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ブックマーク / finalvent.cocolog-nifty.com (146)

  • 後藤健二さんはなぜ「イスラム国」に行ったのだろうか?: 極東ブログ

    「イスラム国」日人人質殺害事件でずっと疑問に思っていたことがある。後藤健二さんはなぜ「イスラム国」に行ったのだろうか?ということだ。 結論から言うと、わからない。 特段に私がこう思うということもない。陰謀論のような推論もなにもない。が、疑問はずっと脳裏を去らないので書いてみたい。 基的な疑問は解けている。これには二つある。一つは、後藤さんは戦場ジャーナリストとして仕事をされていたのだから、戦場に赴くのは当然であるということだ。このことはおそらく彼の最後の文章となっただろう(10月24日だと思われる)、クリスチャン・トディー「戦争に行くという意味 後藤健二」(参照)からも理解できる。そしてその仕事の意義も了解できる。 もう一つは、人質・湯川遥菜さんを助けに行ったということだ。なぜそこまでして湯川さんを助けに行ったのかという疑問もあるが、それについては、どうやら以前(昨年4月)にも湯川さん

  • [書評]『ドライブ・マイカー』(『多崎つくる』以降の村上春樹文学): 極東ブログ

    村上春樹の、長編というよりは中編作『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』以降の作品はどのようになるのか。今月号の文藝春秋に発表された短編『ドライブ・マイカー』は、その点で非常に興味深いものだった。 『多崎つくる』についてはcakesの『新しい「古典」を読む』(参照)のほうで書評を書いたが、独特の情感と倫理を基調にシンプルに描かれたようにも読めるし、初期作品のようなトリッキーな謎解き風の仕掛けは目立っていないものの、象徴と暗喩の構造が入り組んでいて、従来にない独自のパラレルワードが仕組まれているシュールレアリスム的な作品として難しい作品でもあった(リアリズムのなかにシュールレアリスムを埋め込む実験作品でもあった)。村上春樹文学の系列としては、彼の現状の中期的な作品である『国境の南、太陽の西』の、小説技法の一端を継いだ形になっている。 この転機とも見られる中編的な『国境の南、太陽の西』自

    [書評]『ドライブ・マイカー』(『多崎つくる』以降の村上春樹文学): 極東ブログ
  • 2014年年末衆議院選挙、雑感: 極東ブログ

    衆議院選挙が終わった。ブログではいつも選挙前に自分の見通しを記してきたが、今回はポリタスに寄稿(参照)したのでブログには書かなかった。 率直に言うと、ブログに書くと気が滅入る嫌がらせが多く、忙しいときにその対応に時間を割くのがめんどくさい。というか、ブログに書くと不快なレスポンスが想定されるとあまり書く気力がしてこない。ただ、それでもいけないなあとは思う。 この件で言えば、私は自民党の支持者ではないが、自民党が勝利するだろうという見通しを持っていた。だが、そう書くと、自民党支持者であるとして批判を受けるという図柄がある。辟易とする。日が負けるだろうと言えない戦中はこんな感じだったのだろう。戦争は負けるべくして負けたのであり、今回の与党は勝つべくして勝ったのだから、思想や意見というものを主張するなら、現状を冷静に見つめて未来に向けた見通しを構想していくしかない。戦後を復興させた人々はそうし

    Blue-Period
    Blue-Period 2014/12/16
    いまさら casting vote と言うことば(スペル)を初めて知ったわ・・・
  • 滴防水Bluetoothスピーカーが楽しい: 極東ブログ

    滴防水Bluetoothスピーカーというのを気まぐれに買ったら、これが楽しい。昔のラジカセみたいだなと思った。 形状は缶詰めの缶みたいというか、寿司屋の湯飲みといった風情なのだが、触ってみるとシリコンで覆われていて手触りがいい。滴防水といって多少水がかかっても大丈夫という仕様のBluetoothスピーカーである。つまり、お風呂にもって行けるというわけである。実際に、お風呂にもって行くと、とても快適なのだった。 色もいくつか選べる。白を買ったけど、汚れやすいだろうか。まあ、この値段ならいいかという感じ。CDより安い。 形状からわかるように2スピーカーとしてのステレオではない。今までもこの手のポータブルな単体スピーカーは使っていたことがあるが音があまりよくなかった。というわけで、期待してなかった。Bluetoothもめんどくさいとか互換性の問題があるんじゃないかと思っていた。 ところが音はいい

    滴防水Bluetoothスピーカーが楽しい: 極東ブログ
    Blue-Period
    Blue-Period 2014/11/02
    買った。音いい。ワロタ。
  • 香港・雨傘革命の本当の力: 極東ブログ

