「佐渡島(さど)の金山」の世界文化遺産推薦を契機に、「歴史戦」という言葉が波紋を広げている。自民党の安倍晋三元首相や高市早苗政調会長が発言するこの言葉が盛んに報道され、岸田文雄首相が「歴史戦チーム」を官邸につくり、金山の登録に向けて「準備を本格化」させるとも報じられた。「歴史戦」とは、一体何を意味するのか。「歴史戦」の研究を進め、著作もある戦史研究家の山崎雅弘さんに聞いた。(柏尾 安希子) -「歴史戦」とは何か。 「1月27日に安倍元首相と近いNHK解説委員の岩田明子氏は、『歴史戦チーム』は『政権の歴史認識』に基づき歴史的事実を集めて検証を進め、国際社会の理解を得る目的と説明した。つまり、日本側の主張が国際社会で認められていないため、韓国や中国などの日本に批判的な歴史認識が通用しており、日本側が『正しい事実』を集めて主張すれば、それらの言いがかりが収まる、と。実際は、歴史認識を事実に基づく
日吉駅前の図書取次拠点「日吉の本だな」に、月2回、月曜日に出張で「港北区区民活動支援センター」がやってきた!同センターの安藤さん、藤井玲子さん、高安館長、港北区地域振興課の小松高志さん(左より・2月7日13時頃) 港北区役所4階にある「港北区区民活動支援センター」(大豆戸町、地域振興課)では、先月(2022年)1月31日から、日吉駅前の慶應義塾大学日吉キャンパス協生館内に新設された図書取次拠点「日吉の本だな」に、出張で職員を派遣。 臨時窓口を開設することにより、同拠点の利用・来訪者や、主に港北区北部エリアに住まい通う人々の「自主的な区民活動」を支援していく考えです。 現在、区役所では4人体制で業務にあたるなか、職員の話し合いで“出張窓口”の開設を決めたといい、出張頻度は月2回、月曜日の2時間を予定。職員は交代で1人ずつ派遣する予定だといいます。
会社や取引先などに「どこに住んでいますか?」と尋ねられ、「日吉です」と答えるとほぼ8~9割の人が分かってくれます。「慶應の街ですね」とか「地下鉄に座って通勤できるでしょう」(南北線と三田線の始発着駅なので)のほか、「いい所に住んでいますね」といった反応も多く、慶應OB(SFC=藤沢市=出身者を除く塾員)に当たると「あのラーメン屋はどうなった」「中央通りのあの店はまだあるの?」などと、具体的な質問を受けることがあります。 なかには「えっ、日吉ですか!私は普通部の出身なんです」「実は塾高(日吉キャンパス内にある慶應義塾高校)に通っていましてね」と急に過去を明かしてくれる人もいます。日吉の知名度が抜群だと感じる瞬間です。(※慶應大学の学生は、藤沢市にあるSFCなどの学生を除き、医学部生も含め必ず1年間以上は日吉キャンパスへ通います) ところが、首都圏以外で横浜をよく知る人や慶應関係者を除いて、日
なぜ当時の「日吉村」に京浜間を代表する巨大な操車場が置かれることになったのでしょうか。 川崎駅前のミューザ川崎シンフォニーホールで今月(2022年)2月16日(水)まで開かれている企画展「鉄道操車場物語~新鶴見から塩浜へ」(川崎市市民ミュージアム主催)では、これまでほとんど取り上げられたことのない「新鶴見操車場」(新川崎駅の周辺)に焦点を当て、その誕生から終焉までの歴史に迫っています。 現在も新川崎駅に隣接して残る貨物拠点の「新鶴見信号場」は、“東洋一”と称された新鶴見操車場の名残で、かつて全長5キロ、24万坪(約80ヘクタール)の面積を持つ貨物の一大拠点となっていました。 大正時代は品川に置かれていた貨物拠点が逼迫し、東京の南の玄関口として当時の鉄道省(旧国鉄)が目を付けたのが、横浜と東京の真ん中付近にあり、一面の田畑が広がっていた日吉村の鹿島田・小倉地区でした。 1929(昭和4)年に
