米大統領選の民主党候補者指名争いで17日、オレゴン、ケンタッキー両州で予備選が行われた。同党の指名獲得が濃厚となったクリントン前国務長官(68)はオレゴン州でサンダース上院議員(74)に敗北。ケンタッキー州でも大接戦に持ち込まれ、苦戦を強いられている。 米CNNによると、オレゴン州では開票率66%で、サンダース氏が得票率53・0%。クリントン氏の47・0%を上回り、勝利を確実にした。ケンタッキー州では開票率99%での得票率はクリントン氏46・8%、サンダース氏46・3%。クリントン氏は同日夜にツイッターで勝利を宣言した。 米紙ニューヨーク・タイムズによると、これまでの予備選・党員集会による一般代議員に党連邦議会議員ら特別代議員数を加えた獲得代議員総数は、クリントン氏が2240人で、サンダース氏の1473人を大きく上回り、代議員総数の過半数2383人まで150人を切っている。 ただ今回の予備