「安倍総理は100点満点で30点、‘アベノミクス’(安倍政権の経済政策)は60点程度だ。 ところがアベノミクスも今まではまあまあだったが、今後が問題だ。 点数が下がらざるをえない。 今年上半期までに投入できる予算を操り上げて使ってしまったので、今後はもう使える金もない。 一方で消費は減っているのに消費税はまた上げなければならず、円安にもかかわらず輸出もむしろ減っている」 日本の外務省高官出身で外交・安保問題の専門家である孫崎享(71・写真)。『アメリカは東アジアをどのように支配したか(原題:戦後史の正体)』『日本の領土紛争(原題:日本の国境問題――尖閣・竹島・北方領土)』『保守の共謀者-日本安倍政権と言論の挟作(原題:日本を疑うニュースの論点)』などの著作で韓国でもよく知られた彼は、日本の輸出が増えないのは日本企業の生産拠点海外移転によるところが大きいと話した。 東北アジア歴史財団主催の講
モースル奪還作戦 2017年01月17日 11:45 イラクIS ・東モースルのおける戦いは、その大部分をイラク軍等が制圧した模様で、各地でISの掃討作戦が続いている模様です。 しかし、ISも激し抵抗をしていて、特に狙撃兵が頑強に抵抗していて、それ以外の兵員も体に自爆用の爆薬をつけ、抵抗も終わりかとなると自爆している由。 しかし、モースル大学では政府側がその70%を制圧したが、依然激しい戦闘が方々で続いているよし。 ・他方、イラク軍はティグリス川を渡河して、西モースルの攻略に取り掛かる準備を始めた由。 この目的のために、クウェイトから5個の移動橋梁(ポントーンブリッジというやつか)を、モースルの南まで自動車で運搬してきて、al qiyara 基地に搬入した由。 これらの橋はモースル空港の近くに建て、イラク軍、特に対テロ部隊が、ティグリス川を溶かして、川の右岸でISを攻撃する予定の由 (当然
デリゾルの激戦(シリア) 2017年01月17日 11:10 シリアIS シリア政府も含め、皆の耳目がアレッポの攻防から茨田渓谷の戦闘に集まていたときに、これまで1年間ほど比較的静かであった、IS包囲下のデリゾルで、ISが激しい攻撃を仕掛け、デリゾルの政府軍支配市街と空港の隔離を狙ったことは、昨日報告しましたが、al jazeera net は、その後も激しい戦闘が続いていて、空港への道路は完全にISに支配されていると報じています。 記事の要点は以下の通りですが、ロシア空軍にしろ政府軍にしろ、これまで基本的にISとの戦闘よりは、アレッポも含めシリア北部と西部での反政府軍の攻撃に主力を当ててきたことの影響が出ているのかもしれません。 またISとしてはモースルでの状況がますます厳しくなる中で、シリアとイラクの連絡を確保する意味でも、デリゾルの制圧は重要なのだろうと思います。 デリゾルにおける戦
<国内産業の空洞化阻止と保護貿易の主張を明確にしているトランプ新政権が、今後「円高ドル安」を促す可能性は高い。成長戦略の成果が出せないアベノミクスは方向転換を迫られている> 第2次安倍政権の経済政策「アベノミクス」が始まってから、ほぼ丸4年という年月が経過しました。この間、黒田総裁率いる日銀は目標インフレ率2%を達成するために流動性供給を継続してきました。また、その結果としての円安が実現し、株価も上昇しました。しかし肝心のインフレ目標は達成できていません。 そんな中、アベノミクスの評価をきちんと見定める時期に来ていると思います。どうしてインフレ率が目標に届かないのか、どうして景況感が好転しないのか、これらの理由について考察するということです。私はこの間、日本株が上昇することで、国内消費にプラスになる面はあるだろうし、少なくとも株が下がるよりは「まし」という考えから、アベノミクスを否定をする
