「DOCOMOMO Japan(ドコモモ・ジャパン)」による2015年度の選定結果が発表された。13件中2件が外国所有の建物だった。「国所有の建物は、国が文化財などに指定しづらく、ドコモモ・ジャパンが選定する意義がある」とドコモモの担当者は言う。耐震改修や取り壊しが迫る地方の庁舎なども複数選ばれた。
「DOCOMOMO Japan(ドコモモ・ジャパン)」による2015年度の選定結果が発表された。13件中2件が外国所有の建物だった。「国所有の建物は、国が文化財などに指定しづらく、ドコモモ・ジャパンが選定する意義がある」とドコモモの担当者は言う。耐震改修や取り壊しが迫る地方の庁舎なども複数選ばれた。
御成小学校の敷地に隣接する「旧町立図書館」。1936年に建てられた和洋折衷の近代建築で、建物の前には資金を拠出した篤志家・間島弟彦の功績を讃える記念碑も建てられているキャプション 鎌倉市は、老朽化が進む旧教育センター(御成町)を解体する方針を固めている。市議会12月定例会に関連する補正予算を提出、可決された。しかし「町立図書館」として約80年前に建設された同センター建物の「歴史的価値の検討が十分に行われない状態での解体は疑問」として、図書館ボランティアを行う市民団体などが再考を求めて活動を開始した。 旧教育センターは1936(昭和11)年、「鎌倉町立図書館」として御成町に建てられた。現在の第一小学校敷地内にあった図書館が関東大震災で倒壊したことを受け、篤志家・間島弟彦が資金を拠出した。 その後、1974年に現在の場所に市中央図書館が完成するまで図書館として利用され、昨年6月まで不登校児童の
作家の村上春樹さんや小川洋子さんの作品に登場する兵庫県芦屋市立図書館打出分室(同市打出小槌町)のルーツに新説が浮上している。従来の通説とは違う建物の可能性を建築家が指摘し、市教委も再調査を決めた。重厚な石造りの館はどこから来たのか‐。文学ファンの関心を呼びそうだ。(霍見真一郎) 同分室は鉄筋コンクリート2階建てで国の登録有形文化財。1930(昭和5)年、実業家松山与兵衛氏が銀行だった建物を美術品収蔵庫として現在地に移築、市が買い取り54年に図書館となった。 村上さんはデビュー作「風の歌を聴け」で「古い図書館」として取り上げた。読者メールへの返信などをまとめた「少年カフカ」でも「昔よく利用しました」「なかなかいいところ。存続してほしい」と振り返った。 また、小川さんも「ミーナの行進」で「蔓(つる)草が壁面を這(は)い、古めかしい両開きの扉には中国風の飾りがはめ込まれていた」と、細かく描写して
毎年秋になると、県立図書館では、外部から講師をお招きして毎週土曜日4回シリーズの「図書館カレッジ」を開催しています。今年のテーマは「神奈川の名建築」。講師をお願いしたのは、横浜国立大学大学院教授、建築史がご専門の吉田鋼市先生です。 今回、私もスタッフの一人としてこれに参加しましたので、その様子をご紹介します。 例年のカレッジは先生のご講義を聴く座学の講座。難しそうな建築のお話をひたすら聞き続けるのは、素人には苦しそう…ですが、今年のカレッジのウリは、現地見学があることです。1回目に県立図書館と県立音楽堂、3回目には県立歴史博物館と県庁。実際の建物を、普段は入れないエリアまで解説付きで見学できるのは、かなりの魅力です。とはいえ、日頃建築学とは全く縁のない私は担当者のくせに「なんだか難しそう…見学日以外は理解不能かも(涙)」と内心ビビッておりました。 講義が始まってみると、心配は無用でした。吉
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