新型コロナウイルスのワクチン接種を巡り、国からの米ファイザー製ワクチンの供給量が大幅に不足するとして、神戸市の久元喜造市長は2日、市内の全ての接種会場で1回目接種の新規予約受け付けを一時停止するほか、ファイザー製を使う集団・大規模接種会場の6日以降の1回目予約を全てキャンセルすると発表した。キャンセル対象者は約5万人以上になるとみられる。 市によると、国に要求していたファイザー製ワクチンの供給量が、7月前半分は希望量の約半分、7月後半分が同2割にとどまることが判明。1回目接種を受けた人の2回目分確保を優先するため、緊急的な対応を取る必要があると判断した。 市は現在、ノエビアスタジアム神戸(同市兵庫区)など2カ所の大規模接種会場に加え、市内全9区に計18カ所の集団接種会場を開設。ほかに、約800の病院や診療所で個別接種を行っているが、2日以降、全ての接種場所で、1回目接種の新規予約受け付けを
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