佐藤優と北原みのりが安倍首相の慰安婦問題の対応を批判!「慰安婦は歴史問題じゃない、男の姿勢が問われている」 韓国・釜山の総領事館前に慰安婦問題を象徴する少女像が市民団体によって設置され、日本政府が駐韓大使の一時引き上げや日韓通貨スワップ協議の中断などの対抗措置を強行した件は、あらためて安倍首相の「お詫びと反省」とやらが口からでまかせであったかを浮き上がらせた。 2015年の日韓合意の際、岸田文雄外務大臣は「安倍晋三首相は日本国の首相として、改めて慰安婦としてあまたの苦痛を経験され心身にわたり癒やしがたい傷を負われた全ての方々に心からおわびと反省の気持ちを表明する」と語った。ほんとうに慰安婦とされた女性たちに負わせた心身の苦痛を思えば、少女像の設置にここまでヒステリックな反応などできるはずがない。 しかし、既報の通り、この安倍政権による異常な対抗措置に、テレビのコメンテーターたちは「当然のこ
(CNN) 米国のカーター国防長官は15日までに、過激派「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」の最高指導者アブバクル・バグダディ容疑者の最近の動向に触れ、潜伏場所をしきりに変えているが命運はもはや尽きており、排除は間近との見方を示した。 米の公共放送PBSとの会見で述べた。長官が同容疑者の末路についてこれほど断定的な表現で触れたのは異例。米国はISIS幹部に無人機攻撃などを仕掛け、抹殺を図っている。 カーター氏は同容疑者の余命は長くないのかとの質問に、「絶対に」と言明した。また、バグダディ容疑者の正確な居場所については「例え知っていたとしても明かさない」と返答。「彼はもう長くはない。あちこちに移動している」とも続けた。 ISISの動向に関する米政府の最新情報を知り得る立場にある米政府当局者は昨年末、CNNの取材に「過去数週間、同容疑者の一部の動きは把握している」と明かしていた。
パレスチナに関するパリ和平会議 2017年01月16日 09:48 中東紛争イスラエル パリで開かれていた、パレスチナ問題に関する国際会議(日本からは外務副大臣が参加)は15日最終コミュニケを採択したとのことで、アラビア語メディアでも(さすがに)al qods al arabi net は、非常に詳しく報道していますが、イスラエルも参加せず、y net news が「間違いのメッセージを、間違ったタイミングで、間違った場所から発した」と評している通り、イスラエルはその結果を完全に無視し、またトランプ新政権も無視するものと思われるので、このブログでは詳細等についてはフォローしないことにすます。 勿論、パレスチナ問題の平和的解決には2国間方式しかなく、全ての当事者がエルサレムや占領地の現状を一方的に変更することは控えるべきだとの、考えは基本的に正しく、またそれが圧倒的な国際的な声でもあるかと思
<ルーマニア革命から四半世紀。チャウシェスク時代の負の遺産は根深い。秩序が揺らぎ、混迷する社会で全てをかけて娘を守ろうとする父親が直面する現実...。クリスティアン・ムンジウ監督はカンヌ映画祭監督賞を受賞した> ルーマニア映画のニューウェーブを牽引するクリスティアン・ムンジウ監督の新作『エリザのために』は、カンヌ映画祭で監督賞に輝いた。ムンジウはこれまでにカンヌで、『4ヶ月、3週と2日』(07)がパルムドールに、『汚れなき祈り』(12)が女優賞&脚本賞に輝いているので、今回が3度目の受賞ということになる。 ルーマニア北西部の都市クルージュを舞台にしたこの新作では、両親と一人娘の三人家族の物語が、父親と娘の関係を中心に描かれる。映画は、医師である父親ロメオが、イギリス留学を控える娘エリザを車で学校に送っていく場面から始まる。ロメオは学校の手前で娘を降ろし、彼女は徒歩で学校に向かう。だが、その
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