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ブックマーク / book.asahi.com (58)

  • 本の記事 : 村上春樹さん新刊発売 多崎つくるは「駅」をつくる? | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

    4月12日午前0時、村上春樹さんの新刊「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」(文藝春秋)が発売された。東京都渋谷区の代官山 蔦屋書店では「世界で一番早く読めるカウントダウンイベント」が開かれ、タイトルと値段だけで内容が一切明かされないを求めて、約100人の「ハルキスト」が寒空のなか集った。 写真特集はこちらから 11日深夜、同店のバックヤードでは書店員があわただしく段ボール箱からを取り出し、陳列棚にぎっしりと並べていた。段ボール箱に書名が印刷されているのは部数の多いに限られ、「ハリー・ポッター以来ですかね」(書店員)。仕入れ冊数は公開されなかったが、「とにかくいっぱいありますよ」と手を動かし続けた。 0時にを手にした人たちはすぐに帯に目を落とした。「良いニュースと悪いニュースがある。多崎つくるにとって駅をつくることは、心を世界につなぎとめておくための営みだった。あるポイントま

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    Guro
    Guro 2013/04/12
    駅をつくる。みたいですね
  • 本の記事 : 中島敦「李陵」、自然な表記の「定本」刊行 山下真史氏 - 吉村千彰 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

    『山月記』で知られる作家中島敦(1909~42)が最後に書いた小説「李陵(りりょう)」は、不自然な表記など不備が指摘されてきた。中島の没後70年の昨年、表記や語調、内容を整えた「定」が刊行された。いわばリマスタリング版。題名も、人のメモに残された「李陵・司馬遷」とした。 「李陵」は、匈奴と戦い捕らえられた中国・漢の武将李陵と、李陵をかばったために宮刑をうけた司馬遷の苦悩を描いた名作。 中島敦は42年12月に亡くなった。「李陵・司馬遷」は10月ごろにほぼ完成したとみられる。400字詰め原稿用紙77枚の草稿には、おびただしい加筆訂正があり、言葉が併記された所も50カ所ほどある。浄書は5枚しかなく、草稿にも浄書にも題名はない。死後、中島夫人から託された先輩作家深田久弥が「李陵」と名付けて世に出した。 今回編集したのは、『中島敦とその時代』などの著書がある山下真史中央大教授。「数十回は読んだが

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    Guro
    Guro 2013/01/25
  • コラム別に読む : 歴史の愉しみ方―忍者・合戦・幕末史に学ぶ [著]磯田道史 - 青木るえか | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

    ■この微妙な可笑しさを感じてほしい! これを読んでいると「うわ、歴史ってこういうコマコマした部分にぐっと近づいてみると、すんごい面白いな!」と思う。それだけじゃない。「この人の文章はなんだかやたらと面白いな!」と思う。面白いのが2倍というか2乗というか。 歴史エッセイ集です。第一章が「忍者の実像を探る」で、多くの類似をつかまされてきた者として言わせてもらうと、こういうタイトルで面白かったためしナシ!ただのつまらん資料の羅列だったり、つまらん想像の羅列だったり。しかしこれは違った。忍者に関する資料の開陳があり、古文書を探す自分についての記述もあり、その配分というか混ざりぐあいが絶妙。取り上げる歴史の話に加え、その話にたどりつくまでの苦労や偶然や僥倖の話がまたいい。 江戸時代になると、忍者の名前が「侍帳(さむらいちょう)」に載るようになり、「これでは誰が忍者かわかってしまう」と書く。この微妙

    コラム別に読む : 歴史の愉しみ方―忍者・合戦・幕末史に学ぶ [著]磯田道史 - 青木るえか | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト
    Guro
    Guro 2012/12/14
    鎌倉検定のおかげで歴史物のテレビ番組を見るようになり、おかげでよく出てくる新進の歴史家の名前を覚えるようになったなど。
  • 本の記事 : 図書館の本の購入、選び方は? 宮城県の図書館で - 日野克美 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

