ファイル共有ソフトなどで違法配信されている映像や音楽を違法と知りながらダウンロードする行為を禁止する「ダウンロード違法化」の措置が2010年1月1日に施行された改正著作権法に盛り込まれたのに合わせて、警察庁がファイル共有ソフトを利用したネットワークを常時監視するシステムを本格稼働させたことが2月に明らかになりましたが、システムによる情報を元に、ついに全国初となる逮捕者が出ました。 詳細は以下から。 京都府警、映画違法配信容疑で逮捕ファイル共有ソフト使いネットに :京都新聞 映画違法配信疑いで逮捕 観測システム使い全国初 - 47NEWS(よんななニュース) 時事ドットコム:共有ソフトで洋画配信=62歳男逮捕、監視システムで初-京都府警 これらの報道によると、京都府警はファイル共有ソフト「Share」を用いて映画「Avatar(アバター)」や「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」を不特定
十勝毎日新聞社(帯広市)は9日、7日付紙面に掲載した一般公募の短編小説が盗作だったとしておわびを掲載した。 同社によると、問題になったのは、市内の無職男性(78)が「お伽噺(とぎばなし)」と題し、同社の文芸作品コンクール「新年文芸」に応募した作品。社外の選考者1人が計9作品の中から佳作に選び、紙面に掲載された。しかし、社内の指摘で、向田邦子さんの短編集「父の詫(わ)び状」に収められた「あだ桜」の前半部分の大半を丸写しした内容であることが分かった。男性は盗作を認め、同社は佳作を取り消した。 男性は「素晴らしい文章だったので多くの人に知ってもらいたかった。もう応募はしない」と話しているという。同社社長室は「今後はチェック態勢を強化したい」とコメントした。【田中裕之】 【関連ニュース】 弁護士のくず:連載差し止め仮処分申請の弁護士、小学館と漫画作者提訴へ 盗用問題 弁護士のくず:漫画家
P2PアプリケーションのShareazaをホスティングしていることで、SourceForge.netを運営するSourceForge Incがフランスのレコードレーベル団体「Societe civile des Producteurs de Phonogrammes en France (SPPF)」に訴えられたようです(The Registerの記事、TorrentFreakの記事)。訴訟理由は、フランスの著作権法(DADVSI)が禁じる「著作物の違法配布を目的とするソフトウェアを利用可能な状態にしたこと」。 今回SPPFは、LimeWire、Morpheus、Vuze、Shareazaの4つのアプリケーションを対象に訴えを起こしていますが、他の3つと異なりShareazaはコミュニティ開発で開発元企業が存在しないため、ホスティング先のSourceForge.netが標的とされた模様です
米トヨタの弁護士が、PC壁紙サイトDesktop Nexusにアップロードされている壁紙は著作権を侵害しているとして、サイトからの削除を要求している(TorrentFreak・本家/.)。 トヨタが削除を要求しているのはマーケティング用写真など同社が明確に著作権を保持しているものだけでなく、トヨタ/レクサス/サイオンの車両を扱っている壁紙全て。サイト主催者のHarry Maugans氏が説明を求めたところ、トヨタの車両を扱っている全ての壁紙(誰が著作権保持者かに関わらず)を削除するよう求められ、また該当する壁紙の特定を同社に要求した場合、かかる人件費などの費用は全てDesktop Nexusに請求すると説明されたという。 とはいえトヨタも慎重な姿勢をとっており、この要求はDMCA(デジタルミレニアム著作権法)に基づく削除手続きという形はとられていない。DMCAに基づく手続きを取り、万が一法
