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第三章 戦場に於ける犯罪に就て 今時の事変中、将兵中に頻発せる犯罪事件は其の数極めて多く、其の原因につきても種々講究するの要を感じ、命により法務部及び憲兵隊と連絡を取り調書、司法書類、被告人等につき調査を実施せし結果により得たる所を左に記述せんと欲す。 (一)犯罪をなす兵の精神状態 犯罪者中には前科ある者も少なからず、初犯者といえども詳細に鑑定せば精神的欠陥を有する者多く、所謂中間者に属すべきものなり。 中間者の存在は社会に及ぼす影響甚大なる如く軍隊に於ても是を軽視得ざる所なり。今事変中の犯罪の模様を観て一層其の感を深からしめたり。重犯者にありては精神鑑定の結果夫々<それぞれ>病名の決定をなし処置せられたれとも、軽犯者にありては一々精神鑑定に至らず適宜の処置を受け不起訴放免せられし者も少なからず。亦憲兵隊の手に触れざる犯罪者は実に枚挙に暇なし。是等を総て中間者の行為とせんが軍隊は中間者の巣
■記録映像作家・青原さとしさん 東日本大震災と原発事故の発生から千日余りが過ぎた。平穏な日々が突然ついえる不条理は、福島県相馬双葉地方(相双地方)の浄土真宗移民の末裔(まつえい)たちをも襲った。200年前の江戸時代、北陸や山陰から命がけで移り住み、辛苦の果てに美田をなした歴史。「その歴史をいま一度ひもとくことが絶望の中に光明を見いだす一助になれば」。被爆地広島の記録映像作家、青原さとしさん(52)は「土徳流離」と名付けた映画を企画し、ロケに入っている。その構想と思いを聞いた。(聞き手は論説副主幹・佐田尾信作、写真・高橋洋史) ―相双地方は広島からは遠い土地ですが、きっかけは。 安芸門徒と僧侶である亡き父をテーマにした僕自身の映画「土徳―焼跡地に生かされて」が始まりですね。10年前、富山県南砺市の真宗大谷派僧侶、太田浩史さんが土徳(土地の恩恵)という言葉に共感し、彼のお寺で上映してくれた。そ
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