この度、挑戦者の福間香奈女流五冠より、妊娠の報告ならびに体調理由による白玲戦七番勝負におけるテーブル・椅子での対局と和服非着用の要望がございました。 白玲戦を主催する当連盟およびヒューリック株式会社で構成する白玲戦委員会での協議の結果、医師の診断、指導等に基づき、母子の健康保持のため、福間女流五冠の要望については特例的に認めることとしました。
この度、挑戦者の福間香奈女流五冠より、妊娠の報告ならびに体調理由による白玲戦七番勝負におけるテーブル・椅子での対局と和服非着用の要望がございました。 白玲戦を主催する当連盟およびヒューリック株式会社で構成する白玲戦委員会での協議の結果、医師の診断、指導等に基づき、母子の健康保持のため、福間女流五冠の要望については特例的に認めることとしました。
佐藤天彦九段の不服申立書に対する裁定 公益社団法人日本将棋連盟・常務会 1.経緯 2022年10月28日に実施された名人戦・第81期順位戦A級4回戦、永瀬拓矢王座対佐藤天彦九段の対局において、業務執行理事として立会人の任を代行した鈴木大介常務理事及び佐藤康光会長が、佐藤天彦九段が約1時間に亘りマスクを外していたとして、臨時対局規定(以下「臨時規定」)に基づき、反則負けとする旨の裁定を行いました(以下「本判定」)。 これを受け、同年11月1日、佐藤天彦九段は、当連盟に対して不服申立書(以下「本件不服申立」)を提出しました。 不服申立の裁定機関である当連盟の常務会は、慎重に審議した結果、客観性・中立性・公正性の観点から、大野徹也弁護士(霽月法律事務所)及び鈴木正人弁護士(潮見坂綜合法律事務所)に、本件不服申立に関する事実関係の調査、並びに関係資料の精査等を踏まえた本判定と本件不服申立の適否の検
順位戦における裁定について 2022年10月31日 公益社団法人日本将棋連盟 日頃より将棋文化の普及・発展にご理解賜り、誠に有り難うございます。 先週28日 (金)の順位戦A級4回戦、永瀬拓矢王座対佐藤天彦九段戦における佐藤九段の反則負けの裁定について、その経緯と詳細をご報告申し上げます。 同対局においては、佐藤九段が約30分にわたるマスクの未着用を2回行ったことから、中継映像を確認の上で弊社団役員間にて協議を行い、臨時対局規定第3条に基づいて佐藤九段の反則負けと裁定致しました。該当する条項は以下のとおりです。 (臨時対局規定抜粋) 第1条 対局者は、対局中は、一時的な場合を除き、マスク(原則として不織布)を着用しなければならない。但し、健康上やむを得ない理由があり、かつ、予め届け出て、常務会の承認を得た場合は、この限りではない。 第3条 対局者が第1条の規定に反したときは、対局規定第3章
このたび日本将棋連盟は、女流棋士の里見香奈女流四冠(女流王座・女流王位・女流王将・倉敷藤花)より棋士編入試験受験申込を6月24日に受理いたしました。 里見女流四冠は5月27日に行われた対局に勝ち、10勝4敗で棋士編入試験受験資格を満たしておりました。試験は規定通り8月から1ヶ月に1対局行われ、試験日と試験会場は里見女流四冠と試験官の日程を調整し決定いたします。 【公益社団法人日本将棋連盟 棋士編入試験規定】 試験日 申請受理月の2ヶ月後から開始、1ヶ月に1対局 試験会場 原則として「東京・将棋会館」または「関西将棋会館」 受験資格 ・現在の公式戦において、最も良いところから見て10勝以上、 なおかつ6割5分以上の成績を収めたアマチュア・女流棋士の希望者 ・四段以上の正会員の推薦のある者 試験内容 棋士との5番勝負(試験官は新四段5名を棋士番号順に選出) ※持時間3時間 ※対局は将棋連盟の公