    21日、香港で普通選挙を求める抗議デモのなか、デモ学生の代表と香港政府代表の対話が実施された。この問題に関心をある人なら、この対話の内容や結果に期待をもつことはないだろう。重要なのは、対話に香港政府代表を引き出したということで、それ自体がデモ側の勝利の一つとして位置づけられる。 今後の動向がどうなるかはわからない。大筋、共産党中国政府が、香港の民主化に明示的に妥協することはないと見られる。それをすれば中国が解体してしまう。中共側としては、現状の台湾との関係と同様、言語的な規定は曖昧のまま実態を静かにねじ曲げていくという方向ならざるをえない。 このことは、天安門事件のような流血や、李総統(大統領)選出時のミサイル威嚇のようなことを中共側がしずらい、ということでもある。しかし、中国という国はこうした常識的な視点からは捉えられない面があるので、国際社会も慢心はできない。 今回の雨傘革命でも、そも

  • 若者はお金がないから恋愛できないのだろうか?: 極東ブログ

    若者はお金がないから恋愛できないのだろうか? 私にはわからない。ある程度社会学的に考察したとき、なんらかの答えが出るのかもしれないが、知らない。 青春が1970年代後半の私からすると、私の若い時代も若者にお金はなかった。それで恋愛ができなかったかというと、そうでもなかった。それ以前に、お金がないゆえに恋愛ができないという問い自体が、どうもそもそも象を結ばない。あの時代の私に十分にお金があったとして恋愛でどう使うのか? コンサートに行く? 旅行? ちなみに映画は安かった。500円で三見れた。 問いかけはたぶん、バブル期と比較してみると、現在の若者はお金がないから恋愛できないという枠組みなのだろう。 だが、これもその時代を見てきた自分としては、やはりぴんとこない。あの時代、自分も含めてまだ若い部類の人たちは、けっこう大きなお金をくだらないものに突っ込んではいた。自分の場合はMacintosh

    若者はお金がないから恋愛できないのだろうか?: 極東ブログ
  • 韓国でのタバコの値上げで思ったこと: 極東ブログ

    韓国でタバコの値上げが話題になっている。禁煙を推進するためにタバコを値上げするのは、国際的な潮流になっているので、韓国が多少遅れたとしてもそれを追いかけたことには、さして違和感もない。なにより韓国は「たばこの規制に関する世界保健機関枠組条約(WHO FCTC)」を受け入れたので喫緊の課題になっていた。 この話題だが少し掘り下げて見ていくと、考えさせられることがあった。 報道は各所にある。3日付け中央日報「福祉部長官も「たばこ、4500ウォンに値上げを」=韓国」(参照)が焦点化しやすいので、引用したい。 保健福祉部が年内にたばこを4500ウォン(約460円)に値上げする案を推進している。 文亨杓(ムン・ヒョンピョ)保健福祉部長官は2日、政府世宗庁舎で記者らに対し、「最も効果的な禁煙政策はたばこの値上げ」とし「喫煙率を低めるため、少なくとも2000ウォンは引き上げるべきだと考える」と述べた。値

    韓国でのタバコの値上げで思ったこと: 極東ブログ
    Blue-Period
    Blue-Period 2014/09/09
    『日本の喫煙というのはメキシコに似ているんだなと思った。日本は先進国のフリしているけど、性別の生活文化的なところではメキシコ的なのかもしれない。』
  • JK、加油!: 極東ブログ

    台湾で学生たちが議会を占拠したときは、日でもこれを支援する騒ぎがネットから見られたものだが、現在の香港の、なかでも学生を中心とする民主化運動について日側から支援する声のようなものは、あまり見かけないような気がする。なぜなんでしょう。 よくわからないのだが、私は日のネットの動向に関係なく、世界の民主化を支持するので、基的にこうした運動に肯定的。日からも民主化を支援しているよ、という声をあげておきたい。ただ、ちょっと微妙な部分がないわけでもないのでそのあたりはあとで触れたい。 まず、どういう問題か。簡単にいうと、中共政府、ふざけたまねしやがってくのぉー、というか、なーんちゃって民主主義が世界に通じると思ってんのかよぉ、ということ。 具体的に言うと、中共政府は、香港の市民に対して、2017年の香港特別行政区トップ・行政長官選出では、従来の間接選挙ではなく、直接選挙を認めるという発表をし

