つくり方1 山いもは皮をむき、すりおろす。長ねぎはみじん切りにする。酒粕はあらかじめ鶏スープを加え、やわらかく戻しておく。 2 鍋にオリーブオイルと1の長ねぎを入れて弱火にかけ、全体がとろっとするまで炒める。 3 1の鶏スープと酒粕を加え、中火にする。沸騰したら1の山いもを加え、塩で味をととのえる。器に盛り、黒こしょうをふる。 立冬から立春には「腎」をいたわる食材を東洋医学では、春は「青」(緑の葉野菜など)、夏は「赤」(トマトやスイカ)といった具合に、季節に積極的に食べるべき食材の色が示されていますが、冬は「黒」。 黒い食材以外にも、旬の食材などを意識して取り入れていくと、腎に精がチャージされていきます。 「肺や肝といった他の臓器の元気がないと、腎は自分を後回しにして精を分け与えてしまうんです。だから腎が元気になるには、実感するのに少し時間がかかります。手に入りやすい豚肉や山いも、黒ごまな