タグ

ブックマーク / mikiki.tokyo.jp (45)

  • ブルーノート社長ドン・ウォズと「BLUE GIANT」石塚真一による言葉のセッション | Mikiki by TOWER RECORDS

    ジャズをテーマに据えた人気漫画BLUE GIANT」「BLUE GIANT SUPREME」の作者である石塚真一と、名門ブルーノート・レコードの現在の闊達な指針を舵取りする社長のドン・ウォズがなんと邂逅した! 2012年に同社社長に就いたドン・ウォズは、その外見が語るように、根っからのミュージシャン――この対談の翌日、彼はテデスキ・トラックス・バンドの東京公演初日にベーシストとして飛び入りした――であり、心からの音楽ファン――上着にグレイトフル・デッドのバッジを誇らしげにつけてもいた――。ブルーノートの社長になる前はウォズ(・ノット・ウォズ)というひねくれ広角型ユニットを司るとともに、ローリング・ストーンズからチャールズ・ロイドまでさまざまな人気者のプロデュースをしてきている、現米国音楽界VIPの最たる一人だ。 一方、アメリカで2つの大学に学んでいる石塚は帰国後に漫画を描き出し、映画化も

    ブルーノート社長ドン・ウォズと「BLUE GIANT」石塚真一による言葉のセッション | Mikiki by TOWER RECORDS
  • 坪口昌恭、語る――菊地成孔と始動した東京ザヴィヌルバッハ含むリーダー作18タイトルがストリーミング配信開始! | Mikiki

    坪口昌恭が語る30年の歩み――菊地成孔と始動させた東京ザヴィヌルバッハを含むリーダー作18タイトルがストリーミング配信開始 DC/PRGをはじめとする菊地成孔とのコラボレーションや、大塚広子、守家巧らとのRM jazz legacy、原田知世のレコーディング/ツアー・メンバーとしても知られるキーボーディスト/作曲家の坪口昌恭。80年代末からスタートしたその活動は多岐に渡るが、彼は95年の坪口昌恭Project名義での『M.T.Man』以来、数多くのリーダー・アルバムをリリースしている。 今回、そうした自身の名前を冠した諸作から、菊地と始動した東京ザヴィヌルバッハまで、廃盤のものも多く含む坪口のリーダー作18タイトルがSpotifyやApple Musicなどの配信/ストリーミング・サーヴィスで入手できることになった。ここでは作品をリリース順に追いながら、ジャズとエレクトロニクスをユニークな

    坪口昌恭、語る――菊地成孔と始動した東京ザヴィヌルバッハ含むリーダー作18タイトルがストリーミング配信開始! | Mikiki
  • 網守将平×八木皓平・往復書簡インタヴュー あらゆる〈いわゆる〉を破壊する不気味なポップの正体 | Mikiki

    〈じゃあどれが当のオンガクなんだ?〉という疑問 八木皓平「前回、ぼくが網守さんに行ったインタヴューでは、網守さんは前作『SONASILE』について、〈電子音響のヴォキャブラリーを用いて音楽を作り、力ずくでもポップスにする。そうすることで、電子音の存在感を逆説的に際立たせ、電子音響を、もう一度かつてのようなわけのわからない力を持った音楽にしたかった〉という旨のことをおっしゃっていました。 新作『パタミュージック』は、さまざまなレヴェルで前作よりも音楽性が拡張された作品になっていますが、以前のコンセプトからどのような変遷を経て作られたのかを教えてください」 網守将平「前作のような音楽の内容自体に備わったコンセプト(前作では確かに〈電子音響〉をコンセプチュアルに扱っていました)っていうものが、今作はまったくないんです。アルバム全体を作るうえでのコンセプトは設定しているのですが、リズムだとかコー

