2017年7月18日に、東京で開催された「VMware Conference 2017 Summer」。冒頭のセッションで、大手SIerのSCSKおよびグループウェアのサイボウズにおいて、「働き方改革」に取り組んできた担当者が、そのきっかけや取り組み、今後について語り合った。企業の規模や業態が異なる2社に共通していたこととは何だろうか。 1969年に設立され、2011年10月にCSKと合併して生まれたSCSKは、その合併を契機に新しい経営理念「夢ある未来を、共に創る」を作った。この“人を大切にするというメッセージ”の背景について、SCSK 理事 人事グループ 副グループ長 小林良成氏が説明した。 小林氏は「数年前まで、SIerなどのIT業界は長時間労働があたり前で、必ずしも生産性の高い働き方をしていなかった。さらに、子育てや介護などの両立が難しく離職者も増え、人材が集まらず育てにくい時があ
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