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ブックマーク / kaikai00.hatenablog.com (7)

  • 限界をふまえない議論 全国学力調査という魔法の杖 - 今日行く審議会

    【主張】学力テスト 指導の改善へ積極公表を 全国学力調査をめぐる議論でよく目にするのは,限界をふまえないまま議論しているもの。ここでいう限界というのは,全国学力調査を含めたテストは,見ようとするものしか見えないのだということ。 全国学力調査のことを何度も「魔法の杖」に例えている。その理由は,限界をふまえないままsれもこれも評価できる,実態が把握できるという議論が多いからだ。 例えば,教師の能力を評価したいと考える。そうであるならば,必要な調査項目は何か。妥当な調査方法は何か。改善策を立てるにはどのような調査項目が必要か。そうしたことがまず第一に問題にされなければならない。けれど,全国学力調査に関する議論では,評価できるという前提でそうしたことを問題視しないまま,結果の公表だけが主張されている。 もし,結果が公表されなければそもそも何も分からないではないかといわれるなら,それは当だろうか。

    限界をふまえない議論 全国学力調査という魔法の杖 - 今日行く審議会
    yuuboku
    yuuboku 2008/10/19
    彼らは調査したいのではない。相手をけなす根拠が欲しいだけだ(とか言ってみる)
  • 教師を育てようとしない - 今日行く審議会

    夢見た教壇2カ月 彼女は命を絶った 23歳教諭の苦悩 今,教師を育てることが軽視されている。それがこうした問題の背景にある。 【主張】教員免許更新 指導力磨き学校不信拭え この社説に書いてあるような暴論が教師を育てる仕組みを破壊してきた。彼らが主張するのは,単なる管理の強化であり,育てることを重視するものではない。駄目なものは排除し,その代わりになる教師は教師塾等で即席で乱造していけばいいと考えている。 http://d.hatena.ne.jp/kaikai00/20070915/1189810963で書いたが,やるべきこと,優先すべきこと,投資すべきもの,時間をかけるべきものを軽視し,結果だけを取り出して批判する。教師をそうやって追い詰めていく。 教師を育てるというごく当たり前のことができていない。そうした状況を変えなければ同じようなことを繰り返す。

    教師を育てようとしない - 今日行く審議会
    yuuboku
    yuuboku 2007/10/10
    根本的問題:教師って「育つ」ものなのか?
  • 教員を育てることを軽視している - 今日行く審議会

    指導力不足教員 まだまだ「氷山の一角」なのでは(9月14日付・読売社説) 教員の質の確保のために、人事管理は厳格に行ってもらいたい。 問題の根幹はこの言葉にある。指導力不足であると教員の大半が認定されても教員の質は向上しない。その理由は明白。この社説のいう「人事管理の厳格化」は教員を育てることを前提としないからだ。 数日前から指導力不足教員に何人認定され,認定された教員が何人現場復帰したかというような記事が目につき始めた。それらの記事に共通するのは,現場復帰した教員が少ないことだ。それが示すのは,教員を育てない研修を実施し,その結果として現場復帰できない教員が多いということ。また,指導力不足とされるような教員がなぜ生まれるのか。その問題には目を向けない。 指導力不足の教員が人事管理の強化や免許更新制では解決できないことは,子どもの学力の場合を考えればわかりやすい。学力テストを実施しても評定

    教員を育てることを軽視している - 今日行く審議会
    yuuboku
    yuuboku 2007/09/16
    たとえ話:「私どもの工場では、歩留まりを上げるために不良品チェック体制を強化しました」「どうなりました」「出荷数が激減しました」
  • モンスターペアレントって言うな - 今日行く審議会

    社説:モンスター親 先生を孤立させない体制を 「ニート」「ゆとり教育世代」に続いて今度は「モンスターペアレント」という言葉をマスコミが多用しだした。 http://blog.livedoor.jp/kaikai00/archives/50385495.htmlで,「ゆとり教育世代って言うな」というのを書いたことがある。「ニート」や「ゆとり教育世代」という言葉がマスコミで多用され,ネガティブなイメージだけが先行したように,「モンスターペアレント」という言葉も同じような役割を果たしている。 http://blog.goo.ne.jp/madographos/e/96a709487d635c943c13a9ee17b7f65dやhttp://shiozaki.info/mt/archives/2007/06/post_1002.htmlにあるように,「モンスターペアレント」という言葉とイメージは

