阿部重夫主筆ブログ「最後から2番目の真実」 2006年11月23日 [NTT]ひかり電話の最終結論2――NECのエニグマ 21日にNECがいったん延期していた中間決算を発表した。米国SECの要求に応えられず、日本基準に変えてだが、惨憺たる数字は予想通りでも、基準変更の裏に隠れているものが、いっこうに明らかにならない不可解な発表だった。FACTA最新号では「企業スキャン」でNECを取り上げたが、その謎の解明に迫った分析である。 さて、前日に続き、ひかり電話の不通事故から見えた、深刻な現実の後半部分をお送りしましょう。その一部は、NEC問題とも接していることが、読めばお分かりでしょう。 * * * * * 分散管理でなく集中管理前提 ひかり電話の発呼を制御する現在のSIP(Session Initistion Protocol)サーバーは集中管理を前提としており、インターネット
日本在住の大学生・大学院生・高専生そして30歳までの若手社会人で、テクノロジー業界でのグローバルなキャリア構築を志向する方。18歳未満の方のお申し込みはご遠慮下さい。また、本ツアーは個人としての参加を前提としており、会社負担・業務/出張扱い等での参加はお断りします。 もちろん、ぼくも現地で迎撃する側として参戦予定です。 前回のツアーについてはここやここに書きました。 せっかくなので、Lingr上にツアー用のチャットルームを用意してみました。 参加(希望)者の交流のために半掲示番的に使ってもらうのがいいかなと思いますが、もしかしたらあんな人やこんな人が現地サイドから入ってきて色々と質問に答えてくれるかも知れません(希望的観測)。 さて。 それはさておき。 最近つくづく思うのが、人間なんて、自分が置かれている境遇や環境によってあらかた決まってしまうもんだよなぁってこと。「努力」って
さらにきのうに続いて、10日の労政審労働条件分科会に提示された資料の残りの部分をみてみたいと思います。 ○時間外労働削減のための法制度の整備 1.時間外労働の限度基準 (1)限度基準において、労使自治により、特別条項付き協定を締結する場合には延長時間をできる限り短くするように努めることや、特別条項付き協定では割増賃金率も定めなければならないこと及び当該割増賃金率は法定を超える率とするように努めることとしてはどうか。 (2)法において、限度基準で定める事項に、割増賃金に関する事項を追加してはどうか。 2.長時間労働者に対する割増賃金率の引上げ (1)使用者は、労働者の健康を確保する観点から、一定時間を超える時間外労働を行った労働者に対して、現行より高い一定率による割増賃金を支払うこととすることによって、長時間の時間外労働の抑制を図ることとしてはどうか。 (2)割増率の引上げ分については、労使
社員が退職を申し出てきたときに、それを慰留した経験を持つ人事担当者は多いのではないでしょうか。その際に当然退職理由を訊ねるわけですが、退職者は本当の理由より「退職を受け入れてもらえそうな理由」をあげる傾向があり、必ずしも本音の理由を言うわけではない、という実務実感を持っている人も多いものと思います。「Yahoo!リクナビ」のサイトに、その実感によくあう記事が掲載されていましたので、ご紹介したいと思います。退職者396人に、本音の退職理由と建前の退職理由を聞いた、というものです。 http://rikunabi-next.yahoo.co.jp/01/honne/honne1.html?vos= まずは本音の退職理由から。 上司との人間関係 66人 給与が不満足 44人 仕事に変化がない、おもしろくない 40人 会社の経営方針・経営状況の変化 38人 キャリアアップしたい 38人 労働時間や
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欧州のネットユーザー中、約3%に相当する400万人が、ブログを書いている。また欧州のブロガーは若く、新しい技術に敏感で、ネットのヘビーユーザーであり、平均的なオンラインユーザーよりも互いを信用する傾向が高い。米調査会社Forrester Researchが11月22日にまとめた。 ブロガー人口がもっとも多いのは南欧州で、フランス、イタリア、スペインで合計57%を占める。ドイツは13%程度でやや少ない。現在ブロガーが一番多いのは、約100万人を抱えるフランスである。 RSSフィードを設定しているネットユーザーは5%程度だが、ブロガーだけで見るとその率は21%にのぼる。またブロガーの約80%は、毎日メールや書き込みをチェックしている。ブロガーの週平均ネット利用時間は16時間で、ほかの平均的なネットユーザーより5時間長い。 「ながら」の傾向が強いのもブロガーの特徴で、雑誌や新聞を読みながら、テレ