    Blue-Period
    Blue-Period 2014/09/04
    『若い人が理想だ民主化だと純粋に運動していても、そう単純には受け付けない。ただ、心のどっかで、本当に革命というものがあるなら、案外、このJKから始まるんじゃないかという思いもある』
  • 都議会で女性議員へのセクハラを撲滅するもう一つの方法: 極東ブログ

    ネットをそんなに見ているわけではないせいもあるけど、不思議だなあ、と思うのは、都議会で女性議員へのセクハラを撲滅するもう一つの方法について触れてある報道やブログを見かけないことだ。たぶん、たまたま私が見かけないだけなんだろうと思うけど。 ちなみに、もう一つの前の一つというのは、前回、前々回のエントリーで触れたように、都議会でセクハラ発言を禁じる規則を作ること。 そして、もう一つの方法がある。 こっちのほうがはるかによい。ただ、厳密にいうと、これで「撲滅」とまでいくかはちょっと不安な点がないわけではないが、それでも私の考えでは、こうした都議会で女性議員へのセクハラ問題はほぼ終わると思う。そして、この話の関連はすでにこのブログでも書いているのだけど……。 それは、都議会議員の半数を女性にすること。 大事なことなので、もう一度言いますね。都議会議員の半数を女性にすること。 そのためには、各政党か

  • 不倫は市民社会にとって「悪」でもなんでもない: 極東ブログ

    昨日のエントリーを書いて、意外な反応があった。率直にいうと、私が何を書いても罵倒を投げかけてくる一群の人がいるので、それはそれとして静かな白樺の林の見える特等席に座っていただくとして、意外だったのは、「不倫」の話題を持ち出すのが「ゲス」とか「セカンドレイプ」だとの指摘だった。 びっくりした。私の誤解かもしれない。誤解でびっくりしているのかもしれないが、誰が不倫をしていても、そんなことどうでもいいことなんじゃないのか。 不倫は公の市民社会にとっては「悪」でもなんでもない。不倫が問題になり「悪」であるのは、個的な関係だけである。私を例にするなら、私と性的または愛情の関係にある一群の人との関係内の問題である。別の言い方をすれば、文学的な問題にはなると思う。でも、明らかに市民社会の問題ではない。 誰が不倫していたかというのも、まったくどうでもいいこと。ではなぜそんな話を出したのかということ、まさに

  • 塩村文夏都議会議員へのヤジ・セクハラ問題、雑感: 極東ブログ

    6月18日の東京都議会会議で、みんなの党会派・塩村文夏議員がヤジでセクハラを受けたことは、NHKでもニュースになっていた。そうした話題の背景の一つかもしれないが、昨日のツイッターなどで話題になっていた。私としては、当のヤジにはそれほど関心を持たなかった。関心をもったのはどちらかというと、ツイッターなどで見られたこの件の受け止めかただった。 こうしたことは時が過ぎると事実部分が忘れられてしまうものなので、まず、ざっと事実関係に関する報道をNHKのニュースでまとめておこう。 19日「都議会で女性議員にセクハラやじ」(参照)より。 18日行われた東京都議会の一般質問で、みんなの党の女性議員が子育て支援策について質問を行った際、ほかの議員から「早く結婚したほうがいいんじゃないか」などとやじが飛び、女性議員は「人格を否定するものだ」と反発しています。 18日行われた都議会の一般質問で、みんなの党の

  • 2014年東京都知事選、雑感: 極東ブログ

    都知事選が終わった。ツイッターのほうでは早々に書いていたが、開票の8時とともに舛添さんの当確となるだろうと思っていた。その通りにはなった、という意味では、予想は当たった。が、その他、予想していた部分からは見えなかったことが数点あった。 今回の都知事選で一番興味深いことは、津田大介さんがメインに運営しているポリタスの運営だった。マスメディアからは見えづらい、各層の意見が可視になっていた。かく言う私も寄稿の依頼があり、寄稿した。「現実的な投票か、示威的な投票か ポリタス 「東京都知事選2014」を考える」(参照)である。 率直に言って、寄稿依頼があったときは驚いた。私の意見は、世間に水を差すことが多い。メディアからは嫌われる。またそういう水を差すキャラとしてネットで人気を得たいわけでもない。基ブログの転載はお断りしてきた。が、今回は私の「水を差す」意見も並べておくとよいのではないかと思ったの

    2014年東京都知事選、雑感: 極東ブログ
    Blue-Period
    Blue-Period 2014/02/10
    正確な分析のためにも白票の選択肢を叩くのやめたほうがいいとは思う。
  • [書評]舛添要一の6カ国語勉強法 - 体験に裏づけられた上達への近道(舛添要一): 極東ブログ