    網守将平×八木皓平・往復書簡インタヴュー あらゆる〈いわゆる〉を破壊する不気味なポップの正体 | Mikiki
  • アルゼンチン・タンゴに革命を起こしたアストル・ピアソラのドキュメンタリー映画「ピアソラ 永遠のリベルタンゴ」試写会開催! | Mikiki

    アルゼンチン・タンゴの前衛派として1940年代から活躍し、踊るためのタンゴから聴くためのタンゴに転化させた先駆者、アストル・ピアソラ。20世紀で最高の作曲家のひとりと評される彼の作品は、チェリストのムスティスラフ・ロストロポーヴィチやヨーヨー・マ、ピアニストのマルタ・アルゲリッチなど第一線で活躍する音楽家たちに愛されています。 没後25周年となる2017年に母国アルゼンチンで開催された回顧展にあわせ、彼の功績と家族の絆を紡いだドキュメンタリー「ピアソラ 永遠のリベルタンゴ」が制作されました。8mmフィルムで撮影された家族の日常、ピアソラの自伝を執筆した娘のディアナが録音したピアソラへのインタヴュー音声など、未公開の素材を選りすぐり、ピアソラのもうひとつの素顔に迫ります。 監督はドキュメンタリー作家のダニエル・ローゼンフェルド。ピアソラの息子ダニエル・ピアソラ自身から直々に父ピアソラのドキュ

    アルゼンチン・タンゴに革命を起こしたアストル・ピアソラのドキュメンタリー映画「ピアソラ 永遠のリベルタンゴ」試写会開催! | Mikiki
  • 加藤訓子『スティーヴ・ライヒ:ドラミング』 スティーヴ・ライヒ本人も絶賛! 「ドラミング」全パートを1人で演奏! | Mikiki

    スティーヴ・ライヒ人も絶賛! 《ドラミング》全パートを1人で演奏! 現代音楽というカテゴリーを超え、多ジャンルの音楽家から敬愛される存在である作曲家スティーヴ・ライヒ。彼から最も信頼される日音楽家こそ、加藤訓子である。かつて所属していたベルギーのアンサンブル・イクトゥスの一員として、時おりライヒ人とも共演していた加藤は、その頃から演奏を激賞されていたという。ソロ活動に主軸を移していた2009年、パット・メセニーのために書かれた《エレクトリック・カウンターポイント》をスティールパン等でカヴァーするためにライヒ人に直談判。デモ音源を聴いたライヒは加藤のアレンジにゴーサインを出した。それ以来、多重録音を前提にしたカウンターポイント・シリーズは勿論のこと、更には多重録音を前提としていないクセナキスによる怪作(?)《プレイアデス》までをもひとりでレコーディング。前代未聞の挑戦に、大きな話題

    加藤訓子『スティーヴ・ライヒ:ドラミング』 スティーヴ・ライヒ本人も絶賛! 「ドラミング」全パートを1人で演奏! | Mikiki
  • アレクセイ・ゲラシメス パーカッション・リサイタル 〈「打つ」ことの自由さと高みを見せる、ゲラシメスの来日〉 | Mikiki

    「打つ」ことの自由さと高みを見せる、ゲラシメスの来日 一般的なクラシック音楽ファンにとって、打楽器のソロ演奏は不思議な存在である。クラシック楽器としては歴史的に新しく、民俗音楽や電子音楽といったジャンルや、視覚性の強いパフォーマンスとも隣接していく。単に多彩なリズムを刻むだけではなく、マリンバなどで伝統的なメロディやハーモニーも奏でる。プリミティヴかと思われていた楽器群が、その性質ゆえに開かれており、他の楽器にはない自由さを持つ−−。 11月4日に彩の国さいたま芸術劇場でこのような打楽器の魅力を見せてくれるのが、ドイツ生まれのアレクセイ・ゲラシメスだ。コンテンポラリーダンス界の振付家サシャ・ヴァルツやタン・ドゥン指揮NDRエルプフィルハーモニー管との共演でも知られ、高い技術もさることながら、その尽きることのない音楽的探究心と、既存のジャンルに囚われない視野の広い活動で知られる。この来日公演

