次の参院選を例に上げよう。 300万ほど軍資金を用意できない人は、参院選に立候補する資格がないというアレです。 これ、大正14年制定からなんですが、泡沫候補を防ぐ以前に、政治家になれる人(階級)を絞っているということなんですよね。 ぶっちゃけ、泡沫候補は、どうせほぼ当選しないんですから、供託金0円でも良いはずです。もしくは、選挙ポスターの印刷代+選挙カーレンタル代程度10,000円でも100,000円でも、少額な供託金にしてもかまわないのにね、なぜそうしないのかは、考えてみれば、簡単なことです。 それから、何も人(階級)を絞っているだけじゃない。階級社会を前提とした選挙制度なんですよね。 政党ではない、政治団体の場合、公職選挙法により、9人以上の立候補者を擁立できない政治団体は、全国比例選挙に立候補できないという誠に不平等な制度。 つまり、政党でない政治団体が全国比例代表に1名立候補しよう
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