同じ日曜の人気作『DCU』(TBS系)が見送る中、北京オリンピック期間中も放送され続けている大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK)。つまりNHKにとっても、それだけ重視している作品であり、特に「序盤の物語で視聴者を引きつけておきたい」ということだろう。 1月9日の放送開始から約1ヵ月で、源頼朝(大泉洋)が平家打倒を掲げて出陣し、いよいよ戦がスタート。2月6日に放送された第5話は、伊豆国司の目代・山木兼隆(木原勝利)の後見で平家方の実力者・堤信遠(吉見一豊)の館を襲うシーンからはじまった。 それまで柔和だった北条時政(坂東彌十郎)が一変。鬼気迫る表情で次男・北条義時(小栗旬)に、「(瀕死の堤を前に)武士の情けじゃ。ひと思いにいけ」「これで終わりじゃねえぞ。はじまったばかりだ」と言い聞かせ、最後は自らの足を使って堤の首をはねる衝撃的なシーンで幕を開けた。 当作について源頼朝を演じる大泉洋は、「
あらゆる学校に設置されているのに、自治体によっては学校司書が十分に配置されず、鍵がかかりっぱなしの状況もまま見受けられる学校図書館。学校司書がいない、または多数校掛け持ちという自治体もまだ多く、また司書教諭は通常業務に加えてさらに仕事が増えるため、「隠れ司書教諭」となっていることも珍しくないという。 学校図書館が学びの場に活用されると、子どもたちに何が起きるのか。学校図書館や学校司書、司書教諭はどのような位置付けにあるのか。元教員で、現在は大学の非常勤講師などを務める山本みづほ氏に聞く。 学びを深める大事な役割――学校図書館の状況は全国で大きく異なり、自治体によっては「足を踏み入れたことがない」という教員も少なくありません。学校図書館が学びの場に活用されると、どんなことが起きるのでしょうか。 山本みづほ氏 たとえば授業中に子どもが疑問を出したとき、「後で調べておいてね」で終わってしまうこと
視聴者からの疑問や悩みを調査する「もんすけ調査隊」です。さて、皆さん「南北線」を何と読んでいますか? 依頼者 SSさん(20代男性・札幌在住) 「札幌には市営地下鉄南北線があるが、“なんぼくせん”ではなく、“なんぽくせん”と呼んでいるのを耳にして、どういうことなのかなと?」 本当に、地下鉄の南北線を“なんぽくせん”と読む人がいるのか?札幌のマチで聞いてみた。 マチの人 「引っかけじゃないよね?なんぼくせん」 「なんぼく。それでいいんじゃないの?」 「なんぼくせん」 「なんぼくせん」 やはり多くの人が”なんぼくせん”と読んでいる。しかし… マチの人 「普通“なんぽくせん”って言わない?」 「私は普通、なんぽくせんって読んでいるんです」 「みんなが言っているからじゃないけど…」 「言いやすいのかな、なんぽくせんの方が」 そこで… 調査員 「“なんぼくせん”と言ってみてください」 マチの人 「“
相模鉄道(横浜市西区)は9日、運行ダイヤを3月12日に見直すと発表した。ホームドアの設置駅増加に伴い、一部列車の始発時刻を1~3分早める。設置駅での停車時間をわずかに延ばすことで、…
知らない街の風景をのぞける「ご当地マンガ」連載。 マンガの沼の住人たちに、「縁もゆかりも、それまで訪れたこともなかったけど、その作品を読んでその地域へ訪れたくなった作品」をセレクトしてもらいました。旅の予習にマンガはいかがでしょうか。 第3回は『ぱらのま』を「スゴ本」のDainさんが紹介。東京の坂と階段をめぐるエピソードで、目的地の一つ手前で降りて散策するぜいたくに目覚めたといいます。 【マンガ沼の住人が推す「ご当地マンガ」】連載 「今月の選出者/今月の作品(街)」として毎月1作品を紹介していきます。 ぶち猫さん/『町でうわさの天狗の子』(奈良県奈良市) 梅本ゆうこさん/『そのへんのアクタ』(鳥取県鳥取市) Dainさん/『ぱらのま』(東京都新宿区四ツ谷)(この記事です) ひらりささん/『波よ聞いてくれ』(北海道札幌市) 杉村啓さん/『第九の波濤』(長崎県長崎市) こんにちは。「わたしが知
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