    アレクセイ・ゲラシメス パーカッション・リサイタル 〈「打つ」ことの自由さと高みを見せる、ゲラシメスの来日〉 | Mikiki
    zaki1010
    zaki1010 2018/10/12
    スネアの曲「アスヴェンチュラス」
  • cero『POLY LIFE MULTI SOUL』ダンス・ミュージックの自由度を拡張する魅惑のポリリズム | Mikiki by TOWER RECORDS

    エクスペリメンタルな側面とダンス・ミュージックとしての側面を強化させながら、それをわかりやすく提示する──心地良く波打つポリリズムに抗う術はあるのか? 子どものような探究心で 新世代ジャズとヒップホップ、そのルーツである90年代のネオ・ソウルから受けたインスピレーションを希釈せず、濃密なまま日語ポップスとして成立させたことで2015年を代表する作品となった、ceroの『Obscure Ride』。翌年のシングル“街の報せ”でその肥沃な音楽の土壌開拓に一区切りを付けた彼らは、大地を潤す大河を辿ってふたたび旅へ。〈連なる生、散らばる魂〉を意味する、3年ぶり4枚目のアルバム『POLY LIFE MULTI SOUL』は、生命やリズムの多様性と、そのハーモニーの生み出すエネルギーが躍動するceroの新境地を映し出している。 「『Obscure Ride』以前は自分たちの周りのインディー・ポップ界

    cero『POLY LIFE MULTI SOUL』ダンス・ミュージックの自由度を拡張する魅惑のポリリズム | Mikiki by TOWER RECORDS
  • 小田朋美とは何者か? ceroやCRCK/LCKSなどで活躍する才媛が語る、早熟な音楽的歩みと歌うことへの葛藤経て見出した新起点 | Mikiki by TOWER RECORDS

    小田朋美の名前を以前から知っていた人にとっても、昨年から始めたceroのサポート・メンバーとして知った人にとっても、2017年の小田朋美からは目が離せなくなるだろう。 東京藝術大学・作曲科出身の若きピアニスト/シンガー・ソングライターとして彼女の存在に、まず最初に大きな脚光が当たったのが2013年にリリースされたファースト・ソロ・アルバム『シャーマン狩り』だった。クラシカルな素養を感じさせながら、ポップにもジャズにも飛び地できる才能を、菊地成孔が彼女と共同プロデュースという形でエスコートした。以降、DC/PRGへの加入や、同世代のジャズ・シーンで台頭してきたミュージシャンたちとハイブリッドなシティー・ポップを奏でるCRCK/LCKS(クラックラックス)の結成、そしてさらにサウンドを進化させるための要のひとりとして指名を受けたceroへのサポート参加など、彼女をめぐる状況は、今とても音楽的に

    小田朋美とは何者か? ceroやCRCK/LCKSなどで活躍する才媛が語る、早熟な音楽的歩みと歌うことへの葛藤経て見出した新起点 | Mikiki by TOWER RECORDS
  • ミシェル・ンデゲオチェロ(Meshell Ndegeocello)の音楽の秘密とは? 柳樂光隆がカヴァー集『Ventriloquism』から振り返るその歩み | Mikiki by TOWER RECORDS

    ミシェル・ンデゲオチェロの新作『Ventriloquism』は、プリンスやTLC、シャーデーらの楽曲をカヴァーしたアルバムだ。 ここで取り上げられているのは主に85年から90年にかけて発表されたR&Bやヒップホップのヒット・ソングで、68年生まれのミシェルが10代後半から20代前半にかけて愛聴していたであろう楽曲たち。作はいわば自身のルーツを明かしたような作品だが、そこはミシェル・ンデゲオチェロ、やはり一筋縄ではいかない。ソウル・ミュージック、ヒップホップ、ジャズとジャンルにとらわれないサウンドを提示してきた彼女らしい独自の折衷感覚、そしてシンガー・ソングライター的な作家性がどの曲にも溢れており、懐古的なムードは皆無、実にフレッシュなアルバムとなっている。 そんな『Ventriloquism』をきっかけに、「Jazz The New Chapter」シリーズの監修者としても知られる柳樂光