JASRACも変わっていた最中だった ── 事情を聞いていると、公取に検査されても仕方がない気がしますが…… 津田 難しいところですね。単に包括契約だけが問題だったとすれば、ちょっと理解しにくいところもあります。事業収入の1.5%という割安な料金を払えば楽曲がかけ放題になるという契約で一番恩恵を受けてきたのは、JASRACではなく放送局ですから。 包括契約の場合、従来、放送局は放送でかけた楽曲を全曲JASRACに報告してこなかったんですよ。一年のうち、何週か期間を決めて報告すればよかった。このため、「放送で自分の楽曲が流れているのに、JASRACから利用料が入ってこない」と不満を言うアーティストもいました。 でも、放送局としてはいちいちBGMなども含めた楽曲を全曲報告するのは手間もコストもかかりますから、JASRACからの「全曲報告してくれ」という要請をのらりくらりかわしてきたような歴史が
【解説】JASRAC 国内では最大規模の音楽著作権管理団体。作詞者、作曲者、音楽出版社から著作権の管理を委託され、楽曲が演奏/放送/録音/カラオケ/ネット配信などで使われた際に利用料を回収して、権利者に分配するという業務を行なっている。 定率で「かけ放題」になる包括契約 ── 立ち入り検査を受けた原因は何でしょうか? 津田 今回問題になったのは、テレビ局などと結んでいる「包括契約」という契約形態です。 これは、JASRACが著作権を管理しているすべての曲の放送を一括して認めるというもので、実際に使用した回数とは関係なく、各放送局の事業収入の1.5%を徴収する内容です。つまり、放送局にとっては、定率料金を払うことでJASRACの管理楽曲が「かけ放題」になるということです。 放送局にとっては、JASRACの管理している曲を流していれば、包括契約で支払う以上のお金を払わなくていいわけです。逆にい
Winnyでの逮捕者は今までも何回かあったのですが、ついにWinnyよりも匿名性が高いとされていたファイル共有ソフト「Share」の利用者が逮捕されました。 しかも、今回逮捕されたのはいわゆる「神」「職人」と呼ばれていた一次放流者ばかりです。 詳細は以下から。 時事ドットコム:「シェア」利用者を初逮捕=アニメ無断配布、著作権法違反-京都府警 「シェア」悪用、3人逮捕へ 京都府警全国初 著作権侵害疑い 河北新報ニュース 「シェア」でアニメ配信 容疑の3人逮捕、全国初 「Share」を使った公衆送信権侵害を初摘発 今回逮捕されたのは広島県東広島市の近畿大学の学生21歳、神奈川県川崎市の会社員34歳、東京都日野市の会社員41歳の計3人。「コードギアス反逆のルルーシュR2」「機動戦士ガンダム00」などのサンライズ作品をShareを使って公開していた模様。 それぞれの詳細なプロフィールは以下のように
驚きのニュースが読売新聞より。JASRACが著作権管理事業の新規参入を阻害するような契約を放送局との間で結んでいたとの疑いで、公取委がJASRACに立ち入り検査をしたそうです。いまになって公取委が動くとは予想外でした。 日経の記事によれば、JASRACは、放送事業者との間で、音楽放送事業の収入の1.5%を支払えば、JASRAC管理楽曲を自由に使うことを認める 包括徴収契約を締結していたが、この契約ではJASRAC管理楽曲は定額で使い放題となるものの、 JASRAC以外の著作権管理事業者の場合には新たに使用料支払いが生じる形となるとのことで、 これが新規事業者の著作権管理市場への参入を不当に締め出したと見られているとのことである。 確かに、音楽放送での収入の1.5%という感覚は、全ての楽曲がJASRAC管理下にあるという前提なら成り立つのでしょうね。
Gaiaプロジェクトは25日、Google Earth風の3D地図表示ソフト「Gaia」の公開を中断した。Webサイト上では利用者に対し、これまでダウンロードしたソースコードやバイナリ、地図画像のキャッシュファイルなど、Gaiaプロジェクトに関連する一切のファイルを削除するよう呼びかけている。 同プロジェクトが開発を進める「Gaia」は、Googleの3D地図表示ソフト「Google Earth」をリバースエンジニアリングして解析、同等の機能をGNU GPL 2準拠のオープンソースソフトウェアとして提供するもの。開発は2006年5月にスタート、11月10日にリリースされたバージョン0.1.0では、GPSクライアント機能のサポートにより現在位置を表示可能になったほか、アスペクト比を調整した地球の平坦な画像を表示する段階まで開発が進められていた。 GaiaプロジェクトのWebサイトに掲載された