かつて我がインド人の同僚は言った、ムンバイでは自分の足で歩く必要がないと。なぜなら、自分で歩かなくても人の群れが押し流してくれるからであると。何を大袈裟なと思っていたが、その様を思わぬところで目にすることとなった。その映像が流れてきたのはラスベガスへ向かう飛行機の中。ナショナル・ジオグラフィックが大都市をフィーチャーした番組で、ムンバイの交通網を取り上げたもの。 3分おきに走っているムンバイの列車は、常に定員300%で、1Kmあたりの乗客数が世界最大であるという。しかも、電車のハンドルは「死者のハンドル」と言われるほどに、列車死亡事故が多い。それもそのはず、人々が道を渡るようにワラワラと線路を渡ってホームからホームへと移動してゆくのである。何と毎日10人が死に、数百人が怪我を負い、年間の列車事故の死亡者数は3,500人に達する。本当かと疑ってしまうが、列車の運転手はインタビューに答えて、事
第23回 子どもをあきらめるお金以外の要因 ファイナンシャルプランナー 坪川 仁保氏 2006年11月22日 子どもを産み、育てるためには、お金が必要だ。実際に、マイホームを建て、住宅ローンを返済するとなると、子ども一人しか育てられないとか、子どもをあきらめざるを得ない、などという相談もあり、収入と住宅ローンの返済額を比べると、頭を抱えてしまうようなケースも確かにあることはある。 前回、わたしはこのコラムで、「子どもを産むためのお金を考える」として、子どもを産むためにいくらぐらいのお金が必要なのか、さらには、子どもを産みたいと思うようになるにはいくらぐらい国や自治体からお金が支給されればいいのか、を考えてみた。 ただ、お金があれば子どもを育てることができるのかというと、そうでもないし、むしろ反対なこともあるのだ。 ここに示したのは、合計特殊出生率の都道府県データと、給与平均額の
「社会人基礎力に関する研究会」 ■記者発表資料はこちら(05/07/07) (PDF形式) ■委員名簿はこちら ■議事要旨はこちら→ ◆第1回議事要旨(05/07/08) 【議題】 �@研究会の公開について �A自由討議 ◆第2回議事要旨(05/08/05) ◆第3回議事要旨(05/09/08) 【議題】 �@職場で求められる能力の明確化 �A企業の人材採用・育成の現状と課題 ◆第4回議事要旨(05/10/14) 【議題】 学校での社会人基礎力・就職への取組 ◆第5回議事要旨(05/11/18) 【議題】 就職プロセスの現状と課題 ◆第6回議事要旨(05/12/08) 【議題】 �@社会人基礎力の整理の在り方 �A企業、学校、政府等の具体的な取組の検討 ◆第7回議事要旨(05/12/21) 【議題】 「研究会報告書」取りまとめ骨子(案) ◆第8回議事要旨(06/01/20)
阿曽山大噴火コラム「裁判Showに行こう」 コラムトップ バックナンバー 放火はイライラの無限ループから 3回前に裁判員裁判用の法廷にもモニターが設置されたことを書いたんだけど、写真も公開されてたんですね。ついでに、その法廷に関するお金のことも公表ですよ。新しい機材はすべてリースで、月に9万円くらいらしい。全国170カ所の法廷で同じような設備にするって話だから、すべてが完成する頃には月々1530万円のリース代がかかるんですね。年間で約1億8000万円。裁判員制度を導入することでいろいろと費用はかかるだろうけど、リース代だけでこんな金額が必要になるなんて。 今回は2月12日に行われた明石淳也被告人(23)の初公判の話。罪名は現在建造物等放火・建造物侵入・窃盗・占有離脱物横領。 新聞報道によると、07年3月に東京都練馬区の民家近くの枯れ草などにライターと伝票を使って火をつけ、木造2
第55回 ソフトバンクが「子どものけんか」を仕掛けた理由 経営コンサルタント 大前 研一氏 2006年11月22日 ソフトバンクが携帯電話会社ボーダフォンを買収し、ソフトバンクモバイルと名を変えて再スタートさせたのが今年(2006年)10月初め。時を置かず10月24日には携帯電話の番号ポータビリティ制度が始まった。 念のため付記しておこう。番号ポータビリティ制度とは、携帯電話会社を変更しても、以前と同じ電話番号が使える制度。電話番号が変わることを嫌って電話会社の変更ができないというユーザーの意向を踏まえ、携帯電話市場の自由化、活性化を狙ったものだ。 ソフトバンクが移動体通信業界に参入することが発表された当初、マスコミや業界関係者は「各社の動きは横一列」でほぼ一致していた。ヤフー!BBを携えてブロードバンドに参入したときに価格破壊を呼び起こしたソフトバンクの孫正義社長も、今回の移動
