、いまやこう問われるべきです。すなわち「それを選択するのは誰か?」/少なくとも僕は、Google にお任せしたいとは思いません。|
  • 文化の需要 - good2nd

    文化と産業は排他的なわけではないが、文化を産業としてしか見ないのは問題だ、という意見を以前書きました。また、どんなにダメなものでも文化でさえあれば公的支援をするべきだ、などとは思いません。ただ、文化に対して公的な支援をする上では、それだけの価値あるものに対して行なわなければならないが、その価値は、客が入るとか入らないとかの狭い「費用対効果」で測るべきではない、と思うわけです。 …と、短絡する人(必ずいる)除けの前置きをしておいて、ちょっと前の記事なんですが。 橋下知事が「僕は学者や有識者に、需要がなくても守るべきものを守れと批判されているが、需要があろうがなかろうがお金をつぎ込むべきか」と問いかけると、「文化を費用対効果で考えるべきではない」との意見が出た。ただ、「需要がなければ消えるのが当然。弱肉強だと思う」という声もあった。 ま、無教養な橋下知事がこの調子なのはわかってることなので置

    文化の需要 - good2nd
  • 釜ヶ崎でこそ報道の自由を行使するべき - good2nd

    大阪市西成区の西成署前で13日から5夜にわたり、労働者らが投石などを繰り返した騒動で、府警警備部と同署は18日、道路使用許可を得ずに街頭演説を行ったとして、道交法違反の疑いで、釜ケ崎地域合同労働組合委員長、稲垣浩容疑者(64)=大阪市東淀川区淡路=を逮捕、組合事務所などを捜索した。調べに対し黙秘しているという。 無許可で演説して通行を妨害した、というのはアレか、以前郷ひろみが渋谷でゲリラライブをやって渋滞を起こしたときみたいな話かね。あの時は関係者が書類送検されただけだったはずだけど、今回のは逮捕できれば何でもよかったんじゃないんですかね。 記事では過去にも逮捕されたことが書いてありますが、2年前の「公園でホームレスの状況を調査中の大阪市職員に暴行したとして」という件についてはこんな話が。 定期的に大阪市建設局は、清掃・消毒に入る汐見橋(大阪市浪速区)周辺で野宿生活する仲間の小屋で、清掃作

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  • タンザニアで「まじない」の犠牲になるアルビノの人々 - good2nd

    IHT を読んでたら、こんな話が。 アルビノの人々は健康上の苦難に加えて差別の対象にもなってきましたが、ここのところタンザニアではさらにひどい問題が起きているというのです。 "I feel like I am being hunted," he said. Discrimination against albinos is a serious problem throughout sub-Saharan Africa, but recently in Tanzania it has taken a wicked twist: At least 19 albinos, including children, have been killed and mutilated in the past year, victims of what Tanzanian officials say is a

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  • マナーと迷惑と権力、または「あの人どうにかしてください」 - good2nd

    コメント欄は閉じてます。 中島義道がどこかで、電車内で流される「駆け込み乗車は危険ですのでおやめください」という漠然として誰に言ってるのかわからないような放送をやめ、たとえば「今○両目に駆け込んだ眼鏡をかけた男性、危険だからやめなさい」という具体的な指摘にすればいい、みたいなことを書いていたような記憶があって探したんだけど見つかりませんでした。記憶ちがいかな? かわりに、こんな箇所を見つけました。井の頭公園で花見の季節に「池に飛び込まないでください」などという管理放送に憤慨し、中島は管理事務所に電話します。 管理事務所のXは「一人でも池に飛び込むかぎりはやります」と絶対に讓らない。だが、Xのみを責めてばかりはいられない。善良な市民はみずからは一ミリも動かずに「お上」に向かって「ああしてくれ、こうしてくれ」とダダをこねるのである。それは -- 始末の悪いことに -- 「もっと看板を立ててくれ

    マナーと迷惑と権力、または「あの人どうにかしてください」 - good2nd
    ushiwatat
    ushiwatat 2008/05/24
    |「不愉快」を抑えるために権力におもねることは、すなわち、そのような些細な領域にまで権力の拡大を認めることにほかならない||そうやって社会生活のすみずみにまで力の支配を行き渡らせたいのでしょうか。|
  • 尻拭い政権 - good2nd

