リンク note(ノート) 「意思疎通できない殺人鬼」はどこにいるのか?|斎藤環(精神科医)|note 7月19日に公開された藤本タツキの漫画「ルックバック」は傑作だった。CSM以来の藤本ファンとしては、この作家の底知れない引き出しの多さに驚愕したし、予告されているCSM第二部への期待感がいやがうえにも高まった。とはいえ、私は自分がこの作品のほんとうの素晴らしさを理解できているとは思わない。本作は「漫画家についての漫画」であると同時に、これまでになく藤本の個人史を投影したとおぼしい作品だ。それゆえ、実際に漫画制作に関わった経験のある人ほど、その素晴らしさを深く理解できるであろう。 私は特に物語後半の「じゃあ 887 users 188 かせいさん @kasei_san note.com/tamakisaito/n/… 「現代の精神障害は全般的に軽症化傾向にある。派手な問題行動は減り、内省的