![【大原雄介の半導体業界こぼれ話】 Raspberry Piに取って代わられた「Mbed」の終焉と、「PIC64」によるRISC-Vの夜明け](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/25e69c23616f09fa0f394328f6caab0789a32f80/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fpc.watch.impress.co.jp%2Fimg%2Fpcw%2Flist%2F1608%2F494%2FPhoto01.jpg)
筆者であるアムイ 代表取締役の山田浩貢氏は、これまでもMONOistで中小製造業でも実践可能な工場を中心としたIoT(モノのインターネット)活用をテーマとする解説記事を多数執筆してきました。今回から始まる新たな連載のテーマは、「あらためて取り組む中小製造業のIoT活用」です。(MONOist編集部) 1.本連載の狙い IoTが日本で知られるようになったのは2015年ごろであり、2024年となった現在までに約10年が経過していることになります。途中、2020~2022年の約3年間は新型コロナウィルス感染症(COVID-19)のまん延のため、製造現場に外部業者の立ち入りが出来ず停滞していた時期があるものの、いまだに中小製造業は、昭和の時代に培った「目で見る管理」を中心とした、人が紙と鉛筆を使った人間力に頼る現場管理が主体となっています。 一方で、デジタル化や自動化を積極的に受け入れる3代目経営
情報通信研究機構(NICT)などは2024年6月12日、Wi-SUN enhanced HAN規格を国際無線通信規格化団体Wi-SUNアライアンスにおいて正式に制定したと発表した。電力スマートメーターシステムを利用してガスと水道のメーター、取引した電力量を計測する特例計量器の検針を共同で実施するのが目的だ。NICTと東芝、ルネサス エレクトロニクス、ランディス&ギアジャパン、アイ・エス・ビー、OKI(沖電気工業)が共同で実施した。 NICTなどが標準規格に制定したWi-SUN enhanced HAN規格は、水道やガスのメーターにおける検針データを、電気のメーターを経由して収集する「IoTルート」用の無線標準規格だ。経済産業省次世代スマートメーター制度検討会で採用された。情報通信技術委員会(TTC)が制定するホームネットワーク通信インターフェースの標準規格TTC JJ-300.10を改定し
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます ソラコムは、2024年版の「IoTプロジェクトの成功と推進の課題に関する実態調査」の結果を発表した。 この調査では、IoTプロジェクトを進める上での課題について調査対象企業の担当者に尋ねている。それによると、全体回答のトップは「専門人材の育成」(26.6%)だった。次いで、「ベンダーコントロールが難しい」(25.3%)、「IoTシステム開発の全体像が分からない」(23.4%)となっている。 調査は1月25~27日にインターネットリサーチで実施され、上場企業の経営者、役員、会社員158人から回答を得た。対象者は、事前のスクリーニングで、現在または直近3年以内に、何らかのIoTを活用するための「IoTプロジェクト」(概念実証のみも含む)に関
「Home Assistant」は、異なるメーカーのIoTデバイスを一元管理してスマートホームを構築できるオープンソースのサービスです。そんなHome Assistantの開発チームが非営利団体「Open Home Foundation」の設立を発表しました。団体の設立によって、Home Assistantの開発が持続可能なものとなり、企業による買収を回避できるとのことです。 Open Home Foundation https://www.openhomefoundation.org/ Announcing the Open Home Foundation – Open Home Foundation https://www.openhomefoundation.org/blog/announcing-the-open-home-foundation/ スマート電球やスマートロックなどの
