東京都現代美術館(東京都江東区)で今月18日から開催されている企画展「おとなもこどもも考える ここはだれの場所?」で“騒動”になっていた現代美術家・会田誠氏一家が文部科学省を題材にした作品「檄」が、改変なく、そのまま最終日(10月12日)まで展示されることが決まった。31日、会田氏がツイッターで「会田家の作品は何の変更もなく展示が続けられることが決まりました」と報告。美術館サイドも「作品に手を加えることはなく、展示を続けます」と話した。 この日、会田氏と美術館サイドの話し合いが持たれ、作品に手を加えず、展示を続けることを確認し合った。 会田氏は妻で現代美術家の岡田裕子さん、長男の3人からなるユニット「会田家」として参加。「檄」は大きな白い垂れ幕に毛筆で「文部科学省に物申す」「もっと教師を増やせ」などと書かれ、文部科学省への不満を訴えている。 会田氏は美術館から撤去要請を受けたと主張し