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科学に関するDiomedeidaeのブックマーク (49)

  • CA1829 – 査読をめぐる新たな問題 / 佐藤 翔

    動向レビュー 査読をめぐる新たな問題 同志社大学社会学部:佐藤翔(さとう しょう) 1.はじめに:でたらめな「査読」論文 2014年2月、英Nature誌電子版に衝撃的なニュースが掲載された。SpringerやIEEEが出版している会議録の中に、コンピュータで自動生成された、でたらめな論文が掲載されていたというのである(1)。発見したのは自動生成論文を発見する技術を開発したフランスの研究者、Cyril Labbéで、彼の技術により100以上の論文が自動生成によるものと特定された。その中には「査読が行われている」としていた会議録に載ったものもあった。 このような査読制度の信用をゆるがす告発が近年、相次いでいる。研究の質を担保するフィルターとして機能してきた査読に今、何が起こっているのだろうか。 2.査読とは:形態と意義  学術雑誌に論文が投稿されると、編集者は内容を審査するにふさわしい外部

    CA1829 – 査読をめぐる新たな問題 / 佐藤 翔
  • Cute.Guides: ★「動物の行動研究」入門: はじめに

    動物の行動に対する「なぜ」に対する答え方は、4通りあります。 1)機能 その行動にはどのような意味(価値)があるのか 2)機構 その行動は、どのような仕組みによって生じているのか 3)発達 その行動は、発達過程(生まれてから死ぬまで)を通してどのように獲得されたのか 4)進化 その行動は、進化の過程を通してどのように獲得されたのか この考えはオランダの動物行動学者ニコ・ティンバーゲンによって提唱されたことから、 ティンバーゲンの「4つのなぜ」と呼ばれています。 例として、「ホタルはなぜ光るの?」と問われたとしましょう。 ティンバーゲンの「4つのなぜ」の視点では、 1)機能 オスがメスを呼ぶ、求愛のため 2)機構 ホタル体内に存在するルシフェリンという化学物質が酵素ルシフェラーゼによって 分解された際に放出されるエネルギーが光になるため 3)発達 ホタルは生まれる前(卵の時)から発光器官を持

  • Lab BRAINS

    2023.05.13 【応募付きクイズ】一見よく見る漢字クイズです。「田 」のときを考えると…? #105 #ナゾトキ

    Lab BRAINS
  • 『科学を語るとはどういうことか 科学者、哲学者にモノ申す 増補版』への提題|Web河出

    提題全文掲載 単行 - 自然科学 『科学を語るとはどういうことか 科学者、哲学者にモノ申す 増補版』への提題 松王政浩/谷村省吾 2021.05.28 2013年刊行の『科学を語るとはどういうことか』新版のため、須藤靖氏と伊勢田哲治氏に新たに対談していただくにあたり、松王政浩氏(科学哲学者)と谷村省吾氏(理論物理学者)に、提題をお願いしました。書籍には対談の体裁上、一部のみしか掲載できなかったため、全文を、こちらでお読みいただけるようにしています。これらの提題をもとに繰り広げられた議論については、ぜひ『科学を語るとはどういうことか 増補版』にてお楽しみください。 ■松王政浩氏からの提題 1(書籍p.311) 書が「科学」対「科学哲学」という構図でありながら、科学側の視点としては、概ね須藤さんの「物理学者」の視点でしか語られていない。このの副題は来「物理学者、哲学者にモノ申す」とすべ

    『科学を語るとはどういうことか 科学者、哲学者にモノ申す 増補版』への提題|Web河出
    Diomedeidae
    Diomedeidae 2021/05/30
    これ増補版出たのね。須藤さんと伊勢田さんの会話が噛み合ってなくて、読者としては消化不良感があった(本の目的としてはヨシ?/増補版で今回の提題を取り入れて読み応えあるものになってるといいけど
  • 物理学に美しさは必要か? という根本的な問題提起──『数学に魅せられて、科学を見失う――物理学と「美しさ」の罠』 - 基本読書

    数学に魅せられて、科学を見失う――物理学と「美しさ」の罠 作者:ザビーネ・ホッセンフェルダー発売日: 2021/04/09メディア: Kindle版物理学者は、自然法則の中に理論の自然さや美しさ、対称性、単純さ、統一性を求める。それは、自然法則はエレガントでシンプルなものであるべきなので、それを判断基準にすべきだ、という思想があるからだし、現在の素粒子物理学の世界は簡単な実験は終わってしまって難しい実験ばかりが残り、仮説を考えようにもデータがなく「自然さ」や「美しさ」といったとっかかりが必要だからという背景もある。 しかし、美しさや単純さは主観的な価値観であり、物理法則とは無関係だ。科学は芸術ではないし、人間の自然さの感覚に沿う理由も存在しない。ではなぜ科学では「自然さ」や「美しさ」が重視されているのだろうか。書『数学に魅せられて、科学を見失う』は、まさにそうした「美しさ」と「物理学」を