※タイトルは例のシリーズのオマージュです IoTLTアドベントカレンダーの22日目担当のimaimaiです! IoTは総合格闘技というだけあり、様々なところで様々な問題が起こります。更に、実際にSaaSにて運用していくにはそれなりの準備が必要です。かくいう私も、3年間に渡る開発の過程で荒野に落ちる様々な地雷を踏み抜いてきました。あらゆる箇所で踏み抜いた経験や、やっていてよかったことを97個つらつらと書き連ねてみました。今後サービスを作りたい方にはチェックリスト的に、サービスを作っている方には「あーわかるー」と思いながら読んでいただけたりすると幸いです! ※ 特定の技術というよりかは、なるべく広く一般的に書いたつもりですが、技術スタックにもよりますし対象ドメインにもよると思います。iSTCは製造業向けにIoTサービスを提供していて (事業参考スライド) 、クラウド側はAWSにて構築しています
株式会社コズムは、IoTデータ活用サービス「COSM IoT GATE」の提供を、2024年1月24日より開始すると発表した。なお、このサービスは、コズムと株式会社KC技研との共同事業として提供されるものだ。 「COSM IoT GATE」は、IoTセンサによって取得したデータを効果的に活用するためのサービスだ。ユースケースに合わせた最適なソフトウェアを開発・カスタマイズし、導入前のコンサルティングから運用までをサポートする。 「COSM IoT GATE」の概要図 また、多様なセンサに対応できるよう設計されているため、古いマシンであってもIoTセンサの利活用が可能なほか、データ管理だけではなく、「REST API」「CSV」「Web Socket」など、各種システム等との連携開発ができる。 サービスの導入方法としては、まず簡単なコンサルティングを行い、その後、顧客の状況に合わせて最適なセ
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます インターネットイニシアティブ(IIJ)は、国内の製造業を対象に実施したIoTとスマートファクトリーの取り組み実態に関する調査結果を発表した。それによれば、回答企業の9割近くが満足している一方、費用の高さや効果を示しづらいことが課題に挙がった。 調査は8月10~17日に、IoTの導入によるスマートファクトリー化に関与する製造業を対象として、インターネットでアンケートを行った。500人が回答している。 まず、IoT導入によるスマートファクトリー化への取り組みを検討するきっかけや目的(複数回答)では、50.2%が生産設備の可視化、43.4%が生産設備の故障予兆の検知、35.8%が生産性の向上を挙げており、生産設備に関するものが上位だった。ただ
モバイル通信を利用する「SORACOM Air for セルラー」と同様に、クラウド連携のための認証管理、閉域網接続、リモートアクセスといった主要サービスは変わらず利用できる。必要に応じて「SORACOM IoT SIM」を追加で契約すれば、StarlinkシステムとLTE/5Gとの冗長化も行えるため、モバイル通信が使えない場合のバックアップとしても利用可能だ。 Starlinkの回線契約は、「STARLINK BUSINESS」として親会社であるKDDIに取り次ぐ。利用者はKDDIから設置支援、24時間365日の問い合わせ窓口などのサポートを受けられる。 関連記事 船舶でも高速なインターネットを! KDDIが「海上向けStarlink」を法人向けに提供 KDDIが、米SpaceXの海上向け衛星インターネットサービス「Starlink Maritime(スターリンク マリタイム)」を法人向
クラウドサービスを利用すれば、面倒なサーバーやサービスの管理を任せられる。ブログサーバーの構築をAWS、IoTデータの収集をAzureに任せる方法を解説する。 ラズパイを使って、冷蔵庫の内外の温度や開閉回数を調べ続け、クラウドでデータを集計・管理できるIoTシステムを作ります。データの蓄積やグラフ化など、面倒なことはクラウドのMicrosoft Azureに任せます。AzureのIoTサービスには、スマホの専用アプリからデータを自動で送る機能などがあり、手軽に使い始められます。 Raspberry Pi(ラズパイ)やM5Stackなど、手軽にセンサーをつないで、身近なデータを観測できるIoT(Internet of Things)デバイスが増えています。一方、そうしたデータを蓄積し続け、グラフにして観察したり、変化を通知したりする仕組みを作るのは手間がかかります。本記事ではその面倒な部分を
