皆様、新年おめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。 スーパーコンピューターの系譜は少し休憩させていただいて、その間に主要な製品ロードマップのアップデートをお届けする。今回はインテルのCPU編である。前回は8月だったので4ヵ月ぶりになるが、実はあまり情報そのものは変わっていない。 Skylakeは動作周波数を上げるために パイプライン段数を増やした可能性アリ まずはCore i7 Extremeからになるが、これに先立って少しSkylakeコアの話をしたい。前回、HaswellとBroadwellコアを比較した上で、現在のインテルの14nmプロセス、つまりP1272はSoC向けで、動作周波数が低いところでの消費電力は下がるが、その反面高速動作をさせにくい(急激に消費電力があがる)という話をした。 この際に、高速動作向けのP1273が登場すれば動作周波数が上げられるだろう、と予測
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