先日,翻訳書を上梓しました。 これに伴って,出版社のFacebookページに寄稿したのですが,転載の許可をもらいましたので私のブログからも情報発信したいと思います。 この度、J.Kruschke著の「Doing Bayesian Data Analysis, Second Edition: A Tutorial with R, JAGS, and Stan」翻訳書を出版する機会をいただき、2年弱の長期にわたる作業になってしまったが、無事に出版の運びとなったことを心から嬉しく思う。仕事が終わった!という嬉しさではなく、この本によって統計やデータサイエンスに関わるより多くの人に、ベイズの素晴らしさとわかりやすさを伝えることができ、伝統的な方法論から新しい世界へご案内できることの嬉しさ、である。 「これからはベイズ統計学だ」と言う話を耳にするようになり、行動計量系の学会で「まあメトリシャンの半数