JR東日本は12月19日、首都圏の一部の駅に「駅遠隔操作システム」を導入すると発表した。2014年2月2日以降、18駅に順次導入する。 同社が導入する駅遠隔操作システムは、自動券売機や自動改札機、自動精算機の操作や監視を遠隔操作できるようにするもの。本来は改札口の駅員が操作する有人改札ドアの開閉も遠隔操作できるようにする。 システム稼働中は改札口の係員がいなくなるため、券売機・改札口・精算機付近にインターホンを設置して利用者からの問い合わせに対応する。このうち精算機付近のインターホンには券面確認台も設置し、担当係員が切符の券面を確認しながら案内できるようにする。 田端駅南口と大久保駅南口、東京駅丸の内地下南口、王子駅南口は、このシステムの導入により営業時間が初列車から終列車までに拡大する。片倉・相原・東所沢各駅は早朝に駅員が不在となっているが、システム導入後はインターホンを通じた利用者への