    読書週間(9日まで)が始まった。とはいえ、毎年8万点前後も出版される中から、自分に合ったを選ぶのは難しい。そこで、図書館がどのように購入するを選んでいるのか聞いてみた。 仙台市に7館ある仙台市図書館。1冊2500円以上のについては、担当者が話し合って選んでいる。 5館の担当司書が毎月2回、青葉区の市民図書館に集合。「税金の知識」「アニメーション歴史事典」……。棚に並んだあらゆる分野の新刊書を1冊ずつ手にとり、全員が目を通す。多い時は対象のが900冊前後もあり、1冊に費やせるのは、せいぜい1分だ。 利用者から寄せられた購入希望や書評欄の評価を参考に判断する。市民図書館司書で共同選書を担当する今田雄さんは「たくさん借りてもらえればうれしいが、利用は少なくても図書館として欠かせないもある」と難しさを説明する。 2500円以下については、各館で毎週1回、選んでいる。こうして同市の図書館

    本の記事 : 図書館の本の購入、選び方は? 宮城県の図書館で - 日野克美 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト
    Guro
    Guro 2012/11/09
    (2500円とかいっちゃうと、横槍が入らないかとか心配になる)
  • 本の記事 : 楽天が出版取り次ぎ参入 書店で注文、0~2日で入荷 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

    街の書店でを注文してから届くまでに平均7日前後かかる書籍流通の現状を変えようと、インターネット通販大手の楽天が中堅書店にを卸す出版取次事業を始める。自社のネット書店が持つ在庫約50万点と配送システムを活用。原則として0~2日で届ける。 楽天は、ネット通販の覇者・米アマゾンの「打倒」を掲げる。街の書店は「書店に届くのを待てないとアマゾンで買う人が増えた」と危機感を抱く。街の書店にとって、ネット書店「楽天ブックス」も運営する楽天はライバルだが、「敵の敵は味方」(関係者)と、異例の連携が決まった。 楽天は、ネット書店としてを直接読者に売っており、その販売先に街の書店が加わる形だ。扱う冊数が増えれば、在庫の回転率が上がり、コストが下がる。好きの人たちが集まる書店と連携し、7月に始めた電子書籍配信事業の拡大につなげる狙いもある。 書店は、客から店頭にないの注文を受けると、楽天の在庫をネット

    本の記事 : 楽天が出版取り次ぎ参入 書店で注文、0~2日で入荷 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト
    Guro
    Guro 2012/09/09
    (全文誘導感謝)
  • 本の記事 : 佐賀の「ツタヤ図書館」論争に Tカード履歴転用に懸念 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

    レンタル大手「ツタヤ」が来春から、佐賀県武雄市の市立図書館の運営を任される。ポイントカードを図書館カードとして導入、年中無休で夜遅くまで開館といった、時代に即した使いやすさを売りにする。一方、日図書館協会は先月末、利用者の貸し出し履歴が図書館業務以外に使われる可能性を指摘し、批判の声をあげた。 設立11年の武雄市図書館が来年4月、大きく変わる。休館日がなくなり、開館時間は現在の夜6時までから夜9時までに延長。館内には休憩ができるカフェがつくられ、雑誌や文具の買い物も楽しめる。 同図書館の利用者数は年間約25万5千人。近年、微減傾向のため、休館日を減らすなど対策をとったが、仕事帰りの会社員や若者らの利用が少なかった。そこで武雄市は5月、「ツタヤ」を運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)に管理を委託する計画を発表。議会の同意が得られれば、今年秋から改修工事を始める予定だ。 武雄

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    Guro
    Guro 2012/06/06
    これが全文か?
  • 本の記事 : アマゾン電子書籍、40社と配信合意 学研・PHPなど - 竹端直樹、山田優 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

    出版大手の学研ホールディングスと、主婦の友社、PHP研究所など複数の中堅出版社が、インターネット通販最大手のアマゾンと電子書籍サービス「キンドル」日版の配信契約で合意した。3社より小規模な出版社を含めると合意は40社以上に上る模様だ。キンドルを巡って大手・中堅出版社の契約合意が明らかになったのは初めて。 紙のの販売で国内大手書店と一、二を争い、電子書籍でも欧米で実績を持つアマゾンは、日電子書籍市場の最重要プレーヤーになるとして命視する見方が業界内には根強い。キンドル日版の開始時期について、アマゾンのジェフ・ベゾス最高経営責任者(CEO)は先週、「年内に発表する」と語った。 学研は昨年、アマゾンの紙のの年間売り上げランキング5位。自社の電子書籍を販売するサイトを運営し、紙と電子の同時発売にも積極的で、約千点の電子書籍データを保有する。主婦の友社は早くから電子雑誌に取り組んでおり