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます IT調査会社のIDC Japanは、国内IoT市場調査の結果を発表した。2022年の支出実績は5兆8177億円、2022~2027年の年間平均成長率(CAGR)を8.5%、2027年には8兆7461億円に達すると予測している。 技術グループ別のCAGRは、ハードウェアが5.9%、通信サービスなどのコネクティビティーが4.6%、ソフトウェアが11.8%、導入や運用などのサービスが10.9%になると予測する。ソフトウェアは、製造/資源分野で既存のオンプレミスで運用するIoTの利用環境のクラウド移行と、新規のIoTクラウドプラットフォームの導入が増加しているほか、流通/サービス分野ではIoTシステム上において、在庫管理の最適化や顧客の購買行動
バンダイは6月6日、育成ゲーム「たまごっち」シリーズで初めてWi-Fiを内蔵した「Tamagotchi Uni(たまごっちユニ)」を発表した。北米、欧州など35の国と地域で同時に発売。世界中のユーザーが育てたたまごっち達と専用メタバースで交流できる。 Wi-Fiを介して直接クラウドに接続。たまごっち達は専用メタバース「Tamaverse」(タマバース)へ遊びに行き、配信コンテンツをダウンロードできる。タマバースでは常に新しいイベントやアイテムなどを用意しているという。 バンダイは「自分が育てた自分だけのたまごっちで世界中のたまごっちファンとコミュニケーションをとれる世界を作りたい、という思いで開発した」と説明している。 米Amazon Web Services(AWS)が提供するIoTデバイス向けのクラウドサービスを採用した。これにより「世界中のたまごっちたちと競ったり、協力したりするイベ
株式会社obnizは、同社の遠隔管理・制御システムが、株式会社QDジャパンが開発・提供を行う「CROAS zero(クロアス・ゼロ)」植電型 追尾式太陽光発電装置に採用されたことを発表した。 「CROAS zero」は、パネルの⾓度を調整し太陽光を追尾することで、平置き型に比べ1.5倍の発電が可能な太陽光発電装置だ。 今回、広島県に設置された「CROAS zero 植電型追尾式太陽光発電装置」において、obnizのクラウドでの機器の状態監視および遠隔制御システムを構築し、実地での検証を開始した。 これにより、設置現地の風速および発電電圧のデータの一元管理、遠隔からの機器制御を行うことができるほか、強風時や降雪時などの状態監視、機器の保守・保全を行うことが可能だ。 また、既存の太陽光発電装置に合わせて開発されたobnizOS搭載のIoTデバイスを通じて、各種データがクラウドに集約され、専用画
はじめに こんにちは、イノベーションセンターの野山です。 今回、NTTコミュニケーションズのIoT Connect Gateway(以降ICGW)を用いて、IoT/Edgeのアーキテクチャ検証をしました。 NTTコミュニケーションズの以下メンバーとともに行った結果を共有させていただこうと思います。 角田 佳史 (PS本部 5G&IoT部/IoTサービス部門) 鈴ヶ嶺 聡哲 (イノベーションセンター テクノロジー部門) 野山 瑛哲 (イノベーションセンター テクノロジー部門) PoCの目的とモチベーション 今回のPoC(Proof of Concept)には、主に2つのモチベーションがあります。 1. IoTアーキテクチャのユースケース検証 このプロジェクトでは、IoTのアーキテクチャにおける具体的なユースケースを検証し、その適用可能性を技術的観点から検証することを目指しました。 これにより
「それってセンサーを使ってデータをとるだけのシステムですよね。そんなにお金をかけたのですか。1万円くらいの出費で、効果の有無を事前に検証できたのに」 IoT(インターネット・オブ・シングズ)という言葉は登場した当時ほど騒がれてはいないが消えてはいない。様々な現場の機器やセンサーなどからデータを集め、分析して何かに生かす。まっとうなアイデアであり、呼び名はともかく検討に値する。 だが、IoTの後に出てきたインダストリー4.0や製造DX(デジタルトランスフォーメーション)といった掛け声に反応してしまい、目的や得られる効果が曖昧なまま、高価なIoTシステムを導入してしまった企業もある。 実はIoTシステムが有効か否かは数千円、多くても数万円をかければ検証できてしまう。この程度の出費でIoTシステムを内製できる時代になっているからだ。大金を投じた失敗の傍らで、「身の丈IoT」「DIY IoT」と呼
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