2008/09/04 なぜグーグルは独自のWebブラウザプロジェクトを始めたのだろうか? 9月3日に東京のグーグルジャパン本社で行われた記者会見と、@IT編集部で行った簡単なベンチマークテストの結果交えてファーストインプレッションをお伝えしたい。 なぜグーグルは独自Webブラウザを提供するのか 時差の関係で早朝に開始された会見には、同社シニアプロダクトマネージャーの及川卓也氏のほか、米グーグルでエンジニアリングディレクターを務めるリーナス・アプソン(Linus Upson)氏が米国西海岸からテレビ会議システムで参加した。アプソン氏はグーグルが独自Webブラウザを開発する目的は主に3つあるという。 1つ目は、ユーザーによりよいインターネット体験をもたらすため。2つ目は開発プラットフォームとしてのWebをより進化させるため。3つ目は、ChromeをOSSプロジェクトとして公開することで、ほかの
「ベンダに言われるがままで、まったく管理ができていなかった」。大手コンサルティングファームから、2005年に旅客業大手の国際自動車に転職した下山慶太氏(現在、同社取締役、公認会計士)は、国際自動車の情報システムの状況に心底驚いた。特に営業管理、人事・給与の基幹システムは、外部のシステム会社に運用・保守を全面的に委託していたため、ブラックボックス化していた。「帳票を1枚新たに作るのに1人月、100万円を当たり前に請求されていた」。社内にIT部門がなかったために、システム会社の言いなりになっていたのだ。 入社後、下山氏は国際自動車のITガバナンスを取り戻すことを決意した。ホストで動いていた基幹システムをオープン系で刷新することを決めた。情報システム部門も新設し、「自分のところで管理できるようにする」ことと、運用管理コストの削減を目指した。 プロジェクトが始まったのは2005年7月。コンサルティ
外食大手すかいらーくの創業家、横川端(ただし)氏ら3兄弟が同社の最高顧問を辞職していたことが3日、分かった。 8月の臨時株主総会で、横川家の三男で当時社長だった横川竟(きわむ)氏が業績不振を理由に解任された。その直後に創業家側から職を返上するとの申し出があり、受け入れた。秘書や事務所の提供をやめることになるという。 最高顧問職に就いていたのは、長男の端氏と次男の茅野亮(たすく)氏、四男の横川紀夫氏の3人。最高顧問職の返上で、創業一族の4兄弟が経営から完全に身を引くことになる。 4兄弟は2007年末現在で、すかいらーく株式0・48%を保有。今後も所有し続けるとみられる。
ペンシルベニア州フィラデルフィア(AP) 米ペンシルベニア州で葬儀場と火葬場を経営する兄弟が2日、運び込まれた遺体から皮膚や骨などを切り出し、売却していたことを認めた。窃盗や遺体損壊などの容疑で起訴されている2人は、少なくとも244人の遺体から皮膚などを盗んでいた。 事件の主犯格はニューヨークに本社を置く生体組織の販売企業経営者で、事件に関係する数人がすでに起訴され、有罪判決を受けている。しかし、遺体はペンシルベニア州だけではなく、ニューヨーク州やニュージャージー州など、近隣州からも集めており、被害がさらに拡大する可能性がある。 被告は、ルイス・ガーゾーン(66)とジェラルド・ガーゾーン(48)の兄弟。2004年2月から05年10月にかけ、経営する施設に運び込まれた244遺体から、遺族の許可をとらず、さらに医学検査も行わずに骨、腱(けん)、皮膚などを取り出していた。遺体の中には、取り出し基
ブエノスアイレス(AP) 南米アルゼンチンのクリスティナ・フェルナンデス・デ・キルチネル大統領は3日、アンデス山脈を通って隣国チリとアルゼンチンを結ぶ、全長23キロのトンネル建設計画を発表した。費用は30億ドル(約3240億円)。 アルゼンチン西部のメンドーサ州と、チリのロス・アンデス市を結ぶ予定で、チリのバチェレ大統領も計画を支持している。 既存のトンネルは高地にあり、冬季には雪のため通行止めとなる。 新たに建設されるトンネルは、標高2500メートルと、既存トンネルよりも800メートル低い位置に作られる予定。 アンデス山脈は南米大陸を縦断する、世界最大級の山脈で、標高6000メートルを超える高峰が存在することで知られる。隣国チリと、気候に関係なく通行できるトンネルは、両国の経済にとっても有益になる。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く