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ブックマーク / tech.preferred.jp (10)

  • ハイパーパラメータ自動最適化ツール「Optuna」公開 - Preferred Networks Research & Development

    ハイパーパラメータ自動最適化フレームワーク「Optuna」のベータ版を OSS として公開しました。この記事では、Optuna の開発に至った動機や特徴を紹介します。 公式ページ 公式ドキュメント チュートリアル GitHub ハイパーパラメータとは? ハイパーパラメータとは、機械学習アルゴリズムの挙動を制御するパラメータのことです。特に深層学習では勾配法によって最適化できない・しないパラメータに相当します。例えば、学習率やバッチサイズ、学習イテレーション数といったようなものがハイパーパラメータとなります。また、ニューラルネットワークの層数やチャンネル数といったようなものもハイパーパラメータです。更に、そのような数値だけでなく、学習に Momentum SGD を用いるかそれとも Adam を用いるか、といったような選択もハイパーパラメータと言えます。 ハイパーパラメータの調整は機械学習

    ハイパーパラメータ自動最適化ツール「Optuna」公開 - Preferred Networks Research & Development
    yu4u
    yu4u 2019/01/05
    そういえばブログの方にある「学習曲線を用いた試行の枝刈り」ってどこにあるんじゃろ…
  • ニューラルネットの逆襲 - Preferred Networks Research & Development

    岡野原です。Deep Learningが各分野のコンペティションで優勝し話題になっています。Deep Learningは7、8段と深いニューラルネットを使う学習手法です。すでに、画像認識、音声認識、最も最近では化合物の活性予測で優勝したり、既存データ・セットでの最高精度を達成しています。以下に幾つか例をあげます。 画像認識 LSVRC 2012 [html]  優勝チームスライド [pdf], まとめスライド[pdf] Googleによる巨大なNeuralNetを利用した画像認識(認識として有名)[paper][slide][日語解説] また、各分野のトップカンファレンスでDeep Learningのチュートリアルが行われ、サーベイ論文もいくつか出ました。おそらく来年以降こうした話が増えてくることが考えられます。 ICML 2012 [pdf] ACL 2012 [pdf] CVPR

    ニューラルネットの逆襲 - Preferred Networks Research & Development
  • オンライン凸最適化と線形識別モデル学習の最前線 - Preferred Networks Research & Development

    内容は線形識別モデルの学習について(Perceptron, PA, CW, AROW, NHELDとNLP2010のtutorial + 最新のアップデート. 更新式が整理されています)、オンライン凸最適化のregret解析、sublinearなSVMの学習の話です。最近公開したjubatusの中の学習アルゴリズムの解説でもあります。 コスト関数が凸である場合のOnline Gradient Descentのregret解析の証明は美しかったので、普通はこういうのはプレゼンではやらないとおもうのですが紹介しました。 Sublinearの学習の話は今後いろいろ発展しそうです。各学習例に動的に重みをつけて優先的に学習する方法は直感的にはできそうだと昔考えてたのですが、こういう形できれいに定式化できるのだと感心しました。 IBISはそこそこ参加していますが、毎年新しい分野の問題が登場してきて面白

    オンライン凸最適化と線形識別モデル学習の最前線 - Preferred Networks Research & Development
  • 研究・企業・生き方について - 情報科学若手の会2011 - Preferred Networks Research & Development

    岡野原です。 2011/9/17〜2011/9/19に熱海で行われた情報科学若手の会2011に参加し、講演をしてきました。 テーマを決めるに当たって、参加者の年齢、興味分野、スキルの幅が非常に広いということもあり、若手の会参加者のみなさんから質問を前もって聞いておき、それについて回答するという形にしました。 自由に質問を集めたのですが、それらは研究・企業・生き方のテーマにまとめられそうだったので、それらのテーマに沿って講演をしました。 研究 : 自然言語処理、機械学習、それらの今後 企業:起業の話、PreferredInfrastructureの話、 研究をビジネスに適用する際の話 生き方:学生、社会人の心境、アドバイス、 モチベーションの話など 何か一つのメッセージを伝えるというよりは様々な考えや体験談、tipsなどを関係なく並べたものになっています。 皆様にとって何か参考になれば幸いで

    研究・企業・生き方について - 情報科学若手の会2011 - Preferred Networks Research & Development
  • 最近傍探索2011 - Preferred Networks Research & Development

    こんにちは、二台目のmbaを買うのをためらっている岡野原です。 アイテム集合に対し、与えられたアイテムと似ているアイテムを求める、という近傍探索問題は古典的な問題でありながら、現在でも多くの改善がされています。特に言語情報、画像情報、行動履歴情報、生物情報、購買情報などありとあらゆるデータが高次元中の点として表現されるようになってきており、こうしたデータの最近傍探索は広い分野で応用範囲がある技術になっています。 アイテムが低次元(例えば2, 3次元)の場合はkd木や最近だとwavelet木を使う方法がありますが、今回扱うケースは各アイテムが高次元(数百万次元)中の点であったり、アイテム間の距離のみが定義されている場合(カーネル関数など)です。アイテム数は数万から数億ぐらいを想定しています。 最近傍探索問題はいくつかありますが、例えばk近傍グラフ構築問題では、 「アイテム集合X = x1,