    ミシェル・ンデゲオチェロ(Meshell Ndegeocello)の音楽の秘密とは? 柳樂光隆がカヴァー集『Ventriloquism』から振り返るその歩み | Mikiki by TOWER RECORDS
    zaki1010
    zaki1010 2018/03/17
    何年経っても本当に最高であり続ける稀有な人だ。
  • ボン・イヴェールが『For Emma, Forever Ago』期の未発表曲を初披露 | Mikiki by TOWER RECORDS

    ボン・イヴェールが2月17日に米ミルウォーキーで開催した初作『For Emma, Forever Ago』(2007年)のリリース10周年記念コンサート※で、同時期に作られた未発表曲“Hayward, MI”を初披露したと、SPINやStereogumなど複数のメディアが報じている。ファン撮影の動画も公開。 ※完成したのは2007年7月だが、正式にリリースされたのは2008年2月 10年間バンドに尽くしたマネージャーでありながら、先日ウィスコンシン州下院議員選挙への立候補とともに、音楽業界から身を引くことを発表したカイル・フレネッテに捧げられたパフォーマンス。ジャスティン・ヴァ―ノンの弾き語りを中心とした簡素な演奏だからこそ、友へのはなむけを歌に託した想いがストレートに伝わってきます。めちゃくちゃ良い曲なので、オフィシャルのリリースも期待してしまうところ。

    ボン・イヴェールが『For Emma, Forever Ago』期の未発表曲を初披露 | Mikiki by TOWER RECORDS
  • 桑原あいが提示する別次元のジャズ―スティーヴ・ガッド&ウィル・リーの豪華リズム隊が新たなインスピレーション与えた新作 | Mikiki by TOWER RECORDS

    2年ぶりの新作は、スティーヴ・ガッド、ウィル・リーという超強力プレーヤーと共に 2012年にデビュー・アルバム『from here to there』をリリースした翌年秋には、桑原あいは東京JAZZのステージに立ち、その時、デヴィッド・サンボーン&ボブ・ジェームス・バンドのメンバーとして来日していたスティーヴ・ガッドと出会った。それが今回のアルバムの始まりだった。その後も彼女はキャリアを邁進、2015年にはスイスのモントルー・ジャズ・フェスティヴァルのソロ・ピアノ・コンペティションに出場、そして何かに導かれるようにクインシー・ジョーンズと巡り会い、自身のアルバムは4枚目を数え、2016年にはLAでの単独公演を成功させ、多忙な日々の中、ふと気づけば、NYのシアー・サウンド・スタジオの中で、ピアノの前に座っていた。ウィル・リー、スティーヴ・ガッドとともに。 約2年ぶりの新作であり5作目となった

    桑原あいが提示する別次元のジャズ―スティーヴ・ガッド&ウィル・リーの豪華リズム隊が新たなインスピレーション与えた新作 | Mikiki by TOWER RECORDS
    zaki1010
    zaki1010 2017/03/16
    すげえメンツ。
  • めざせ紅白出場! 二階堂和美とGentle Forest Jazz Band、胸躍るリズムで老いも若きもときめく共演盤『GOTTA-NI』を語る | Mikiki by TOWER RECORDS