読売新聞社と日本将棋連盟は11日、あす12日とあさって13日に開催する予定だった第33期竜王戦七番勝負第4局(対局場・福島県福島市の「吉川屋」)について、挑戦者の羽生善治九段が体調不良を訴えたため、延期することを決定しました。 七番勝負は、11月26日と27日に行われる第5局(対局場・鹿児島県指宿市の「指宿白水館」)を第4局として続行致します。今後の日程は以下の通りです。 第4局 11月26日(木)・27日(金) 指宿白水館(鹿児島県指宿市) 第5局 12月5日(土)・6日(日) ホテル花月園(神奈川県箱根町) 第6局 12月16日(水)・17日(木) ほほえみの宿 滝の湯(山形県天童市) ※第7局につきましては後日、日程と対局場を発表します。 羽生九段は、11月7日(土)、8日(日)に行われた京都市の仁和寺での第3局を終え、東京都内の自宅に帰った11月9日(月)夜、38.9度の発熱
公益社団法人日本将棋連盟は、ヒューリック株式会社と女流新棋戦「ヒューリック杯 白玲(はくれい)戦・女流順位戦」を新たに創設することとなりました。 また、これにともない、清麗戦の主催をヒューリック株式会社より大成建設株式会社に交代することとなりました。 第1期 ヒューリック杯 白玲戦・女流順位戦は、順位決定リーグ戦と順位決定トーナメント戦にて女流棋士の順位を決定します。そして、順位決定トーナメント戦の1位・2位決定戦を七番勝負で行い、第1期白玲を決定します。優勝賞金は女流タイトル戦最高額の1500万円です。 第3期大成建設杯清麗戦は棋戦方式の変更を行いません。予選を2敗失格で実施し、予選通過4名による本戦トーナメントを行い、里見香奈清麗への挑戦者を決定します。 左から佐藤康光会長、ヒューリック株式会社代表取締役会長・西浦三郎様、大成建設株式会社代表取締役社長・相川善郎様、清水市代常務理事 【
公益社団法人日本将棋連盟は、2020年3月2日に弊社団に送付された棋譜利用に関する公開質問状の件について以下の通り回答いたします。 2020 年 4 月 17 日 質問者代理人弁護士 杉村 達也 殿 公益社団法人日本将棋連盟 会 長 佐 藤 康 光 公開質問状の件(回答) 前略 2020年3月2日付の貴信にてご質問頂きました件について、弊社団より下記のとおり回答致します。 記 1. はじめに 貴殿から弊社団Web サイトを通じ、YouTube やブログ等での解説、将棋界の復興目的等を利用趣旨としまして、数多くの棋譜申請を頂いていたことを確認致しました。 こうしたご要望に対して、当初無回答といった対応が多くなされ、また、将棋愛好家の皆様にもご心配をおかけしましたことをお詫び致します。 本質問状を拝受した後に確認しましたところ、現在は多くの棋戦にて、棋譜申請に対して回答を行っているとの返答を得
日本将棋連盟TOP 将棋コラム 羽生善治九段が語る、大山康晴十五世名人との対局。米長邦雄永世棋聖も加わってガチンコ勝負の感想戦【平成の将棋界を振り返る】 「坊や、今日は対局かい?」四段に昇段してプロとして将棋会館に行った時に米長(邦雄永世棋聖)先生からよく挨拶代わりにこの言葉をかけて頂きました。 奨励会時代にあまり記録係を務めておらず、公式戦の雰囲気をよく知らないまま、四段になってしまったのでその言葉でだいぶリラックスする事ができました。 また、同時に大変な世界に来てしまった実感もありました。 当時はインターネットも無かったので棋士の名前と顔を知るのは将棋年鑑のプロフィールぐらいだったのですが、そこに掲載されていた写真も一部の人は長きに渡って更新されておらず、対局で顔を合わせて始めて実像を知る事もありました。それを考えると現代とは隔世の感があります。午前中の対局室はとにかく賑やかでほぼ、世