    もっと前に出ていただろうと思った。1980年代のだろうなと。違った。1997年のだった。舛添さんがこれを執筆していたのは1996年。48歳のころ。ああ、それでも今の僕より若いのか。 彼がメディアでばりばりと活躍して、今に残る罵言を吐いていたのもそのころ。東大の先生をしていたころ。まだ30代だったわけだ。栗慎一郎さんもまだ40代だった、あの頃。 舛添さんが東大をやめたのが1989年。桝添政治経済研究所を設立。この話はこのの「はじめに」に書いてある。 そのまま勤めていれば、国家公務員として給料は保証され、生活は安泰。ましてや、東大の駒場と言えば内容はともかくとして、入学試験の難易度だけからみても全国一の難関としてしられる大学。 やめたのは、人談によると、大学への失望だったらしい。 だが、それゆえにこそ、大学改革の必要性を強く感じたのだ。「日の大学はこのままではいけない」と思った。

    [書評]舛添要一の6カ国語勉強法 - 体験に裏づけられた上達への近道(舛添要一): 極東ブログ
    Blue-Period
    Blue-Period 2014/02/03
    最初の半年で基礎をみっちりやって、あとは毎日2時間写真撮ってたら上達するかな、という絶望感
  • 首都の長を決める選挙が話題である、とか言って、パリの話な: 極東ブログ

    首都の長を決める選挙が話題である、とか言って、パリの話な。 フランス語の勉強していると教材によくパリが出てくる。そりゃフランスの首都だし、花の都・パリである(だったか)。もちろん、他にもフランスの都市は出てくる。エクソンプロバンス(Aix-en-Provence)とか。まあ、でもパリだ。世界的にも有名な都市だ。人口はどのくらいかなと、ちょっと、パリと人口というキーワードでググったら、いきなり「221.1万 (2008年)」と出て来た。 じゃあ、東京と人口だとどうかな。1323万 (2013年4月1日)と出て来たぞ。グーグル先生のおっしゃることだから、これであっているのかどうかよくわからないが、まあ、そんなもんじゃなかろうか。 ということは、人口で見るとパリって東京の六分の一なんだ。なーんだ、パリ、そんなに小さいのか。いや、そう言ったもんでもないが、逆に東京がでかすぎるんだろうな。ついでにニ

    首都の長を決める選挙が話題である、とか言って、パリの話な: 極東ブログ
    Blue-Period
    Blue-Period 2014/02/03
    次回は篠田麻里子さんが出て欲しい。
  • マネックス・ショック: 極東ブログ

    昨日ボケなエントリを書いているさなか、東証が全面安で売買停止となった。あれま。世の中では、ライブドア・ショックということになっているらしい。ま、それはそうかもしれないんだが。しかし、これはマネックス・ショックでしょ。 時事としてはロイター”[焦点]信用取引の投げで連鎖安、東証システム問題も加わり予断許さず”(参照)がわかりやすい。 <マネックス・ショックの余震も継続> 一部の証券会社が17日にライブドアの株券について、信用取引の担保掛目をゼロとする措置を実施したことも、影響が継続している。マネックス・ビーンズ・ホールディングス<8698.T>傘下のマネックス証券は、ライブドア<4753.T>および同社と関連のあるライブドアマーケティング<4759.T>、ライブドアオート<7602.T>、ターボリナックス<3777.OJ>、ダイナシティ<8901.Q>の計5銘柄の代用有価証券掛目をゼロに引き

  • [書評]明日死ぬかもしれない自分、そしてあなたたち(山田詠美): 極東ブログ

    死という不在を軸に紡ぐ物語は存外にたやすいものだし、「明日死ぬかもしれない自分」という自意識は、ぐっと死に迫るときの人にはリアルなものであっても、他者にとってそれほど意味のあるものでもない。とすればそのモチーフ自体は陳腐な大衆作品にしか導かないのだろうとも思いつつ、通販カタログでも連想させるような「美しい」装幀に潜む、なにか歪んだ不在に心惹かれて読んでみた。山田詠美らしく繊細で美しく、いつもながらの他者の肌触りを感じさせる物語だった。詠美さんもきちんと歳を取ったなとも思った。 短編連作として全四章をそれぞれ分けて読むことも不可能ではない。第一章は姉、第二章は次兄、第三章は妹、第四章は家族。家族の物語ではあるが、長兄である澄生は17歳のときに不慮の死を遂げて不在。その不在の感触が、母の心の病を通して語られる。アルコール依存症を心の病というのは正確ではないかもしれないが、多少なりとも身近に患

