フルエキスパンダーサイクルの模式図。ノズルと燃焼室から熱を受け取った推進剤でターボポンプを駆動する。 エキスパンダーサイクル(英: expander cycle)とは二液推進系ロケットエンジンの動作サイクルの1つである。燃料蒸気を作用気体としてターボポンプを駆動し、液体燃料と酸化剤を燃焼室に送りロケットの推進を実現する、蒸気機関と内燃機関の複合サイクルエンジンである。 燃焼前の液体燃料の一部、又は全部を高温の燃焼室やノズルの周囲へ循環して、冷却すると共に熱交換で気化した燃料でターボポンプを駆動する。このターボポンプ駆動により、燃料と酸化剤は昇圧されエンジンの燃焼室へ送られる。また、後述のフルエキスパンダーサイクルの場合ターボポンプを駆動させた燃料蒸気も燃焼室に送られる。エキスパンダーサイクルのエンジンでは、熱交換によるガス化が必要なため、液体水素や液化メタンのように沸点が低く、容易に気化す
「心神」という非公式愛称を持つ先進技術実証機X-2が2016年4月、初飛行に成功しました。「純国産ステルス戦闘機」への第一歩と見る向きもありますが、国産は困難なのが現実。ではこのX-2、何を目指しているのでしょうか。 様々な部品を流用して生まれたX-2 2016年4月22日(金)の午前、防衛省技術研究本部および三菱重工が開発した先進技術実証機X-2が、航空自衛隊の小牧基地(愛知県)において初飛行しました。今後、次世代の戦闘機に必要とみられる各種技術を実証する飛行試験が行われます。 小牧基地を離陸するX-2。26分後に岐阜基地へ着陸し、初飛行を成功裏に終えた(写真提供:スカルショット)。 かねてより「心神」の非公式愛称で知られるX-2。その形状から日本初の「国産ステルス戦闘機」と報じられることもありますが、本機はあくまでも純粋な実験機です。脚部は三菱T-2練習機のもの、キャノピー(風防ガラス
革新的なセットアップ ルノーとフェラーリのパワーユニットでは、コンプレッサーとタービンは並べて設置されているが、メルセデスは、2015年仕様のPU106Bについても当初の分割ターボ・セットアップを維持した。ふたつの部品は通常に比べ、互いにかなり離して設置されている。したがって、両部品を接続するシャフトは必然的に長くなり、エンジンのV字部分を通るが、そこには偶然MGU-Hが設置されている。 上の写真からわかるように、コンプレッサーはパワーユニットの前に、タービンのシャフトはパワーユニットの後ろに設置されている。潜望鏡スタイルの吸気口は、エンジンの前に向かって下がり、コンプレッサーに空気を供給する。この設置のため、メルセデスのエンジニアはV6を納めるスペースをつくるために、オイルタンクをくりぬかなくてはならなかった。ちなみに、同じく分割ターボ設計を採用したホンダは、オイルタンクの後ろに吸気シス
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