現在、プロジェクト2020、ビジョン2050と銘打って、将来の世界を描き出そうという試みを行っているが、その一つとしてお金の問題がある。 おそらくここ10年で(つまり2020年にむかって)、お金の形は大きく変わるだろう。 今、皆が思っているお金とは、政府が発行し(本当は日本銀行)、流通している極めて厳正なる存在。 だがこれからは、直接的に言えば、“誰もがお金を発行するようになる” 実は、PASMOやマイレージを挙げるまでもなく、企業通貨はすでに我が国だけで2〜3兆円に達している。これらは法定通貨ではないものの、消費者の心理においてはすでに立派な“お金”となっている。 先日、10年間使い続けている携帯電話、Docomoのポイントがいくら貯まっているか知らないし、考えたこともない、と言ったら唖然とされた。その方はポイントで次々と新しい機種に買い換えているし、ポイントはとても重視しているらしい。
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