おでんが恋しい季節が来た。とにもかくにもおでんは具材の“種”が豊富。人それぞれに好みのおでん種があることだろう。そんなおでんの味を2倍にも3倍にも引き立ててくれる調味料の一つが「和からし」である。 和からしはアブラナ科カラシナの種子から作られる。洋からしと呼ばれるマスタードとは材料が全く違うものだ。自宅で和からしを使おうと思うと、スーパーなどでチューブに入ったものを買い求めるしかない。昔は粉からしをお湯で溶いて使ったものだが今はすっかり見かけなくなった。 チューブ入りのものは使い勝手こそいいが、風味という点では粉からしにも劣る。使い勝手の良さだけを重視して風味を無視してきたツケが、本当の和からしを味わう機会を減らしたと言っていいだろう。 辛いもの好きな我が食卓で使うのは京都府宇治市にある調味料メーカー「ユーサイド」が手がけた「和がらし」である。ツンとする辛みと、独特の苦みと甘みが料理の味を
フジ、社員ブログを中心とするテレビ番組情報サイトを開設 フジテレビジョンは11月21日、同社社員のブログを中心とするテレビ番組情報サイト「フジテレビZOO」を開設した。バラエティ制作センター部長などが、番組制作に関する独自情報を公開する。 当初はバラエティ制作センター部長が番組制作などの話題の更新する「さすらう犬の編集長生活」に加え、音楽プロデューサが音楽番組の舞台裏などについて執筆する「音組収録日記」、インターネット連動アイドル番組の出演者が情報発信を行う「煮詰まります!」といったブログを開設する。 文章のほか、フジテレビ社内やスタジオ収録風景などの写真を掲載する。また一部のブログでは、番組開始までのカウントダウンを行う専用ブログパーツも表示する。 プラットフォームには、シックス・アパートのブログ構築サービス「TypePad」を採用。管理者の承認を前提にユーザーからのコメントを受
ニューヨークではサマータイムも終わり,夕方5時前には日が沈んでしまうようになりました。冬に向かうこれからの季節は,どうしても出歩くのが億劫になりますよね。私も仕事が終わるとまっすぐにアパートに向かう日々になりそうです。今回は,学生生活のオフタイムをサポートするショップやサービスについて紹介します。 大学直営の様々なショップやサービス ニューヨーク大学(NYU)の周辺にはいくつかの大学直営のショップがあります。これらのショップの中で,入学して最初にお世話になったのは書店です。私が受講したのはオンラインの社会人コース。オンラインコースとはいえ,科目ごとに利用する教科書はあります。これらの教科書を購入したからです。実はこの書店には,文房具やみやげ物のコーナーもあります。「NYU」のロゴ入りのTシャツやマグカップなどもあります。ちなみに「NYU」Tシャツは,学生たちの間の人気アイテムです。 ただ残
「学生時代から日経ビジネスを愛読していました」。こう話すボストン・コンサルティング・グループ(BCG)の神馬秀貴氏は大学在学中に起業した経験を持つ。新しいビジネスのアイデアを知人と話していたところ、知り合いが興味を示して出資、神馬氏は起業できた。日経ビジネスの購読を勧めたのはこの出資者だ。 「会社を経営する際に、雑誌の記事を参考にしていました。経営コンサルタントがやる戦略立案のさわりを体験していたわけです。これがきっかけとなり、企業経営に興味を持つようになりました」(神馬氏)。 将来性を確信したIT 専門知識を身に付けたい そんな神馬氏が1994年4月、大学卒業後に就職したのは、大手コンピュータ・メーカーである。経営コンサルタントという仕事に関心を持っていたが、いきなり経営コンサルタントになるよりも、まずは専門知識を身に付けることが大事なのではないかと考え、あえて経営コンサルティング会社の