    Q1:福田内閣の支持率。下がる一方ですね A1:とうとう危険水域と言われる20%台に落ち込んだが、深刻なのは、仰る通り、このように政権発足以来支持率が下がる一方だということ。最近の内閣でも例がない。その理由だが、小泉政権が残した負の遺産の処理に追われっ放しで、いつまで経っても自前の政権戦略が描けないということが一つの大きな理由。 福田首相への風当たりが強くなってますね。早いとこ衆院を解散して総選挙をやってほしいところです。 しかし福田内閣に厳しい人の中には小泉郵政選挙のときに自民に投票した人達も結構いるんでしょうけど、そういう人達は反省してくれないのかなぁ。小泉なんぞに乗せられて衆院3分の2を与えたのがそもそもの間違いだったわけだけど。批判が高まってる後期高齢者医療制度だって、小泉政権のときに強行採決で決まったものなわけですけど、そういうのちゃんと思い出してほしいですね。 でも後期高齢者医

    尻拭い政権 - good2nd
    ushiwatat
    ushiwatat 2008/05/17
    どうしたら政策への関心を持続しづらい人々でも思い出せるのだろう? |批判が高まってる後期高齢者医療制度だって、小泉政権のときに強行採決で決まったものなわけですけど、そういうのちゃんと思い出してほしい|
  • 表現の自由を脅かすもの - good2nd

    ユニセフ協会の児童ポルノ規制キャンペーンについて、前にこのように書きました。 僕としては、単純所持を処罰の対象とすることそのものには、実は賛成してもよいと思っています。しかし、そのための条件が整っていないのです。警察による恣意的な運用を抑えられるという保障、捜査の可視化、代用監獄の撤廃などがその条件です。従って、僕に言わせれば単純所持の処罰を実現するのに一番邪魔なのは、現在の警察のあり方そのものなのです。 ここで触れている恣意的な法の適用や捜査の不透明性、代用監獄といった問題が、まさにまとめて出てきた事件について、最高裁判所が判決を出しました。 「立川テント村事件」です。 東京都立川市の防衛庁(当時)宿舎の新聞受けに、自衛隊のイラク派遣に反対するビラを許可なく入れたとして、市民団体のメンバー三人が住居侵入罪に問われた事件の上告審判決で、最高裁第二小法廷(今井功裁判長)は十一日、「表現の

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  • 表現の自由を行使したために不当に拘束された事件の、もう一つの例 - good2nd

    中国でチベット人の子どもたちが拘束された、昨年9月の事件です。 9月7日、甘粛省甘南チベット族自治州夏河県で、40人の子どもたちが表現の自由を行使したために警察に拘束された。7人を除いて子どもたちは48時間以内に警察から釈放された。7人の子どもたちのうち14歳の2人は、両親が警察に金銭を支払って釈放された。金額は2000元(US$250.00)とされる。ラモ・ツェテン(Lhamo Tseten)という14歳の少年は、同様に警察に金銭を支払って、拘禁中に頭部に受けた重い怪我の治療に行くことが許可された。 その他の情報源: China: Tibetan Schoolboys Detained as Crackdown Worsens (Human Rights Watch, 20-9-2007) International Campaign for Tibet: Tibet News: Sch

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  • 会津戦争をお笑いのネタにするTBSは恥を知れ - good2nd

    おとといのニュースですが。 問題としているのは、2月16日夜に放送された「歴史王グランプリ2008まさか!の日史雑学クイズ100連発!」。この中で、戊辰戦争の際に旧幕府側が会津若松城を明け渡した理由を問うクイズの正解が「糞尿(ふんにょう)がたまり、その不衛生さから」と紹介された。 市によると、放送前に内容を知り、再三見直しを要求したが聞き入れられなかった。放送直後からは「抗議すべきだ」とのメールが市民から殺到。市議会からも毅然(きぜん)とした対応を求める声が出たという。 僕はその番組を見ていませんが、まったく、信じがたい無神経さです。籠城ですから糞尿がたまることはあったでしょうが、普通に考えれば落城の原因は列藩同盟の瓦解や物資の枯渇でしょう。凄惨な戦いを強いられた人々の死を冒涜する、許せない態度です。事実関係以上に、犠牲者を笑いものにしようというその態度そのものに、人間性が感じられない。

    会津戦争をお笑いのネタにするTBSは恥を知れ - good2nd
    ushiwatat
    ushiwatat 2008/03/30
    戦争の悲惨さという趣旨に反するものではないが、遺体埋葬の禁止については新政府軍の亡骸も対象だったという旨の記述がWikipedia「会津戦争」にある。
  • 奴隷は日本にもいますよ - good2nd

