ルワンダとコンゴ民主共和国にまたがるキブ湖。そのユニークな地質的特徴により、湖深くに膨大な量の二酸化炭素とメタンガスが蓄積しており、湖岸に住む数百万人の命を危険にさらしている。(PHOTOGRAPH BY ROBIN HAMMOND, NAT GEO IMAGE COLLECTION) ルワンダとコンゴ民主共和国にまたがる緑豊かな渓谷にあるキブ湖は、見事な崖に囲まれている。湖上では漁師たちが小舟を浮かべ、歌に合わせて櫂(かい)を揃えて漕ぎながら、その日の食料を捕っている。だが、湖の深部は、そんなのどかさとは無縁の世界だ。 キブ湖は地質学的に特異な多層湖で、深い層は蓄積した二酸化炭素とメタンで飽和状態にある。このような湖は世界に3つしかない。残りの2つはカメルーンのニオス湖とマヌン湖で、どちらも過去50年の間に湖水爆発を起こして致死的なガスの雲を噴き上げ、人間や動物を窒息死させた。 1986
憑かれた大学隠棲:再稼働リプレイスに一俵 @lm700j そういえば川の長さが直線距離のπ倍って話だけど、ググってみるとπ/2と記述してるサイトもある。学校での円周率の授業での資料なので、“ガセビア”は載せられないのであろう。
C. A. ドリスコル(オックスフォード大学/米国立がん研究所) J. クラットン=ブロック(大英自然史博物館) A. C. キチナー(スコットランド国立博物館) S. J. オブライエン(米国立がん研究所) ネコ(イエネコ)の魅力は,クールでいて人懐こい性格,かわいらしい顔立ち,しなやかな体型……など,いくらでもありそうだ。ところが,人間の生活の役に立っているかと言われると,そうとは言い難い。人間がほかの有用な動物を家畜として飼いならしてきた理由は理解できても,ネコをペットにした理由については首をかしげてしまう。どうしてネコは私たち人間と生活をともにするようになったのだろうか。 ネコをペットとして最初に飼い始めたのは,約3600年前の古代エジプト人だったというのが長い間研究者の通説だった。確かにエジプトには人間とネコとの深い関係を示す証拠がたくさんある。絵画にネコが頻繁に描かれているだけ
グリグリ動かせるよ! 7億5000万年前までさかのぼって地球を見られる大陸移動シミュレーター2019.06.23 15:0047,892 岡本玄介 作ったのがGoogleの元エンジニアだけあって、Google Earthそっくり。 2億4000万年前、地球には「パンゲア」と呼ばれるひとつの大陸しかなく、そこから徐々に地殻変動で大陸が7つに分かれて行った、といわれています。ですがそういわれても、なかなかイメージ出来ませんよね。 そこで、もとGoogle(グーグル)のエンジニアで、現在はカリフォルニア州マウンテンヴューの小惑星データベースAsterankに勤務しているイアン・ウェブスターさんが、Google Earthそっくりな古代の地球をグリグリ動かせるシミュレーター、「Ancient Earth Globe」を作りました。 IFLSCIENCE!によりますと、これは今現在から、7億5000
西オーストラリア州、パーヌルル国立公園の航空写真。海の底から、この広大な風景まで、今日の世界はプレート運動によって形づくられた。しかし、プレート運動が始まった時期や、歳月とともにどのように変化していったかについては、いまだに激しい論争が繰り広げられている。(PHOTOGRAPH BY MICHAEL MELFORD) 地球の地殻はジグソーパズルのピースのようなプレートに分かれていて、常に動いている。私たちはふだん気づかないが、プレート同士はたえず衝突したり、一方が他方の下に沈み込んだり、互いに遠ざかったりして、山脈や火山や海嶺を形成している。 しかし、地球の歴史の中で、プレート運動は常に起きていたわけではない。それがいつ始まり、どう変化してきたかについては、今でも激しい論争がある。(参考記事:「新しい火山形成のメカニズムを発見、バミューダ島」) このプレート運動の謎に関して、6月5日付けで
コンクリーションと呼ばれる、ボールのように丸く固まる独特の形をした石のうち、直径1メートルを超える国内最大級の石が、7日から宮崎市で公開されています。 長く建設会社の社長が自宅で保管してきましたが、名古屋大学博物館の吉田英一教授が調べた結果、去年5月、コンクリーションと呼ばれるボールのように丸く固まる独特の形をした石の中で、国内最大級の大きさとわかりました。 コンクリーションは、アンモナイトなど死んで腐敗した生き物の体から出た酸と、海中のカルシウムが反応して丸く固っていくもので、多くは人のこぶしほどの大きさです。 吉田教授は公開されている石について、「体長が1メートルを超える大きな生き物が死んだあと、コンクリーションになっていったのではないか」と話しています。 石を保管していた開地健一さんは「恐竜の卵の化石かもしれないと思い自宅に持ち帰っていました。すごい石だとわかり驚きました」と話してい
この節は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。 出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方) 出典検索?: "クラカタウ" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL (2016年7月) 「クラカタウ (Krakatau)」と「クラカトア (Krakatoa)」の2種類の呼び名があるが、インドネシアでの名称はクラカタウが一般的である。 クラカトアの出所については1883年に噴火したときに、イギリスのメディアが誤ってクラカトアとしたという説がある。 「クラカタウ」という名が残っている最古の記録は、1658年にスンダ海峡を通過したオランダ人による物であるとされる。語源は諸説あり定まっていない。 およそ6万年前まで、この海域には「古クラカタウ」ともい
