米メディアによると、11月2日に実施された米中間選挙は8日、接戦で結果が定まっていなかったニューヨーク州の下院1選挙区とミネソタ州知事選で共和党候補がそれぞれ敗北を認め、党勢が最終確定した。来年1月に始まる議会の新会期で下院(定数435)は共和党242、民主党193となる。全米50州の知事は共和29、民主20、無所属1。 改選前の下院の構成は民主党255、共和党178(欠員2)で、共和党が64議席を増やした計算。オバマ大統領を支える民主党にとっては、ルーズベルト政権当時の民主党が大恐慌後の不況を背景に71議席を失った1938年中間選挙に次ぐ歴史的大敗となった。 上院(同100)の新勢力は民主党系53、共和党系47となる。(共同)