    ものすごい他人事っぷりの人が結構いるようで。 はてなブックマーク - 9歳の少女が奴隷として50ドルで売られている - GIGAZINE 「ひどい奴ら」はどこか遠くにいるだけじゃありません。 人身売買は日でも行なわれています。というか、日は「売り先」として知られているのです。日における人身売買の状況については、駐日アメリカ大使館の報告書が大変よくまとまっています。 日は、商業的な性的搾取のために売買される男女や子供の目的国であり、これより頻度は少ないが通過国にもなっている。身元が特定された人身売買の被害者の大半は、仕事を求めて日に移動してくるものの、だまされたり強制されたりして、借金に縛られ、あるいは、性的奴隷状態となった外国人女性である。移民労働者の中には「海外研修生」制度という名のもとで強制労働の状態にある者がいることが報告されている。女性と子供は、中国韓国、東南アジア、東

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  • 新しい姥捨 - good2nd

    実は恥ずかしながら、ほとんど知らなかったのですが。 75歳以上への差別 - 駄文 たまたま近所でやってた共産党の街頭演説で「高齢者」「医療保険」といったキーワードが聞こえてきてて、なんだっけ?と思っていたのでした。情けなや…。 以下、小池晃議員の質疑から。 私は、医療費をべらぼうに伸ばせとはいっていないんです。削減するときに、まず一番の高齢者から削減の対象にしていくことが、社会のあり方として、どうなのかと申し上げている。しかも、高齢者から一人残らず、強制的に年金から天引きして保険料をとることまで始めようとしていますね。 厚労省の担当者が、石川県で講演しているんです。なんといっているか。「この制度は、医療費が際限なく上がっていく痛みを、後期高齢者がみずから自分の感覚で感じとっていただくものだ」と。説明会でこういう話をしているんですよ。(「それはひどい」「だれだ、そんなことを言ったのは」の声)

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  • 日本政府はチベット問題を「どっちもどっち」扱いするな - good2nd

    町村官房長官は15日夜、都内で記者団に対し「現地の日人の無事は確認できた。(中国政府とチベット側の)双方が自制し、混乱が拡大しないことを望みたい」と語った。 「双方」だってよ! 以下、アムネスティから(強調引用者)。 抗議行動は、先週月曜に約400人の僧侶がデプン寺院からラサの中心部に向かって、政府が強制したキャンペーンを緩和するよう要求する行進を開始したことから始まった。このキャンペーンは、ダライ・ラマへの非難を書くよう僧侶に強制し、政府の政治的プロパガンダに従わせようとするものである。50人以上の僧侶がラサ市内の路上で拘束された。それに続く抗議行動は、その他の僧侶たちが拘束された僧侶を支持して起こしたもので、ラサやその他のチベット全土で一般の人びとが参加し、全面的な騒乱に発展した。隣接する青海、甘粛、四川の各省でチベット人による抗議行動が報告されている。 警察と軍は催涙ガスを群集に向

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    ushiwatat
    ushiwatat 2008/03/22
    今回の騒動についてアムネスティからの引用など。
  • 「単なる」「私的な」「個人的見解」と修飾語を連ねても、批判は免れない - good2nd

    id:buyobuyo さんのとこでの id:E-You さんのコメント。題とは違う話なんですけど。 私とあなたの意見が合わないからといって、批判される筋合いはありません。 だって、あくまで私的な意見だもの。 もしそれがあなたを傷つけたのなら謝るけど、批判? いったい何様ですか? 批判は意見が合わないからこそするものです。 意見が合わなければ、それだけで批判するのに十分な理由になります。 私的だろうと何だろうと、あらゆる意見は批判に晒されるべきです。 しかし、短絡的な批判は時として誹謗や嘲笑になりさがるので、慎重さが必要とされるのは言うまでもありません。 「意見の相違に基づく批判」は、傷ついた傷つかないという「気分」の問題に劣るものではありません。 批判は、その内容が重要なのであって、批判すること自体には何の資格も必要ないはずです。 嫌ならスルーすればいいと思うよ(僕みたいに) あらゆる

    「単なる」「私的な」「個人的見解」と修飾語を連ねても、批判は免れない - good2nd
    ushiwatat
    ushiwatat 2007/11/23
    「議論」「意見」と「感想」の立ち位置について(元ネタ未読)。前者を述べているつもりで後者になっていることもあり、逆もまたあるだろう。感想が意見になる時もあるか。/「批判しないこと」が傷つける時もある?
  • 趣味の悪さというもの - good2nd