モチベーションマネジメントで 職場と個人が生まれ変わる! 小笹芳央 リンクアンドモチベーショングループ代表 組織が人の集まりである以上、優秀な人材こそ組織の未来を支える宝であり、成長の根源であると言っても過言ではありません。そうであるならば、企業を取り巻く環境の中で最も重視されるべきは「現在の従業員」および「未来の従業員」でしょう。 そこで、従来人材採用として扱われた領域を単なる「人的資源の調達」という枠組みで捉えるのではなく、「組織の入口管理をする=エントリー・マネジメント」という概念を紹介したいと思います。 エントリーマネジメントには、2つの目的があります。第一に、個人(応募者)と組織の間で相互理解を図り、「相思相愛」の状態を作り出すことです。私は人事部門において長年企業の採用活動に従事し、「組織の入口」から企業を見つめ、「企業の競争力はどのようにしてもたらされるのか」を考え続けてき
「ミク中」から「ミクシィ疲れ」へ ブログ、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の普及に加速度がついている。総務省によると、2006年3月末時点のブログ公開者は868万人(前年同期比2.6倍)、SNS会員は716万人(前年同期比6.5倍)と、利用者は増える一方。日記を書くことで自分の考えが整理できたり、同好の士と出会えるといった利点が利用者を引きつけている。 だが一方で、多忙そうにもかかわらず毎日欠かさず密度の濃い記事を更新しているブログを見つけると、また、SNSでいつアクセスしても最終ログイン時間が○分以内になっている“常駐利用者”を見かけると、ちょっと心配になってしまう。 ブログ・SNSが生活の張りやストレス解消になっていればよいが、「毎日更新」が目的化して強迫観念に駆られ、ネタ探しや執筆時間が仕事や生活を圧迫するようだと、これも一種の依存症と言えそうだ。 だからだろうか、“
(写真左から) ●ファーストリテイリンググループ監査部リーダー兼ユニクロ女性キャリア推進室リーダー 田中 雅子さん ●マイクロソフトコーポレートマーケティング本部本部長 岡 知子さん ●日本ハム営業本部フードサービス事業部メニュー開発課課長 上田 聡子さん ●テンプスタッフ西日本営業本部本部長 青柳 ひとみさん 司会:日経BP 開発部プロデューサー 大塚 葉 10月21日に東京ビッグサイトで開催された「NBonline Working Women's Forum 2006」の、パネルディスカッション「人を動かすリーダーシップ」をリポートする。 大塚: ディスカッションに先立ち、女性リーダーに関するアンケートを行った結果、女性リーダーが悩んでいる原因の第1位が「ロールモデル(お手本になる人)が社内にいないこと」となりました。パネリストの皆さんにはロールモデルはいらっしゃいますか。また、女性リ
ミルトン・フリードマン教授が米国時間11月16日に狭心症で逝去したとの急報が、日本時間の17日朝に入ってきた。 私はこの2年間、2度死にかけるほどの大病に苦しめられたが、10月中旬から執筆活動を再開した。そして特にこの2週間というものは、ぜひ彼に電話をしなければと切に思っていた。だが、2年もの間、足を踏み入れることのなかった研究室で、毎日なにかと時間を流されて、とうとう電話をかけそこなった。痛恨の極みである。 「私の一生に影響を与えた先生、恩師、同僚、友人」 彼を経済学者に育て、彼に博士論文をS・クズネッツと共著で書き上げさせたNBER(米国経済研究所)の所長アーサー・バーンズ教授の死に際して、彼が追悼文で呼びかけた「私の一生に影響を与えた先生、恩師、同僚、友人」という言葉を、私は彼に捧げたい。彼はシカゴ大学で私の先生で、そのうえ私の3人の恩師の1人であり、1977年以降これまでスタンフォ
半年ほど前から、地上波テレビを自動録画するHD(ハードディスク)レコーダーを使い始めた。この製品には、アナログ放送にしか対応していないが、首都圏で見られるキー局7チャネルの1週間分すべての番組を自動録画していく機能がある。いつでも、1週間前からの全番組が見られるというわけだ。 これを使うようになってから、テレビの見方が全く変わってしまった。見る番組、視聴の仕方、そしてCMの見方まで、すべてがそれまでと違うのだ。 まず、びっくりするほどNHKの番組を見るようになった。仕事を終え、家に帰り、その時間に放送している番組の中から、興味を引く番組を探す。今まで気がつかなかったが、HDレコーダーの検索機能を使って興味を引くものを探してみると、NHKに面白そうな番組が随分ある。時間とお金をふんだんに使っているからだろうか、特にドキュメンタリー系のものに、質も非常に高いものが多い。結果的に、ニュース、スポ
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