    ズラリと並んだ21+1名がハッピーでリズミックなスウィングを紡ぎ出す! 胸躍るジャズ、心を弾ませるビート、ゴッタ煮のエンターテイメント、口ずさみたくなる歌がここにある! 無意識に求めていたリズム これまでの音楽人生を集約したような傑作『にじみ』(2011年)を発表した後、劇場アニメ「かぐや姫の物語」(2013年)の主題歌“いのちの記憶”を担当。私生活では出産を経験し、音楽活動を続けながら実家の寺で僧侶として働く。ここ数年、ミュージシャンとして、ひとりの女性としても大きな節目を迎えた二階堂和美が、新たな一歩を踏み出した。新作『GOTTA-NI』は、総勢21名のジャズ楽団、Gentle Forest Jazz Band(GFJB)との共演盤。両者は8年前に知り合って、いつか一緒にやろうと誓い合った仲だったという。GFJBと共演する楽しさを、二階堂はこんなふうに語ってくれた。 「まず自分がひとり

    めざせ紅白出場! 二階堂和美とGentle Forest Jazz Band、胸躍るリズムで老いも若きもときめく共演盤『GOTTA-NI』を語る | Mikiki by TOWER RECORDS
  • マイルスを電化させた無冠のビッチ、ベティ・デイヴィス(Betty Davis)――時代の先を行きすぎていたファンク・ディーヴァの革新性を再検証 | Mikiki by TOWER RECORDS

    帝王マイルスをフュージョンの道へ誘った無冠のビッチ マイルス・デイヴィスを夢中にさせた女――〈キリマンジャロの娘〉の邦題で知られるマイルスの68年録音作『Filles De Kilimanjaro』にてジャケットのモデルとして採用され、“Mademoiselle Mabry”という曲を捧げられた彼女は、同年にマイルス夫人となった。結婚生活はわずか1年という短さながら、モデル、歌手、ソングライターとして活躍したベティ・メイブリー改めベティ・デイヴィスは、ジミ・ヘンドリックスやスライ・ストーンをマイルスと引き合わせ、いわゆるエレクトリック・マイルス期の作品に大きな影響を及ぼした人物として知られている。69年に録音されたあの革新的名盤『Bitches Brew』もセッションの段階では『Witches Brew』と呼んでいたが、ベティの提案でタイトルを変更。アートワークを手掛けた画家のアブドゥル・

    マイルスを電化させた無冠のビッチ、ベティ・デイヴィス(Betty Davis)――時代の先を行きすぎていたファンク・ディーヴァの革新性を再検証 | Mikiki by TOWER RECORDS
  • 追悼・冨田勲 ~巨星逝く、これからもずっと鳴り続ける日本の風土としての大衆音楽 | Mikiki by TOWER RECORDS

    巨星逝く――日の風土としての冨田勲 訃報が届いたのは5月8日。亡くなられて3日後の午後だった。その瞬間に仕事の手が完全に止まってしまい、翌日の明け方までただただ茫然と過ごしたのだった。耳に入ってくるのは、仕事部屋の窓際にかかった明珍火箸の風鈴が風に揺れる音だけである。思えば、この風鈴は15年前にご自宅でインタヴュー(誌の前身であるミュゼの取材)した時に冨田先生からいただいたものだった。先生の自宅リヴィングルームは、四隅と天井にスピーカーを設置した特殊な作りになっており、サラウンド音響に対する熱い思い、その原点となった少年時代の北京天壇公園での不思議な体験のことなど、冨田サウンドの鍵となる様々な話を熱く語ってくださったのを昨日のことのように思い出してしまう。 *********** 私が冨田勲という作曲家の作品に初めて意識的に触れたのは、7才だったと思う。『ジャングル大帝』のテーマ曲だっ

    追悼・冨田勲 ~巨星逝く、これからもずっと鳴り続ける日本の風土としての大衆音楽 | Mikiki by TOWER RECORDS
  • 中塚武『EYE』ジャズを基調にしながらより尖鋭的に 全編で自ら歌った新作 | Mikiki by TOWER RECORDS