    物理学に美しさは必要か? という根本的な問題提起──『数学に魅せられて、科学を見失う――物理学と「美しさ」の罠』 - 基本読書
  • 主要な学術雑誌171誌の査読・プレプリントに関する方針の明確性等の調査(文献紹介)

    オープンアクセス(OA)の査読誌PLOS ONEに、2020年10月21日付けで、各研究分野の主要な学術雑誌について、査読・プレプリントに関する方針の明確性等の調査結果を報告した論文が掲載されています。 著者らは、研究者が適切な学術雑誌を選択して研究成果を出版するためには、各雑誌の出版に関する方針が明確でわかりやすく示されているかが重要であるという立場から、主要な学術雑誌の査読とプレプリントに関する方針の調査を実施しました。Googleの提供する学術雑誌の評価指標“Google Scholar Metrics”において、総合順位で上位100位までの雑誌と各分野別の順位で上位20位までの雑誌から、合計171誌を調査対象としています。論文では、調査の結果として主に次のようなことを報告しています。 ・31.6%の学術雑誌は、査読の種類(ダブルブラインド、シングルブラインド等)に関する情報を提供し

    主要な学術雑誌171誌の査読・プレプリントに関する方針の明確性等の調査(文献紹介)
  • TokyoTechX: Science, Engineering, AI & Data Ethics | 科学技術・AI倫理

    Want to learn how to identify and solve every day ethical issues in engineering, science and Artificial Intelligence (AI)? If yes, this is the course for you! Ethics plays an integral role when it comes to engineering and science practice and recently is impacted by AI and big data analysis. This course originally released in 2017 teaches traditional preventive engineering ethics but emphasizes as

    TokyoTechX: Science, Engineering, AI & Data Ethics | 科学技術・AI倫理
  • Connected Papersで視覚化する論文のつながり|西川賢|note

    学術論文は先行研究や論拠として他の論文を引用します。こうして論文は別の論文に引用されていき、「知の連鎖」が発生していくわけです。 こうした論文間の連鎖をヴィジュアル化するツールとしてConnected Papersというものがあります。もともとは3人の若いエントレプレナーのサイド・プロジェクトとして始まり、実用化と無料公開にこぎつけたものらしいです。 試しに筆者らが書いた共著論文を入れてみると、次のようにネットワーク・グラフ化できます。これは検索対象に指定した論文と共通の引用や参照物のある「類似性」(必ずしも引用・被引用関係とは限らない)の高い論文をネットワーク化し、図示しているようです。 図中のノード(円状のもの)は論文を示しています。ノードの直系が大きいものは、引用数が多いことを示しています。ノードの色は出版年です(色が濃いものほど新しい)。類似の論文はエッジ(矢印)で結ばれ、似た者同

    Connected Papersで視覚化する論文のつながり|西川賢|note
  • Technical Writing  |  Google for Developers

    Send feedback Stay organized with collections Save and categorize content based on your preferences. Every engineer is also a writer. This collection of courses and learning resources aims to improve your technical documentation. Learn how to plan and author technical documents. You can also learn about the role of technical writers at Google.

    Technical Writing  |  Google for Developers
  • Philosophy of Science Books in Japanese

     科学哲学日語ブックガイド (最終更新 2023年12月18日) 伊勢田哲治 近年日語でよめる科学哲学の書籍も増えてきたが、そのためどういう順番で何を読めばよいかわからないという問題も生じている。科学哲学に関する情報も最近はかなりインターネットで調べられるようになってきたが、中途半端な知識で書かれた不正確なものも多く、信頼できる書籍の重要性は以前と変わらない。 リストに収録しているのは日語の書籍(一部論文)のみである。英語に特に抵抗がないなら、専門外の人でもStanford Encyclopedia of Philosophyなどの英語の情報源に向かった方が効率よく科学哲学の研究動向を知ることができる。 凡例 ・紹介した中には絶版書も多いが、図書館等で利用できるだろうことも踏まえて、特に入手可能なものとそうでないものを区別はしていない。 ・科学哲学を專門としない人が読むことを想定

    Diomedeidae
    Diomedeidae 2019/10/03
    時間ができたら手を出す。
  • 理研×編集工学研究所、選りすぐりの良書「科学道100冊2019」 | リセマム

    理研×編集工学研究所、選りすぐりの良書「科学道100冊2019」 | リセマム
  • HPVワクチン賛成派は反対派に伝え方で負けている 「大砲に刀で戦っているようなもの」

    Search, watch, and cook every single Tasty recipe and video ever - all in one place! News, Politics, Culture, Life, Entertainment, and more. Stories that matter to you.

