毎年、年末が近づいてくると注目を集める話題の一つに「流行語大賞」がある。今年の候補の一つに「GAFA」という用語が挙げられた。グーグル(G)、アップル(A)、フェイスブック(F)、アマゾン(A)という、米国発の巨大IT企業4社の頭文字を取って表現したこの言葉も、今年に入ってすっかり定着したといえる。 これら4社の時価総額合計は、11月2日の終値で2兆9700億ドル(約320兆円)にも上る。これは、イギリスやインドのGDPをも上回る。また、4社の2017年度の売上高合計は5587億ドル(約62兆円)でこちらは台湾やスウェーデン、ベルギーのGDPを上回る金額だ。 2018年7~9月期における各社の業績はいずれも素晴らしいものだった。業績は以下のとおりだ。 ・グーグルの持ち株会社であるアルファベット 売上高337億ドル(前年同期比21%増) 純利益91億ドル(同36%増) ・アップル 売上高62
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