恐竜の着ぐるみをまとった人たちが、雪の上を走って順位を競うイベントが、青森県弘前市で開かれました。 このイベントは冬の寒い時期にレースを開催して地域を盛り上げようと行われ、弘前市だけでなく東京や宮城などから、自前の恐竜の着ぐるみを持参したおよそ100人が参加しました。 レースは、小学生の「幼獣の部」や、中学生から30代までの「ヤング成獣の部」など、6つの部門に分かれて行われました。 参加した人たちは体操をして体をほぐしたあとレースに臨み、公園の雪の上に設けられた50メートルのコースを駆け抜けました。 中には、雪に足を取られて転倒する姿も見られました。 参加した30代の男性は「恐竜の姿で走れるのは、とてもいい気分で楽しかったです」と話していました。 また50代の男性は「初めて恐竜の姿になりました。足元がぬかるんで転んでしまったので、またレースがあったら次は頑張りたい」と話していました。