    前作に引き続き、全編で自身のヴォーカルをフィーチャーした新作だが、そのサウンドはジャズを基調にしながらより尖鋭的なものへ変化を遂げた。電子音が飛び交う“JAPANESE BOY”や、変拍子からワルツへとスイッチする“律動(リズム)”、ビッグバンド編成の“○の∞”、エレクトロニカ調の“ふれる”など多様なアプローチを見せる楽曲には、いずれも複雑なリズムやめくるめくハーモニーが盛り込まれており、先の読めないスリリングな展開の連続に圧倒される。軽やかなAOR“初夏のメロディ”のようにオーセンティックな歌モノとして享受できるナンバーも収めつつ、アルバム全体では、〈歌を中心に据える〉というポップソングのフォーマットからギリギリで逸脱しない大胆なアレンジが際立っているし、そのアグレッシヴな音の海に飲み込まれるような感覚が気持ちいい。ヒップホップなどを吸収しながら拡張する現行ジャズ界の動きに(恐らく)触発

    中塚武『EYE』ジャズを基調にしながらより尖鋭的に 全編で自ら歌った新作 | Mikiki by TOWER RECORDS
    zaki1010
    zaki1010 2016/05/26
    いいかも。
  • 映画〈007〉サントラに参加したメキシコの打楽器アンサンブル、タンブッコの新作はバリの竹筒ガムラン楽器・ジェゴッグとの世界初録音曲も | Mikiki by TOWER RECORDS

    圧倒的なパフォーマンスにより世界中で絶賛の渦を巻き起こしている、世界最高峰のパーカッション・アンサンブル、タンブッコ。映画『007スペクター』ではサウンドトラックの製作に関わり、さらに劇中にも参加するなど、まさに今注目のアンサンブルです。注目したいのは、世界初録音となるバリ伝統の竹筒ガムラン楽器ジェゴッグと打楽器四重奏の作品《カフェ・ジェゴッグ》。押し寄せる音の波と複雑なリズムが絡み合い、ドライヴ感が心地良い。スティーヴ・ライヒの名作《ナゴヤ・マリンバ》や、武満徹の繊細な時間の流れに引き込まれる《雨の樹》など、完璧なテクニックに脱帽。そして楽しい!

    映画〈007〉サントラに参加したメキシコの打楽器アンサンブル、タンブッコの新作はバリの竹筒ガムラン楽器・ジェゴッグとの世界初録音曲も | Mikiki by TOWER RECORDS
  • クラシックでテルミンを楽しむ! テルミン奏者、カロリーナ・エイクのために作曲された〈テルミン・ソナタ〉含むオリジナル作品集 | Mikiki by TOWER RECORDS

    ありそうでなかった、と言うより、ついに出た。1919年に発明家レフ・テルミンにより発明された楽器テルミン。しかしその楽器がクラシックで使用されることは少なく、交響曲での登場や協奏曲といった曲に絞られていた。しかし1990年代に入り、米Moog社によりテルミンの開発が進んで以降状況が一変、今回のソナタをはじめ作品が多く生み出される土壌が出来上がった。このアルバムで演奏するエイクや、作曲のタルノフはそんなテルミン新時代の寵児といえよう。浮遊感だけでなく、しっかりとした音程を求められたりと、これまでの色物ではない、楽器としてのテルミンを楽しめる内容となっている。

    クラシックでテルミンを楽しむ! テルミン奏者、カロリーナ・エイクのために作曲された〈テルミン・ソナタ〉含むオリジナル作品集 | Mikiki by TOWER RECORDS
  • ジャズ? ロック? 現代音楽? 日米英4人組インスト・バンド、nouonが鳴らす繊細さと大胆さに歌心混在した初作『KUU』 | Mikiki by TOWER RECORDS