    Blue-Period
    Blue-Period 2013/09/23
    『再婚の父親による家族が次第に崩壊し、また再構成していく過程』
  • 消費税増税と税の楔(tax wedge)について: 極東ブログ

    欧米では各所からの報道でもわかるように、日のアベノミクスの成功に期待が寄せられている反面、ふくれあがった日の財政赤字の対応と関連して消費税増税の是非が議論されている。 原則的には、デフレが十分に解消されていない現状では、浜田宏一内閣官房参与が示唆するように、今回の消費税率8%への引き上げに対しては「極めて慎重に判断すべきだ」と考えるのが妥当だろう。現時点で消費税増税を行うと景気に水を差すことになり、法人税や所得税が大幅に減少し、ひいては日経済再生が失敗に終わりかねない。 しかし国際的にそうした声が主流というわけではない。なかでもこの問題を扱ったフィナンシャルタイムズ社説「安倍政権の消費税増税の難問(Consumption tax conundrum for Abe)」(参照)では、現状の日の経済成長率の低さを考えるとその判断は難しいとしながらも、全体としては消費税増税を支持していて

  • 橋下徹大阪市長による日本外国特派員協会での記者会見報道についてニューヨークタイムズでの取り上げかた: 極東ブログ

    27日に日外国特派員協会で行われた橋下徹大阪市長による記者会見報道をニューヨークタイムズが取り上げていたので、その報道のされかたについて、簡単にメモしておきたい。 該当記事は「Japanese Politician Reframes Comments on Sex Slavery」(参照)で田渕広子記者によるもの。 最初に概括だけしておくと、一部でよく言われるような偏向報道という印象は受けなかった。どちらかというとそっけないほどプレーンな記事で、最後は、民主党の海江田万里代表が中国のことわざだとした「火を油紙で包むことはできない」という評で締めている。英文で読むと冗句なのか判然とはしないが。 橋下市長のスピーチは英文(参照)と和文(参照)が存在するので、田渕記者が橋下発言とした部分の引用の正誤が確認できる。というか、そのあたりを以下にまとめてみた。基的に二個所ある。 まず一点目から。以

  • 暑くなったので散髪屋に行ったら車椅子の人が数人いたという話: 極東ブログ

    暑くなって髪の毛がむさ苦しいので床屋に行った。まあ、自著『考える生き方』(参照)を読まれた方にはツッコミがあるかもしれないが、まあ、行ったのですよ。というか普通に行くのですが。 以前は床屋というところに行ってたけど、たまに美容院(後ろ向け洗髪のあれ)や、あと、都心だともう20年以上前だけど安い散髪屋でというのもあった。最近は、1000円カットがあちこちに出来て、しばらく前から近所にも出来た。便利と言っていいと思う。 この手の安価な散髪屋の特徴でもあると思うけど、昭和な床屋とは違って、主人と結局ご近所さん的な繋がりはない。カットする人も入れ代わり立ち替わりということになる。けっこう一期一会で、技能に差はある。で、散髪されるほうとしても、あ、今日は当たり、あ、今日はハズレと思う。 当初は、ハズレはやだなあ、チェインジ、いや、これは冗談。耳学問だけ。安価な散髪屋さんのハズレはしかたないと思うし、

  • 結婚がオワコン(終了)とネットで話題になるのはなぜなんだろう: 極東ブログ

    この冬ごろだっただろうか、ネットで「結婚はオワコン」という表現を見かけるようになった。オワコンというのは、「終わったコンテンツ」の略で、コンテンツというのは「中身」という意味。普通は、提供されるサービスの中身ということ。各種サービスが人気がなくなったり時代遅れになると、実際に終了になってなくても「あれはオワコンだね」とか言われる。もうダメだねという意味だ。結婚がオワコンというのは、結婚なんかもうする人はいないよ、という意味なんだろう。 結婚なんてもうする人はいないよ、というのは、でも、どうなんだろうか。当なんだろうか。 この手の話題は、個人の主観が背景にあるにしてても、主観で言ってもしかたがないから、いろいろ統計みたいなものが出てくるわけなのだが、個別にどのネットの記事がというのもなんだけど、それって「結婚はオワコン」という命題をサポートしている統計値なのか、なんかのギャグなのか、よくわ

    Blue-Period
    Blue-Period 2013/05/16
    うちの嫁(EOS5DMarkII)とやるときは必ず保護フィルターをつけているが、PENに45mmF1.8のときはつけない。(ゴーストがひどいので。