11月17日、中東はシリアの戦火が衰えを見せず、イラクでは過激派組織「イスラム国」の進撃が続くなど、不透明な情勢が続いている。写真はイスラム国に対抗する民兵組織。10月撮影(2014年 ロイター) [17日 ロイター] - このところ、中東については気が滅入りやすいことばかりだ。シリアでの戦火は衰えを見せず、イラクでは過激派組織「イスラム国」の進撃が続いている。一般市民の多くが難民となる中、シリアのアサド大統領は首都ダマスカスに身を隠し、オバマ米大統領より長く政権にとどまろうとしている。
![コラム:イスラム国との戦いで想定しうる「7つのシナリオ」](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/f32456a00278a01bf94f5a11429734c2834e4001/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fjp.reuters.com%2Fpf%2Fresources%2Fimages%2Freuters%2Freuters-default.webp%3Fd%3D204)
池内恵(いけうち さとし 東京大学准教授)が、中東情勢とイスラーム教やその思想について、日々少しずつ解説します。有用な情報源や、助けになる解説を見つけたらリンクを張って案内したり、これまでに書いてきた論文や著書の「さわり」の部分なども紹介したりしていきます。
池内恵(いけうち さとし 東京大学准教授)が、中東情勢とイスラーム教やその思想について、日々少しずつ解説します。有用な情報源や、助けになる解説を見つけたらリンクを張って案内したり、これまでに書いてきた論文や著書の「さわり」の部分なども紹介したりしていきます。
シリア反政府軍兵士のトルコでの訓練 2014年11月16日 21:34 トルコアメリカの外交政策 huryiet net は、米とトルコが最近シリアの穏健反政府軍に対する武器供与と訓練で合意したと報じています。 記事によると、双方の軍関係者がトルコ参謀本部で3度会合を重ね、基本的にトルコの Kırşehir地方のHirfanlı訓練センターで、自由シリア軍等2000名の所謂穏健反政府軍の訓練、武器供与を行うことに合意したと報じています。 センターではトルコメンを含む自由シリア軍に対する訓練が米軍も含めて行われ、武器弾薬及び訓練の費用は米国が負担する由・また訓練は12月末から始まる由。 但し、クルド人の民主統一党(PYD)も対象にするかで意見が分かれ、トルコ側は、彼らはPKKの下のテロ組織であるとして、これを拒否し、彼らの訓練はイラクのクルド地方で米軍によって行われることになた由。 又双方の
政府が2020年東京オリンピックに向け、訪日観光客の増加を目指していることもあって、今日本ではイスラム教徒の観光客に向けた対応が進んでいる。 ◆増える東南アジアのイスラム観光客 AFPによると、2013年にマレーシア、タイ、インドネシアへのビザ緩和もあり、インドネシアからの観光客は前年比37%増、マレーシアからは21%増となった。いずれもイスラム教徒の多い国である。 クアラルンプールから日本を訪れたあるグループは、日本でハラル(イスラム教で許可されている)の食事を得られるかわからなかったため、念のため朝食を持参でやってきたとのことだ。だが食事に関しては思いのほか不自由せず、ごはんと天ぷらの昼食を楽しむことができたという(AP)。 しかし、そんな中にも難点があった。1日5回礼拝をしなければならない彼らにとって、礼拝が出来る場所が足りないのだ。やむなく、セブン・イレブンの駐車場の裏で断行したこ
ついにハムドーがシリアを出た。ヨーロッパに出て、そこで難民申請をするらしい。 1週間程前にトルコにやっとの思いで出て来た。メルシンに行き、そこで悪名高い密航業者の内の一人に会ったという。「彼はイタリア行きの船に乗るのに、一人頭6500ドル(70万円程度)を要求してきた。」とハムドーは言う。私もこのくらいか、あるいはそれより高いくらいが相場だと聞いていた。 6500ドルは、法外に高い。しかも、彼らのところに来るようなシリア人は、シリアで生活が出来なくなり、やむなく外国に逃げようとしている人たちなのだ。しかし、なんとか新天地を見出したいシリア人の多くが、全財産をかき集めて、このような船に乗る。 しかし、こういった密航業者はヨーロッパ行きの船にシリア人を「乗せる」手配をしてはいるが、無事に目的地に着くかどうかは、彼らの知った事ではない。 定員の10倍もの人々を乗せた船が転覆したりするニュースが時
ネット上で激しい誹謗中傷を浴びせていた人種差別主義者の「ヨーデン」と名乗る男。その正体を突き止めた安田氏は、実際に彼の住む福島県いわき市へ向かった。一枚の写真からついに居所を特定し、たどりついたドアの前で緊張で筋肉をこわばらせながらインターフォンを押すが…。『ネットと愛国』著者の戦慄のルポ、後編。(前編はこちら http://gendai.ismedia.jp/articles/-/41046) 決め手となった1枚の写真 今年1月5日。この日も私はいわき市内で聞き込みを続けていた。だが、歩いても歩いても、彼の所在はわからない。人物像だけで住所を「当てる」ことは難しい。 しかもその段階において男が犯罪者であるという確信を持っていたわけでもないので、通常の事件取材とは違い、聞き込みするにあたっても最低限のプライバシー配慮をせざるを得ない。捜索は困難を極めた。 途方に暮れていた時、一通のメールが
外務省はこのほど、トルコの渡航情報の一部を引き上げた。イスラム国の勢力拡大に伴い、流入が増加しているシリアからの難民に紛れて、過激派が入国している可能性が考えられることを勘案したもの。 シリアと国境を接する各県のうち、ハタイ県、キリス県、ガジアンテプ県、シャンルウルファ県、マルディン県については、国境地帯を除く全域をそれぞれ「十分注意してください」から「渡航の是非を検討してください」に引き上げた。ハッカーリ県とシュルナク県の国境地帯を除く全域については、現在の「渡航の是非を検討してください」を継続。シリアおよびイラクとの国境地帯について発出している渡航延期勧告についても継続する。 そのほか、イスタンブール県および南東部9件になどに発出している注意喚起についても、それぞれ継続する。
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