    女の子の部屋に行って壁に架けてあるのが動物写真のカレンダーなんかだったら害がなくていいのですが、ラッセンの絵が貼ってあったら僕は「うわ、趣味悪いな」と思わずにはおれないでしょう。決して「この子は自分とは好みが違うんだな」ではない。口では「僕とは好みが違うかなぁ」と言うかもしれないけど、実際には「趣味が悪い」と思うのであって「自分と違う」と思うのでは絶対にない。 ある作品なり何なりを良いと思うかどうかは人によって違いますが、それが人気があるかどうかということと同様に、それが優れたものであるかどうかということもまた別の話です。「優れているかどうか」という評価も人によって差があることは確かですが、それはある程度までであって、完全に相対的ではありません。つまり、駄目なものがあり、駄目なものを好む人がいる。 趣味の悪さを指摘されると「自分の価値観を押しつけるな」などと言う人がいるわけですが、そうでは

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    ushiwatat 2007/11/10
    優劣-好悪の対立について。|「売れる作品が良い作品だ」などと訳知り顔で言う人がいますが、商売としては正しいかもしれませんが、本当にそれが優劣だと思っているならば、その人は単に趣味がないのです。|
  • 僕らの社会が正義の名の下に誰の命を奪うのか、法務省は公表するべき - good2nd

    先日、3人に対して死刑が執行されました。 私たちはこの執行に対して強く抗議します。今回の執行も国会休会中に行われ、国会における議論を避けたと思われます。また、内閣改造が27日に控えているとも聞いています。さらに、法務省自身が死刑執行は慎重な判断が必要と言っているにもかかわらず、今年4月の執行以来、わずか4カ月をおいての執行という早急なものでした。今回の死刑の執行についても、人や家族を含め誰にも事前の予告はなく、突然に行われました。 法務省は死刑執行に関しては詳細を発表しません。誰が処刑されたかは、あくまで非公式に関係者によってもたらされる情報です。事前には誰にも知らされていません。 なぜ隠すのでしょうか。 もし「凶悪な犯罪だから死刑は当然である」と考えるなら、法務省は事前に氏名を発表すればよい。というかむしろ、するべきだ。このような秘密主義では、行政が適切に行なわれていることを国民は知る

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    ushiwatat
    ushiwatat 2007/09/18
    「我ら誰を殺めるや」という問い。答えが無いのは遺族・関係者の感情を慮って、ということか。/ 死刑と終身刑。|執行が避けられないのなら、死刑の執行に際しては、被害者や死刑囚の家族やマスコミに対して、事前に公
  • 世間に理解されない、が懲戒事由なのか - good2nd

    僕は、橋下弁護士がテレビ等の報道から受ける印象だけで語っているのではないかという疑いを強く抱いてしまいます。 と書きましたが、これは間違ってたかもしれません。よく考えてみればわざわざ集会に出向いたりもしているわけですし、なぜ新たな主張が出てきたのかという経緯についてはやはりご存知と考えたほうが妥当なような気がしてきました。また、主張の内容そのものについても、 僕だって「一審・二審」の弁護人として就任したらそのような主張もするだろうし、今回のような差し戻し審の弁護人に就任したなら、まずは被告人の更正可能性を徹底的に主張した上で、きちんと被告人や国民に説明する形をとってからこのような荒唐無稽な矛盾だらけの主張を行うでしょう。だから、この緊急集会でも、弁護団の主張内容についての論争は避けました。 と、一定の理解を示しています。この点、おそらく橋下弁護士に共鳴して懲戒請求を送った人からすれば期待は

    世間に理解されない、が懲戒事由なのか - good2nd
    ushiwatat
    ushiwatat 2007/09/18
    |その呼びかけに呼応した人々は、弁護団のプレゼンが下手だとか、常識がないから世間に理解されないだとか、そういうことを理由にしてるんじゃなくて、主張の内容そのものを問題にしてるわけです。橋下弁護士は「説
  • 抑止効果という神話 - good2nd

