Innovative Tech: このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 米マサチューセッツ大学アマースト校の研究チームが開発した「ShaZam: Charge-Free Wearable Devices via Intra-Body Power Transfer from Everyday Objects」は、キーボードに触ってタイピングした際に自動でスマートウォッチのバッテリーを充電する身体内電力伝送(Intra-Body Power Transfer: IBPT)を使ったユビキタス充電システムだ。自動車のハンドルを握った際に充電されるシナリオも構築した。 ウェアラブルデバイスが普及しつつある昨今、充電方法には革新的な解決策がまだない。特に、日常生活において
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