    ジャズ?ロック?現代音楽? 音楽語彙をおおらかに俯瞰する要注目のインスト・バンド 日人が2人、米国人と英国人が1人づつの、東京を拠点に置くインストゥルメンタル・バンド。また、その楽器構成は、ヴァイブラフォン(山田あずさ)、エレクトリック・ピアノ(ケヴィン・マキュー)、コントラバス・クラリネット(ヒュー・ロイド)、ドラム(山淳平)。そんな内訳をnouonという不思議な名前を持つ4人組は抱えるが、その情報からどんな音を想像するだろうか? ちなみにコントラバス・クラリネットは、バス・クラリネットよりも下の音域を持つ珍しい管楽器だ。 『KUU』はnouonのデビュー・アルバムであるが、上記の珍しい要件を利しつつ、それは大方の想像を超える持ち味や展開を持っているのではないか。ジャズ、現代音楽、ロックなどを俯瞰するような楽曲はすべてメンバーのオリジナル。その凝った素材を元に4人が自由に音を出し合っ

    ジャズ? ロック? 現代音楽? 日米英4人組インスト・バンド、nouonが鳴らす繊細さと大胆さに歌心混在した初作『KUU』 | Mikiki by TOWER RECORDS
    zaki1010
    zaki1010 2016/02/12
    いいかも。
  • ウェザー・リポート、黄金期78年~81年の未発表ライヴ音源が世界初CD化! 手を入れていない完璧なナマ演奏が高音質で甦る | Mikiki by TOWER RECORDS

    ※試聴はこちら これらの音源は、ピーター・アースキンやツアーPAとして帯同していたブライアン・リズナーが個人的に録音していたものやコレクター所有の秘蔵品らしく、長きに亘りひっそりと保管、愛聴されていたようだ。近年、ウェザー・リポートのストーリーテラー的な役割を負う機会が多いピーター・アースキンだが、作でもライナーノーツを担当しており、当時のバンドの状態や各曲の背景や演奏する意味合いなどを解説している。(これだけでもかなり読みごたえがあり、価値がある。) 一般的にライヴ盤は、レコード・CDというフォーマットゆえの時間的な制約があり、そのハイライトとなる楽曲で構成されることが多い。しかし今回はその4枚組という構成により、代表曲と言われる楽曲はもちろんのこと、通常は収録されないであろう各自のソロ・パフォーマンス(独奏)まで収録されている。こういった音源は一部youtubeなどで見ることはできる

    ウェザー・リポート、黄金期78年~81年の未発表ライヴ音源が世界初CD化! 手を入れていない完璧なナマ演奏が高音質で甦る | Mikiki by TOWER RECORDS
  • Mikiki | 【チケプレ】現代最重要ドラマー率いるクリス・デイヴ&ドラムヘッズが再来日! 2組4名さまを1月26日のBillboard Live TOKYO公演にご招待 | TOPICS | JAZZ

    【チケプレ】現代最重要ドラマー率いるクリス・デイヴ&ドラムヘッズが再来日! 2組4名さまを1月26日のBillboard Live TOKYO公演にご招待 クリス・デイヴ・アンド・ザ・ドラムヘッズ の来日公演が1月25日(月)と26日(火)にBillboard Live TOKYOで開催される。 ロバート・グラスパー・エクスペリメント のドラマーとしてジャズ・シーンに革命を起こし、昨年は ディアンジェロ・アンド・ザ・ヴァンガード の一員として来日も果たした最重要ドラマーが、自身のリーダー名義で約1年半ぶりの日公演を行う。パワフルな超絶テクニックを誇りながら、ヒップホップや アフロ・ビート など多彩なリズムを柔軟に操り、歌姫 アデル のアルバム『21』など数々の客演/ツアー歴を誇る鬼才のポテンシャルは、ステージ上でこそ最大限に発揮されるのは言うまでもない。さらに今回は、同じく ディアンジェ

    Mikiki | 【チケプレ】現代最重要ドラマー率いるクリス・デイヴ&ドラムヘッズが再来日! 2組4名さまを1月26日のBillboard Live TOKYO公演にご招待 | TOPICS | JAZZ