最後の爆発的な噴火の音は4830キロメートル(3000マイル)先まで届き、少なくとも3万6417人の死者を出した。2000トンの硫黄が大気圏を取り巻き、火山の冬を引き起こし、5年の間世界中の気温を 1.2 °C (2.2 °F) 低下させた。 1883年のクラカタウの噴火(1883ねんのクラカタウのふんか、1883 eruption of Krakatoa)では、インドネシアのジャワ島とスマトラ島の間、スンダ海峡に位置するクラカタウ(クラカトアとも)で1883年に発生した[2]一連の火山活動、および当時の周辺地域の状況について解説する。 なお、本稿では特に注記がない限りクラカタウ時間を使用する。 概要[編集] クラカタウは、1680年以降およそ200年間は活動を休止していたが1883年から1884年にかけて大爆発を起こした。一連の特に激しい噴火は1883年8月26日の正午に始まり、この噴火
ドーバー海峡形成以前の氷河期に英国とフランスをつないでいた地峡を描いた想像図。ネイチャー・パブリッシング公開(2017年4月3日提供)。(c)AFP/NATURE PUBLISHING/IMPERIAL COLLEGE LONDON/CHASE STONE 【4月5日 AFP】(画像追加)50万年近く前、現在の英国と欧州大陸をつないでいた地稜が幅数十キロにわたる巨大な滝によって崩壊し、巨大洪水でイギリス海峡(English Channel)がくりぬかれ、陸続きではない英国の島が形成されたとの研究論文が4日、発表された。 地質学者の国際研究チームは、同業の専門家らを100年余り悩ませ続けてきた難問に今回の研究でついに答えを出したと主張している。 研究チームが着目したのは約45万年前の氷河期だ。この時代には、北半球の大半が分厚い氷河に覆われ、海水位は現在よりはるかに低かった。 この時代に関する
おはようございます! 民宿美味し宿かどやのGakuです。 今日はガイド講習会からのこぼれ話を一つ。 山陰海岸を語る際、地形的に必ず出てくる言葉が「リアス式海岸」です。 入り組んだ地形が「北前船」の港を作った 日本海側って海が北側にあります。 その為、北風のシーズン冬になると海が荒れやすくなります。 これからは南風の日が多く、ベストシーズンです。 では、港は全て北に面しているか? そこで登場するのがリアス式海岸です。 入り組んだ地形は全ての港が北に面している訳ではない状況を作っています。 香住海岸(グーグルマップより) 柴山漁港が天然の良好と言われているのがわかると思います。 奥まったところに港があるため、海が荒れても影響は受けません。 私の住んでいる佐津集落は厳密にみると海は北ではなく北東。 海が最も荒れやすい北西の風に強い 今子浦は北には黒島が北風をブロック。西に開いているため、西側から
オーストラリアは今、ぴったり地図どおりの位置にはない。米ニューヨーク・タイムズ紙によると、オーストラリア大陸は、前回、1994年にGPSの座標を補正した位置から約1.5メートルずれているという。(参考記事:「ゴンドワナの名残か、インド洋で発見」) 地球の大陸はいずれもプレートに乗って少しずつ移動している。オーストラリアが乗っているプレートのスピードは比較的速く、北に向かって、わずかに時計回りに回転しながら、年に約7センチ動いている。ちなみに北アメリカプレートは年に約2.5センチほどしか動かないが、太平洋プレートは年に7.5センチから10センチ移動している。(参考記事:「マントルから初の直接サンプル採取へ」) その結果、「あまり動かない国もあります」とナショナル ジオグラフィックの地図ディレクター、ダミアン・サンダー氏は語る。「大陸は長い時間をかけて大きく移動していくので、GPS座標に使う地
木星の大赤斑として知られる嵐の渦は、高層大気に熱を伝えているようだ。(PHOTOGRAPH BY NASA) 木星表面に見える「大赤斑」の正体は、太陽系最大の嵐によって生じる渦だ。この渦の上空の大気は1300℃以上の高温になっていて、地球上で最も高温である溶岩よりも熱いことが判明した。(参考記事:「もっと精細な木星の大赤斑画像を見る」) 研究を行った米ボストン大学のジェームズ・オドナヒュー氏によると、木星の高層大気のなかで、大赤斑上空が最も高温であるという。同氏らがこのほど科学誌『ネイチャー』に発表した論文では、激しい嵐によって発生した音波が上空に伝わり、大気を加熱しているのではないかと推測している。(参考記事:「木星の“眼”、ハッブルが撮影」) 今回の観測結果は、長年にわたって惑星科学者たちを悩ませてきた問題の解決に役立つ可能性がある。 木星以遠の惑星の大気の温度が、太陽光による加熱だけ
例年なら5月までには発生する台風が今年は6月10日になっても発生していない。1998年以来で、観測史上4番目の遅さ。台風が生まれるフィリピン近海に高気圧が張り出しているためだ。 台風は年平均で25.6個発生し、4月は0.6個、5月は1.1個と、例年は複数発生している。昨年は12カ月連続で発生したが、今年は発生がいまだにゼロだ。過去に発生が遅かったのは98年7月9日、73年7月2日、83年6月25日。今年は52年6月10日午前3時の記録を更新した。 気象庁によると1号の発生がずれ込んだ年の大半が、エルニーニョ現象がピークを迎えた翌年だった。現在、2014年に発生した同現象は終息したが、インド洋の海面水温が依然として高く積乱雲の発生が活発化。一方、フィリピン近海が高気圧に覆われ、積乱雲の発生が不活発で台風ができにくい。同庁は「熱帯の大気循環が変化している」(予報課)と説明する。 発生が遅
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