【読売新聞】 時代も変わったものである。ワーグナーの主要10作品全部を、日本の劇場が13年かけて同じ指揮者で上演するとは。舞台はびわ湖ホール。指揮は芸術監督の沼尻竜典。本企画を締めくくる「ニュルンベルクのマイスタージンガー」を見た。
沼尻竜典プロデュースによるワーグナー主要10作品が「ニュルンベルクのマイスタージンガー」をもって完結。日本のオペラ史及び公共劇場史にとっても不滅の金字塔となった(2日、大津市のびわ湖ホール)。コロナ禍以後、びわ湖ホールはセミ・ステージ形式での公演を強いられてきた。特に第3幕の祝祭の場で視覚的な愉悦が高鳴る「マイスタージンガー」だが、綜合芸術としての完成度が損なわれることはなかった。ミニマムな舞
大津市のびわ湖ホールが3年前から公演してきた大作オペラの完結編が、新型コロナウイルスの影響で7日、観客を入れずに上演され、インターネット上で配信されました。 このオペラは、ドイツの作曲家、ワーグナーの「ニーベルングの指環」で、世界を支配する力を持った指輪をめぐる神話を題材にした作品です。 上演時間はあわせて15時間を超える4部構成の大作で、日本でも有数のオペラ劇場とされるびわ湖ホールが、3年前から1部ずつ公演してきました。 完結する予定だったことしは、新型コロナウイルスの影響で公演の中止が決まりましたが、ファンの期待は高く、びわ湖ホールは観客を入れずに上演して、ユーチューブで配信したものです。 完結編の「神々の黄昏」は指輪をめぐって愛を引き裂かれた男女を中心に話が進み、ホールにはオーケストラの荘厳な演奏と歌声が響き渡りました。 指揮者の沼尻竜典さんは「拍手が聞こえずふだんと感覚は違ったが、
新国立劇場が、オペラ芸術監督の飯守泰次郎のもとでシーズンの柱としてきたワーグナーの大作「ニーベルングの指環(ゆびわ)」。その完結編「神々の黄昏(たそがれ)」が上演された。今回は4作目で初めて、読売日本交響楽団が起用された。読響は2012年の二期会公演でも飯守指揮で「パルジファル」を好演している。そのときと同様、今回も指揮者との相性のよさを感じさせ、その正攻法の指揮に鋭敏に反応し、充実感のある輝
先週の第3幕/第4幕の動画に続いて、今週はヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト 《フィガロの結婚》 第1幕/第2幕(全曲)のイタリア語日本語対訳字幕付きYouTube動画を公開します。 動画はこちら → フィガロの結婚 対訳はこちら → フィガロの結婚 有名な「もう飛ぶまいぞこの蝶々」や「恋とはどんなものかしら」だけじゃない、どこを切っても生き生きとした音楽があふれだす奇蹟のようなオペラ。エーリヒ・クライバー指揮によるウィーン・フィルがありえない美しさ。この録音の約半年後、生誕200年を祝うモーツァルトの誕生日に、エーリヒは65歳で亡くなりました。せめてあと10年生きてくれれば……。 この音源は公開から50年以上が経過し、日本をはじめ著作隣接権保護期間を50年と定める国では、パブリックドメインとなっています。 先週の第3幕/第4幕の動画のようにHD画質で保存するためには、ふたつの幕を別
クリックして拡大する岡村喬生さん演出の修正版「蝶々夫人」のリハーサルの様子=4日、イタリアのトッレデルラーゴ(プッチーニ・フェスティバル財団提供・共同) 長崎を舞台にした作曲家プッチーニのオペラ「蝶々夫人」における日本文化への誤解などを直した、日本人声楽家の岡村喬生さん演出による「修正版」が6日夜、イタリア中部トッレデルラーゴで開かれたプッチーニ・フェスティバルの野外劇場で上演され、詰め掛けた約2500人のファンを堪能させた。 岡村さんによると、これまで海外の公演では蝶々夫人のおじの僧侶がちょんまげ姿だったり、着物の襟の合わせが逆だったりすることがあった。このような誤りを正した上で、登場人物が座敷に上がるときには履物を脱いでそろえるなど、細部にわたり正しい日本文化の演出にこだわった。 岡村さんは「日本人役は日本人歌手に、外国人役は外国人歌手に極力演じさせるようにした」と話す。せりふに登場す
オーストリア・ウィーン(Vienna)の歌劇場で「アンナ・ボレーナ(Anna Bolena)」のリハーサルを行うソプラノ歌手アンナ・ネトレプコ(Anna Netrebko、2011年3月29日撮影)。(c)AFP/MICHAEL POEHN 【6月1日 AFP】6月4日から始まるメトロポリタン・オペラ(Metropolitan Opera)の日本公演に出演予定だった主要キャスト2人が、原発事故への懸念を理由に急きょ降板した。同歌劇場のピーター・ゲルブ(Peter Gelb)総裁が5月31日、都内で会見を開き、発表した。 来日を取りやめたのは、ロシア出身のソプラノ歌手アンナ・ネトレプコ(Anna Netrebko)とマルタ出身のテノール歌手ジョセフ・カレーヤ(Joseph Calleja)の2人。同歌劇場は前週末、代役の手配に追われたという。 メトロポリタン・オペラの日本公演は7度目で、今回
Title page of the Bibliothèque nationale de France copy of the first published edition of the play, 1793 The Guilty Mother (French: La Mère coupable), subtitled The Other Tartuffe, is the third play of the Figaro trilogy by Pierre Beaumarchais; its predecessors were The Barber of Seville and The Marriage of Figaro.[1] This was the author's last play. It is rarely revived.[citation needed] Like the
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