cidy曰く、"PukiWikiのtrackbackプラグインで使用される"skin/trackback.js"に、ライセンス上の問題があるとPukiWiki-announce及びトップページで報じられています。 詳細については BugTrack2/62 をご覧下さい。 対象となるのは PukiWiki 1.4 から PukiWiki 1.4.7 までのバージョンで、上記のファイルを削除するか、PukiWiki 1.4.7_notbを適用することとなっています。 また、PukiWikiから派生されているWikiについても同様の対応を求めています。 このファイルはSix ApartのMovableTypeに含まれているものの単純コピーでした。剽窃であるとともに、PukiWikiはGPL'dでかつMovableTypeはオープンソースではないため、ライセンス上の問題が生じます。利用者の方、配布
ここ数日、2ちゃんねるのスレッドを取り上げるブログが相次いで閉鎖している。 こうしたスレ紹介系ブログは、2ちゃんねるの雑多な情報から面白いスレッドを再構築して掲載しているケースが多い。複数の掲示板で構成されている巨大な2ちゃんねるに直接アクセスせずとも情報を得られることから人気も高く、商用サイト並みのアクセスがあるブログもある。一部のスレ紹介系ブログでは、一説によると月額300万円にも上るというアフィリエイトによる収益を得ていたという。 今回スレ紹介系ブログが相次いで閉鎖しているのは、2ちゃんねるの利用者、いわゆる“住人”たちからの厳しい反発があったからだ。 そもそも、2ちゃんねるは利用者たちがスレッドを立て、レスをつなげ、それがコンテンツになっている。今流行のCGM(Consumer Generated Media)の先駆けのようなものだ。2ちゃんねる利用者から見れば、スレ紹介系ブログは
以下引用。 違法コピー率の算出方法 違法コピー率の算出は、「該当年度ソフトウェア違法コピー数」を「該当年度にインストールされたソフトウェア総数」で割った百分率として算出しています。上記、違法コピー数は、「当該年度に稼動しているPCにインストールされたソフトウェア総数」と、「該当年度に正規に出荷されたソフトウェアの本数」との差によって求められます。 違法コピー率って本当に大まかであれ正しい値を示せているのでしょうか? 分母にあたる「インストールされたソフトウェア総数」についてはそれぞれのPCを1台ずつ調べあげてみなければわかりませんし、何よりも分子になる「出荷されたソフトウエア数」の範囲内にあるソフトなのかどうかを検証する作業(GPLやBSDL、その他フリーソフトウエア類を取り除く作業)が必要になります。 いっぽう分子についてはパッケージ販売はともかくダウンロード販売やライセンス販売がありま
著作権侵害についての裁判があります。 著作権を主張している原告が、裁判長から言われて13の局面について裁判所に提出しました。 私も目を通しましたが、これで侵害というのは心外です。 駒の使い方のテスト問題や解説文が問題とのこと。 私は法律のことは良く分りませんが、これ等の局面は誰にも著作権はないのではないかと考えております。 解説も含めてですが、やっぱり私側は4000万円用意しなければならない落ち度があったんでしょうか。 原告は棋泉なる会社です。私が契約していた株式会社は「駒音コーポレーション」です。 当時の役員、出資者と「棋泉」の現役員の中には私の友人、知人が多くいます。棋士もいれば出版社の人も居る。関係者が集まって何か良い知恵を出してもらいたいものです。株式会社である以上は、議事録や決議くらいはあるでしょう。 尚、前作品の廃棄につきましては、毎日コミュニケーションの販売契
人気漫画を違法ネット公開したとして著作権法違反の罪に問われていた「464.jp」運営者ら3人に対する判決公判が5月17日、福岡地裁であり、主犯格の東京都大田区のネット喫茶経営の男(52)を懲役2年執行猶予3年とするなど、それぞれ有罪判決が言い渡された。 3人は、「こちら葛飾区亀有公園前派出所」「MONSTER」「ラブひな」など9作品のデータを権利者に無断でネット公開していたとして、今年2月に福岡県警が逮捕した。
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