    モンスターペアレントって言うな - 今日行く審議会
  • 教育と心 - 今日行く審議会

    教育の失敗という教育神話 http://d.hatena.ne.jp/kaikai00/20061130/1164862723で紹介した広田照幸氏の論文からの引用。 青少年の起こす事件をすべて「教育の失敗」とみなす発想は、青少年の生活全体を、大人が管理・コントロールできるし、すべきだという、ある種の社会的な暗黙のコンセンサスがあることを意味しているのではないだろうか。 会津若松の事件では、教育の問題として語られるだろう。そこで語られることは、教育が少年の心の闇を作り出した。つまり、教育の失敗が今回の事件を生み出したのだということ。そして、その後に必ず奇妙なことが起こる。少年の心の闇を作り出したはずの教育によって、今度は少年たちの心を闇から開放しようとする。いわゆる「心の教育」が主張される。 広田氏が「教育の失敗という教育神話」と呼んでいるのは、教育の成功・失敗のどちらにしても、教育によって

    教育と心 - 今日行く審議会
    yuuboku
    yuuboku 2007/05/16
    酒鬼薔薇の時代から何も進歩していない。/じゃあどうすればいいのって疑問は残るのだけど。
  • 何でも教えればいいと考える教育万能主義者たち - 今日行く審議会

    教育再生会議:「道徳」を正式教科に 第1分科会で一致 政府の教育再生会議の第1分科会(学校教育)が29日、首相官邸で開かれ、道徳教育を小中高校を通じた「正式な教科」と位置付けることで意見が一致した。道徳教育は現在、絶対評価(小学3段階、中学5段階)の対象外だが、将来は対象に加える方向で検討し、5月に出す第2次報告に盛り込む。 学校っていうのは、ものすごく窮屈なものだと思う。学校は、「正解」「善なるもの」を「教えられる」ところであり、そこでは、何もかもアプリオリに与えられる。これが正解だ。これが善だ。これが正義だ。と「断定口調」で語られる。そんな窮屈な世界。 いっそ、窮屈な学校を捨てて外へ出たほうがいい。外の世界で、多様なものに出会い、様々な試行錯誤を繰り返して生きていくほうが、視野の広い、寛容性のある、しっかりした価値観を持った大人になると思う。 「私は価値観も規範も学校で習いました。あな

    何でも教えればいいと考える教育万能主義者たち - 今日行く審議会
    yuuboku
    yuuboku 2007/03/30
    で、「異性を好きになるのは自然なこと」→「君は異性を好きにならないから評定2-ね」とかなったりするんだろうか。けっ。
  • 念力主義の教育万能主義 - 今日行く審議会

    奉仕・体験学習の国民会議を提言 教育再生会議 政府の教育再生会議は16日、規範意識・家族・地域教育再生分科会(第2分科会)を開き、子どもに好ましくないテレビ番組やパソコン・携帯電話で見られる出会い系サイトなどの有害情報対策とともに、奉仕・体験学習・スポーツ活動に取り組む「国民会議」(仮称)を創設する方針で一致した。 こういうものをマスコミはなぜ批判しないのだろうか。記事には、 各経済団体やPTAなどの教育関係の民間団体などで構成することを想定。有害情報対策の徹底のために、マスコミの経営者や、スポンサーとなる一般企業の経営者の参加も求める。 ということが書いてある。マスコミや企業の経営者がこういうものに関われば、起こりうることは容易に想像できる。これは「教育的」それは「教育的じゃない」という判断で、情報が流されたり、制限されたりするようになるだろう。もちろん、教育行政や政治化にとって都合のい

    念力主義の教育万能主義 - 今日行く審議会
    yuuboku
    yuuboku 2007/03/19
    どうも教育とは、魔法少女なりきりステッキのようなものらしい。それを振り回して魔法を使った気分になる一方で、現実の問題は悪化してゆく。
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