    最近傍探索2011 - Preferred Networks Research & Development
    yu4u
    yu4u 2011/08/05
  • STL風に使えるマップ型コンテナの紹介と性能比較 - Preferred Networks Research & Development

    最近スマートフォンに乗り換えました。徳永です。 C++は世に数あるプログラミング言語の中では比較的メモリをわない方ですが、それでもメモリ使用量が問題となる場合はあります。そのような場合の対処方法はいくつか有りますが、手軽に選択できる方法として、今日はSTLのmapやunordered_mapと同じ感じで使えるデータ構造をいくつか紹介したい思います。 以下、計算量の表記をする際には、要素数をnとします。 Loki::AssocVector LokiはModern C++ Designというの作者であるAndrei Alexandrescuが開発したライブラリです。AssocVectorはその中の一つとして提供されているクラスで、vector<pair<key, value> >という型のベクターをkeyでソートした状態で持つ事により、二分探索による要素の探索を可能にしたデータ構造です。こ

    yu4u
    yu4u 2011/07/28
  • dag_vector: ランダムアクセス可能な圧縮配列 - Preferred Networks Research & Development

    こんにちは、この夏はシルキードライで乗り切りたい岡野原です。 今日は最近公開したC++のオープンソースであるdag vectorについて紹介します。 github: dag_vector ライセンスは修正BSDライセンスです。 dag vector (direct accessible gamma code vector) は値を圧縮して格納したまま任意の場所の値を高速に参照可能な配列ライブラリです。しかもデータ末尾への追記が可能です。 dag vectorはstd::vectorのように利用できます。下にいくつか例を見ていきましょう。 dag_vectorの例 #include "dag_vector.hpp" // dag_vectorは0以上の正整数の配列を扱う配列。 dag_vector dv; // 値はいつでも追加可能。追加された値は圧縮して格納される // 正整数xは2lg(

    dag_vector: ランダムアクセス可能な圧縮配列 - Preferred Networks Research & Development
  • 乱択アルゴリズム紹介(最小カット) - Preferred Networks Research & Development

    \(G\)のカット\(C \subseteq E\)とは、\(G\)から\(C\)を取り除くと、二つ以上(の連結成分)に分かれてしまうようなもののことを言います。特にカットの中で大きさが一番小さいものを最小カットと言います。恐らく具体例を見た方が良いと思いますので、下の図を見てください。 さて「\((s,t)\)-最小カット=\((s,t)\)-最大フロー」という有名な事実が有ります。今回の目的ではないので、余り深入りはしませんが、\((s,t)\)-最小カットとは、グラフ中の頂点\(s, t\)を分けるカットで最小のものを指し、\((s,t)\)-最大フローは\(s\)から\(t\)に流れる”フロー(流れ)”で最大のものを指します。 \((s,t)\)-最大フローを求める決定性アルゴリズム(乱数を使わないアルゴリズム)はよく研究されていて、今現在最速なものは\(O(nm \log(n^2

    乱択アルゴリズム紹介(最小カット) - Preferred Networks Research & Development
  • MinHashによる高速な類似検索 - Preferred Networks Research & Development

    年が明けてもう一ヶ月経ちましたね.岡野原です. 今日はMinHashと呼ばれる手法を紹介します.これは特徴ベクトルの高速な類似検索に利用することができます(クローラーの文脈だとShingleとして知られている). 今や世の中のあらゆる種類のデータが,高次元のバイナリベクトルからなる特徴ベクトルで表されて処理されるようになってきました.例えば文書データであれば文書中に出現する単語やキーワードの出現情報を並べた単語空間ベクトル(Bag of Words)で表し,画像データも,SIFTをはじめとした局所特徴量を並べた特徴ベクトル(とそれをSkecth化したもの)として表せます.行動情報や時系列データも特徴量をうまく抽出する.グラフデータもFast subtree kernels[1]と呼ばれる方法で非常に効率的に特徴ベクトルに変換することができ,グラフの特徴をよく捉えることができるのが最近わかっ

    MinHashによる高速な類似検索 - Preferred Networks Research & Development
  • クリエイティブなC++ライブラリ "Cinder" の紹介 - Preferred Networks Research & Development

    こんにちは、人恋しい季節になってきましたね。 研究開発チームの祢次金(@nejigane)と申します。 エントリではCinderというクリエイティブなコーディング向けのライブラリについてご紹介したいと思います。 Cinderとは Cinderとは、画像、音声、動画等を簡単に処理&可視化できる、主にビジュアルデザイン向けの強力なC++ライブラリであり、The Barbarian GroupのAndrew Bell氏が中心となってオープンソースとして開発が進められています。 同様の思想を持つProcessingやopenFrameworksによく似ており、C++で簡単に記述できるうえ、WindowsMacOSX、iOS(iPhone/iPad)といった複数のプラットフォームをカバーしています。 細かい機能/特徴の紹介は家サイトに譲るとして、Cinderを極めるとどのぐらいクリエイティブな

    クリエイティブなC++ライブラリ "Cinder" の紹介 - Preferred Networks Research & Development
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