    らばQ : 死刑制度で殺人を防ぐ?! 死刑制度には抑止効果がある、とする研究がアメリカで出されているそうで。元ネタは今年6月10日のAP通信の記事だったようなんですが、消えてるのでかわりに Washington Post の記事を。 Studies Say Death Penalty Deters Crime - washingtonpost.com でね、 死刑廃止論者涙目だなこれは。 まあ、なんだかんだと屁理屈付けて言い訳するか、知らないふりして隠すかのどっちかでしょうけど。 死刑廃止論者は人殺しと同じっと。 きいいーっ!!ロクに調べもしてない人にこんなこと言われて悔しくて眠れないので、涙目で反論するよ!! まず、従来の実証的な研究では「死刑には顕著な抑止効果は見られない」というのが、ほぼ定説だったことは押さえておくべきです。 死刑が他の刑罰よりも有効に犯罪を抑止するという説得力ある証

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    ushiwatat
    ushiwatat 2007/09/18
    死刑とその抑止効果をめぐって。
  • 死刑廃止論の補足 - good2nd

    ついでなので、もう一回だけ。別に他の廃止論者を代弁するつもりはないですし、ちょっと疲れてもきたので『インパクション (156) 特集:死刑―新たな段階へ』(2007年)から引用して紹介するに留めておきます。 インパクション 156 特集:死刑新たな段階へ 作者: インパクト出版会出版社/メーカー: インパクト出版会発売日: 2007/02メディア: 単行この商品を含むブログ (1件) を見る引用部分は、すべて対談での安田好弘弁護士の発言部分です。 まず、死刑廃止論の立場からは当然ながら死刑判決の増加そのものも問題視していますし、検察や裁判所や法務省を批判しています。そして死刑の「乱発」の原因についてこう言います。 現象面からすると、被害者感情が司法さえも支配しはじめたからだといえる部分があります。司法が、被害者遺族の無念さや憎しみや怒りを代行しているんですね。司法は、もともと、人を殺して

    死刑廃止論の補足 - good2nd
  • 橋下弁護士が「世間に説明」してやればいいのに good2ndの日記

    提訴された橋下弁護士ですけど、理屈や建前からすれば彼のほうが追い詰められてるのは明かなんじゃないかと思います。彼が支持されるとすれば、何かを代弁してくれている、という気持をもつ人々によってでしょう。 ところで、大阪での集会に行ったあとでは、もはや弁護の内容については批判するつもりはないようです。集会に出席するまでよく知らなかったのでは…と思いますが、弁護団の言い分の中身そのものについては、もうよく理解されているということなんでしょう。すると責めるところが「説明責任」しかなくなって、引っ込みがつかなくなってるようにも見えます。 だけど、橋下弁護士の「もし世間に刑事弁護人に対する偏見や誤解があるのであれば、真摯にその偏見や誤解を解く努力をすべきです」ということには、やはり一理あるようにも思います。世間に配慮した弁護活動をせよ、ということではなくて、マスコミを非難するよりも、利用することを考えた

    橋下弁護士が「世間に説明」してやればいいのに good2ndの日記
    ushiwatat
    ushiwatat 2007/09/18
    橋下弁護士関連の騒動の「落とし所」を探る。|少なくとも僕は、原則よりなにより詳細を知ったことで弁護団擁護に傾きました。「えっ、そうだったの?」という感覚は、人の立場を変えるだけの力があると思います。そ
  • good2ndの日記 - 「現場の判断」で戦闘に与してもらっちゃ困る

    via: 情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊) 国民を騙すつもりだった?佐藤正久は議員として不適切、直ちに辞任せよ! 「自衛隊とオランダ軍が近くの地域で活動していたら、何らかの対応をやらなかったら、自衛隊に対する批判というものは、ものすごく出ると思います」(元イラク先遣隊長 佐藤正久・参院議員) 佐藤氏は、もしオランダ軍が攻撃を受ければ、「情報収集の名目で現場に駆けつけ、あえて巻き込まれる」という状況を作り出すことで、憲法に違反しない形で警護するつもりだったといいます。 言い方を変えれば、自衛隊が批判されるくらいなら、何でもいいから適当な口実を作って戦闘に与したほうがよい、ということでしょう。 この話、「仲間を助けに行くのがそんなに悪いことなのか?」と思われる向きもあるでしょう。しかしそれは、問題の設定が違うのではないでしょうか。 そもそもサマワは「非戦闘地域」ということで派遣

    good2ndの日記 - 「現場の判断」で戦闘に与してもらっちゃ困る
    ushiwatat
    ushiwatat 2007/08/13
    |少なくとも現在までの政府の見解では、集団的自衛権の行使は認められていません。その解釈のまま派遣したわけですから、当然「助けに行ってはいけない」という前提で行ってるんです。|