    HPVワクチン賛成派は反対派に伝え方で負けている 「大砲に刀で戦っているようなもの」
    Diomedeidae
    Diomedeidae 2019/02/18
    昨年訳書が出た「なぜ科学はストーリーを必要としているのか──ハリウッドに学んだ伝える技術」はこの辺の問題と対処が纏まっていてよいと思いました
  • 情報工学 CG分野の業績事情

    http://dlit.hatenablog.com/entry/2018/10/10/080521 https://anond.hatelabo.jp/20181010122823 私もこの流れに賛同したので続きます。私は博士課程の学生なので、多少間違いがあるかもしれませんが、大筋は合ってると期待します。身バレしない程度にざっくりとした纏めにとどめますが、誤りがあった場合の修正については諸氏にお願いしたい。他の研究者の諸事情を聞くのは面白いですね。 はじめにCG分野の研究は、大雑把に分けると オフライン/リアルタイム レンダリング 流体/弾性体 シミュレーション モーション 形状解析および形状処理画像処理というようなモノになると思います。各分野を横断する様な複合的な研究も多いのですが、大雑把にというところでお許しください。最も著名な研究者は現在はドワンゴリサーチを主幹しておられる西田先生

    情報工学 CG分野の業績事情
  • 物理科 素粒子分野の業績事情

    人文系の文献の取り扱いとか業績についてちょっとだけ - dlitの殴り書き こちらの記事に賛同したので続いてみます。 確かに異分野の事情をお互いにわかっていたほうがみんな幸せになりますよね。パーマネントや学振の採用とか。 はじめに素粒子分野は大きく分けて 弦理論 (string)現象論 (phenomenology)格子場 (lattice)素粒子実験に分かれています。これらの間には超えられない壁がありまして全てをまとめるのはちょっと難しいのですがなんとか書いてみます。 間違いを見つけたら教えてください。 論文事情素粒子の論文は全て英語で書かれます。国内雑誌としてはPTEP(旧PTP)がありますがこちらも英文です。当然どれも査読があります。 業績リストの論文(査読なし)には国際会議や研究会の proceeding を載せたりします。 素粒子分野には論文投稿前に arXiv に載せる慣習があ

    物理科 素粒子分野の業績事情
  • 科学は巧いウソをつく競争になっている - 「査読」というシステムの限界

    捏造データ・画像を駆使した科学論文の数々… 科学研究はバレない程度の不正をしてポイントを稼ぎ合う世界になっていないか? それを防ぐためには現在の「査読」というシステムを根から変えるべきではないか?

    科学は巧いウソをつく競争になっている - 「査読」というシステムの限界
    Diomedeidae
    Diomedeidae 2018/01/29
    査読による論文の審査はもっとゆっくりとした時間スケールの時代に発達してきた物でしょうし、査読というか、研究者の評価システム自体のパラダイムシフトが必要なのかもしれないですね
  • 日本の魚類研究者が「世界最重量硬骨魚」を正確に同定し、マンボウの種が変更される | Springer — International Publisher

    マンボウ属の分類をめぐる混乱を解決 2017年12月5日 ハイデルベルグ | ニューヨーク 日の魚類研究者ら*が、今まで捕獲された魚類の中で「最も重い硬骨魚」を正確に同定し、学名を修正しました。当初、一般的によく知られているマンボウMola molaと考えられていた2300キロの巨大魚は、近縁種のウシマンボウMola alexandriniであったことがわかりました。この研究は、元広島大学の澤井悦郎博士のチームにより行われ、日魚類学会英文誌Ichthyological Researchに発表されました。誌はシュプリンガーが刊行しています。 硬骨魚類の骨格は、サメやエイのような軟骨ではなく、硬骨で構成されています。マンボウ類は世界最大級の硬骨魚として知られ、その驚くべきサイズと独特の形態は、何世紀にもわたって船乗りたちを魅了してきました。個体の大きさは全長3メートルにも達し、2000キ

    日本の魚類研究者が「世界最重量硬骨魚」を正確に同定し、マンボウの種が変更される | Springer — International Publisher
  • 「東大教授の恫喝—優生学史研究を始めたころ」(2017年10月4日) - ニセ仙人山籠り | 米本昌平のブログ