日本将棋連盟TOP 将棋コラム 「これからもポケカを趣味に楽しみたい」藤井猛九段たちが出場したポケモンカード企業対抗戦の様子を山口女流二段がご紹介! 12月のある寒い日、企業対抗戦に出場するために4人の棋士、女流棋士が新橋の駅前に集いました。 「今日は宜しくお願いします」 「皆でがんばりましょう」 「きっ、緊張する...」 奨励会や育成会に入会してしまうとアマ(将棋)大会へ出場することが禁じられるため、団体戦に出場するのは久しぶり。皆がニコニコした面持ちです。 えっ、なぜ突然団体戦に出場することができるようになったのかって? その答えは、ジャンルがポケモンカードだからです。 という事で、藤井猛九段、石田直裕五段、香川愛生女流三段、私・山口恵梨子女流二段の4名でポケモンカード企業対抗戦に出場してきました。本大会は株式会社ポケモンが初開催した企業対抗戦です。各企業2~4人のチームを作り、ポケモ
第43回中学生将棋名人戦(主催=日本将棋連盟、協賛=大塚製薬株式会社)が平成30年7月15・16日(日・祝)に東京都中央区「綿商会館」で開催され、富山市立岩瀬中学校3年の野原未蘭(のはら・みらん)さんが優勝した。 40年を超える中学生名人戦史上、女子が優勝したのは初めてで、今後の活躍が期待される。 中学生将棋名人戦は昭和51年に第1回大会が開催され、中村修君(町田第三中学校2年=現中村修九段)が優勝して以来、屋敷伸之九段や丸山忠久九段など、現在のトップ棋士が優勝している歴史と伝統のある棋戦で、奨励会員やアマチュアのトッププレイヤーも多数輩出している。 中学生や高校生の棋戦においては奨励のため、女子の部を設けている大会も多数見られるが、男女を分けず同条件で対局する小学生名人戦や中学生名人戦では初の快挙。野原さんは昨年の女流アマ名人戦でも全国優勝を果たしている。 今回の中学生名人戦は大塚製薬株
6月26日(月)に行われた第30期竜王戦決勝トーナメント、増田康宏四段-藤井聡太四段戦は91手で藤井聡太四段が勝ちました。藤井聡太四段はこれでデビュー後負けなしの29連勝を達成し、歴代連勝記録の単独トップとなりました。関係者のコメントは下記の通りです。 ◆羽生善治三冠 29連勝は歴史的な快挙です。結果も素晴らしいですが内容も伴っていいる点でも凄みがあります。この記録は時が経つにつれ重みを増して来るはずですし、将棋界の新しい時代の到来を象徴する出来事になりました。檜舞台で顔を合わせる日を楽しみにしています。 ◆谷川浩司九段 新記録おめでとうございます。タイトル戦の本戦に勝ち進むようになり、トップ棋士との対局も増えてくると思います。10代半ばの一番強くなる時期に、トップ棋士と戦えるのは幸せな事。トップとの差は何なのか。実際に肌で感じることでまた、大きな可能性が開けてくるでしょう。 ◆神谷広志八
中学2年でプロ入りしたのは、谷川九段に続いて藤井聡四段が2人目です。藤井聡四段と言えば、詰将棋解答選手権チャンピオン戦で2年連続の優勝経験があります。トッププロも参加しているこの大会で、なんと12才(小学6年)にしてプロ棋士を抑えて優勝を飾りました。藤井聡四段の終盤力は、小学生にしてトッププロをも凌駕していたといっても過言ではないでしょう。圧倒的な終盤力と若さと勢いで、今後が楽しみな棋士です。 現役最高齢の棋士! 加藤一二三九段 藤井聡四段のデビュー戦の相手は、現役最高齢、76歳の加藤一二三九段です。将棋界の「現役最年長」は、丸田祐三九段の持つ77歳0カ月ですが、2017年1月1日の誕生日で77歳を迎える加藤一二三九段は、この偉大な記録を更新することがほぼ確定しています。 加藤九段はこれまでにタイトルを8期獲得し、一般棋戦優勝も23回を数える偉大な棋士です。プロ入りしたのは1954年、史上
