北朝鮮の内閣などの機関紙「民主朝鮮」は26日、東京で2日開かれた日本とカリブ海地域13カ国との外相会議で、日本が国連安全保障理事会常任理事国入りに向けた協力を要請したとして「身の程知らずな行為」と非難する論評を掲載した。 また「もし日本が常任理事国となるなら、さらに露骨に海外侵略の道に進むことは明白だ」と指摘、「日本はまず(植民地支配の)過去清算をすべきだ」と主張した。 論評は、当時の岡田克也外相も名指ししたが、現在の前原誠司外相には言及しなかった。北朝鮮メディアは26日現在、民主党代表選と菅直人政権の改造内閣について伝えておらず、論評も加えていない。(共同)