2013年に出版した『たのしいインフォグラフィック入門』の重版(11刷)が決まりました。本noteでは重版を記念して、書籍からインフォグラフィック制作のエッセンスを抽出してお届けします。 はじめに本題に入る前に、本を書いてから8年──その間に起きた状況の変化を話します。 インフォグラフィックを作る手順をすぐ知りたいという方は読み飛ばして大丈夫です。 僕がインフォグラフィックに出会った2010年代前半は、主に2つの文脈で扱われていました。一つはコンテンツマーケティングで、もう一つがビジュアルジャーナリズムです。 (1)コンテンツマーケティング文脈 今ほどコンテンツマーケティングそのものが浸透していなかったこともあり、バズの道具の一つのように捉えられてしまうことも多く、この領域でのインフォグラフィック活用は良い方向にはあまり進みませんでした。 (2)ビジュアルジャーナリズム文脈 New Yor
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