日本将棋連盟TOP 将棋ニュース プロ棋士の新棋戦を創設、2015年6月20日開幕 2016年春、新棋戦優勝者vs最強ソフトの対局「第1期電王戦」開催決定 株式会社ドワンゴ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:荒木隆司)および公益社団法人 日本将棋連盟(東京都渋谷区、会長:谷川浩司)は、現役プロ棋士が出場する新たな棋戦を創設し、2015年6月20日から2015年12月にかけて開催することを決定しました。さらに2016年春、新棋戦の優勝者と「第3回将棋電王トーナメント」で優勝したコンピュータ将棋ソフトが対局する「第1期電王戦」を開催します。 新棋戦は現役プロ棋士のエントリー制で、出場棋士は段位別予選と本戦を勝ち抜いて優勝を目指します。棋戦の名称は、本日より1週間、ニコニコのユーザーから募集し決定。2015年6月18日(木)に全出場棋士の情報とあわせて公開予定です。 新棋戦の優勝者は、翌春開催
このたび日本将棋連盟は、アマチュアの今泉健司さんよりプロ編入試験受験申込を7月22日に受理いたしました。 今泉健司さんは7月5日に第8回朝日杯将棋オープン戦で星野良生四段に勝ち、プロ編入試験受験資格を満たしておりました。試験は規定通り9月から1ヶ月に1対局行われ、第3局以降の試験日と試験会場は今泉さんと試験官の日程を調整し決定いたします。 【公益社団法人日本将棋連盟 プロ編入試験規定】 試験日 申請受理月の2ヶ月後から開始、1ヶ月に1対局 試験会場 原則として「東京・将棋会館」または「関西将棋会館」 受験資格 ・現在のプロ公式戦において、最も良いところから見て10勝以上、なおかつ6割5分以上の成績を収めたアマチュア・女流棋士の希望者 ・四段以上の正会員の推薦のある者 試験内容 棋士との5番勝負(試験官は新四段5名を棋士番号順に選出) ※持時間3時間 ※対局は将棋連盟の公式戦対局規定に準ずる
このたび、里見香奈女王・女流王座・女流名人(さとみ かな、21歳、奨励会三段)より体調不良を理由に休場届が役員会に提出され、2014年3月1日~2014年8月31日まで半年間、対局を休場することが受理されました。 里見女流の予定しておりました半年間の棋戦と三段リーグについては以下の通りとなります。 ・第7期マイナビ女子オープン戦 五番勝負 (挑戦者決定戦は3月3日) ・第25期女流王位戦 ・第36期霧島酒造杯女流王将戦 ・第22期大山名人杯倉敷藤花戦 ・第55回奨励会三段リーグ戦 進行中の女流王位戦紅白リーグ5回戦:3月10日(月) 対清水女流六段戦は不戦敗(リーグ残留は確定しています)になります。 これから始まります霧島酒造杯女流王将戦、大山名人杯倉敷藤花戦、奨励会三段リーグについては休場いたします。 マイナビ女子オープン五番勝負については、本人のタイトル保持者として五
今年の1月30日、石橋幸緒女流四段(日本女子プロ将棋協会=LPSA=代表理事)の対局放棄に端を発した、一連の問題について、新たな対応を公表いたします。 主要な点は次の通りです。 (1)この案件を長期間収束できなかったことへの女流棋戦各主催者、将棋ファンへのお詫び (2)LPSA側から謝罪文が公表され、かなり不十分だが、最低限の評価はできること (3)今回限りの特例として、渡部愛(わたなべ・まな)さんを女流3級と同等の対応をすることを7月1日付で認める。現状の研修会C1クラス昇級で女流3級という規定以外でも、その資格を認める方法を検討していること (4)2月22日に公表した、今後1年間、石橋女流四段を連盟の主催する棋戦の出場者として一切の推薦をしない、という点は継続すること 弊連盟としては、引き続き解決に向けてさらなる努力をしてまいる所存です。今後ともよろしくお願い申し上げます。
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