    東大教授の恫喝——優生学史研究を始めたころ 2017年10月4日 | 優生学史, 社会ダーウィニズム, 自跋 | 今は、優生学史の研究をすると言っても誰も怪しまない。ましてや、それを危険視することなど絶対にない。だが1970年代末は、事態はまったく違っていた。 数年前、ある大学の学位請求論文に、優生学史研究が提出され、審査員を依頼された。内容的にはじゅうぶんで何の問題もなかった。だが、この分野からしばらく遠ざかっていた私には、清々と優生学史が論じられ、議論が進んでいく雰囲気に、違和感を隠せなかった。私がドイツ優生学史を始めた当時、このような研究はナチス復活につながる危険な兆候と糾弾され、それに必死に抵抗した。そのことが、鮮やかによみがえってきたのである。 優生学史を研究課題に 話は40年前にさかのぼる。 1976年に私は、三菱化成生命科学研究所・社会生命科学研究室に採用され、科学史の担当と

  • 東大の科学がスゴい『科学の技法』

    東大の理系は、一年生から「科学の技法」を叩き込まれる。 『知的複眼思考法』を読んだとき、批判的に読み・考えるトレーニングを徹底させる東大の文系が羨ましいと思った。『科学の技法』を読んだいま、科学の技法をゼミナール形式で学べる東大の理系が羨ましい。 東大で始まった新しい試み「初年次ゼミナール理科」が凄い。 理系の一年生は全員必修で、1クラス20名の少人数を、教師+TA(ティーチングアシスタント)できめ細やかに指導する。学術的な体験(アカデミック体験)を通じて、サイエンティフィック・スキル(科学の技法)を修得することを目的としている。 この科学の技法が羨ましい。前半が「基礎編」で、あらゆる研究をする上で基礎的となるだけでなく、仕事にも必須なスキルが紹介されている。後半が「実践編・発展編」で、研究チームを意識できるようなゼミを「ラボ」として開講し、そこで基礎的な演習を行う(垂涎だらけなり)。 ◆

    東大の科学がスゴい『科学の技法』
    Diomedeidae
    Diomedeidae 2017/07/03
    この手の授業は、研究者を目指す学生以外にも役立つ部分が多いと思うんですが、東大に限らずほかの理系学部でも最近は実施されているのでしょうか。
  • ラジブ・カーン「革命を求めて声を上げたのに、誰も応じなかったらどうする?」(2017年4月14日)

    「ダーウィニズムを信じていない」と私が中学二年のときの地学の先生は言い切った。彼はとても理知的な人に見えていたので、私の最初の反応は衝撃だった。「そりゃそうさ、猿から進化してきたと信じている奴らが幾らかいるからな、馬鹿だよ!」と私の隣に座っていた当時の最大の友人は笑いながら言った。私は当になんといえば良いのか分からなかった……さらに、以下のようなことが私を混乱させた。その先生はダーウィニズムを信じているのではなく断続平衡説 [1] … Continue reading を信じていると言ったのだ。彼はこれ以上の説明をしなかったが、私は授業のあと数分間、何を彼が信じているのか知ろうと試みた。 その後、博識の古生物学者であるスティーヴン・ジェイ・グールド [2] … Continue reading に、彼が深く心酔していたことを悟った。そこで、グールドの長きに渡る協力者で、親友でもあるリチャ

    ラジブ・カーン「革命を求めて声を上げたのに、誰も応じなかったらどうする?」(2017年4月14日)
    Diomedeidae
    Diomedeidae 2017/05/04
    クーンの「科学革命」が生んだ呪い
  • 科学者のあり方を変える帰納プログラミング - SmartNews Engineering Blog

    こんにちは。スマートニュースの高橋力矢です。前回のブログでデータ分析+ゲーム理論を題材として、帰納と演繹をまとめる利点をお伝えしました。なんらかの入力 (e.g., ゲーム理論における利得表) があり、特定のアルゴリズム (e.g., 各プレイヤーの戦略的意思決定) を記述することで出力 (e.g., ナッシュ均衡) を得るアプローチは、ほとんどのソフトウェア・エンジニアが慣れ親しんでいるプログラミングそのものです。つまり多くのエンジニアが手がけるプログラミングの実態は演繹的プログラミングです。ではこの対極に位置する帰納プログラミング (Inductive Programming) はどの程度進歩しているでしょうか。 帰納プログラミングの一分野である確率プログラミング (Probabilistic Programming) は統計学や機械学習との関係が密接で、日でも利用者の多いStanを

    科学者のあり方を変える帰納プログラミング - SmartNews Engineering Blog
    Diomedeidae
    Diomedeidae 2017/03/30
    「帰納プログラミング」という概念があることをこの記事で初めて知った。確かに帰納的アプローチに合致してるものね。。。/StanのADVIはデータ量が多いと有効性を実感できる(精度は若干落ちるけど)のでおススメ