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  • asahi.com(朝日新聞社):「地方を元気に」 有川浩さん新作『県庁おもてなし課』 - ひと・流行・話題 - BOOK

    「地方を元気に」 有川浩さん新作『県庁おもてなし課』2011年5月10日有川浩(ありかわ・ひろ)さん。高知県生まれ。2004年に、第10回電撃小説大賞受賞作『塩の街 wish on my precious』でデビュー。『図書館戦争』シリーズで人気を集める。他著作に『シアター!』、『シアター!2』、『フリーター、家を買う。』、『阪急電車』など今後の創作活動について、親しくしている劇団・キャラメルボックスと「小説と演劇の世界で、それぞれ何かできないかとたくらんでいる」と表現著者:有川 浩  出版社:角川書店(角川グループパブリッシング) 価格:¥ 1,680 シリーズ『図書館戦争』や映画化された『阪急電車』など、多彩なテーマで人気作を発表し続けている作家、有川浩さんの最新作『県庁おもてなし課』(角川書店)が3月末に発売された。有川さんの故郷・高知の県庁に実在する「おもてなし課」を舞台に、若手職

  • asahi.com(朝日新聞社):「出版後、半年 貸し出し控えて」巻末でお願い - ひと・流行・話題 - BOOK

    「出版後、半年 貸し出し控えて」巻末でお願い2011年3月8日樋口毅宏さん著者:樋口 毅宏  出版社:新潮社 価格:¥ 1,680 『さらば雑司ケ谷』『民宿雪国』などで注目される新進作家、樋口毅宏さん(39)が、新刊『雑司ケ谷R.I.P.』(新潮社)の巻末で、公立図書館で6カ月間、同書を貸し出さないよう求めた。新潮社によると、単行の巻末に同種のお願いを入れるのは同社では初めてで、同じような例も知らないという。 樋口さんは2009年にデビューし、現在は専業作家。過激な暴力描写や、小説の枠をはみ出していこうとする過剰な表現で人気を集めている。 「1年かけて書きあげた『R.I.P.』は初版が6千部。印税収入は96万円でした。昨年の収入は他のが増刷されていても、300万円に届きませんでした」 樋口さん自身、図書館で小林信彦さんの初期の作品などに出会ってきた。未来の読者がと出会う図書館は絶対に

    Guro
    Guro 2011/03/09
    バランスのとれた記事だな。
  • asahi.com(朝日新聞社):電子書籍、時間軸を超えた知の時代 佐々木俊尚さんに聞く - ひと・流行・話題 - BOOK

    電子書籍、時間軸を超えた知の時代 佐々木俊尚さんに聞く2010年7月5日佐々木俊尚さん はいかに崩壊し、いかに復活するか? そんな副題を掲げた『電子書籍の衝撃』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)が注目を集め、これまでに9刷7万部を発行。著者は『2011年 新聞・テレビ消滅』(文春新書)などで、変容するメディアの形を伝えてきたITジャーナリストの佐々木俊尚さんだ。電子書籍時代の到来で、今後の書籍や出版界はどうなるのか。話を聞いた。(浜田奈美) ◇ ――今年は電子書籍元年と言われます。電子書籍によって、書籍にはどんな変化が起こるのでしょう。 電子書籍の登場による質的な変化は、どの端末機を選ぶかといったことではなく「流通」の問題です。印刷物流がデジタル配信に変わる、その「流通システム」の変化こそが重要な点です。歴史的には、文字媒体物流の変化は実質的に「写」から「印刷物流」への1回しか起き

  • asahi.com(朝日新聞社):新書大賞は日本辺境論 - 出版ニュース - BOOK

  • asahi.com(朝日新聞社):〈本の舞台裏〉ツイッター発フェア - 出版ニュース - BOOK

    の舞台裏〉ツイッター発フェア[掲載]2010年2月21日 140字以内の「つぶやき」をインターネット上で発信する「ツイッター」から企画が生まれたブックフェアが、3月4日まで東京都文京区千駄木の「往来堂書店」で開かれている。その名も「フェア」。「」にまつわる小説や随筆、絵や写真集など、様々なジャンルの約130冊が集まっている。 発端は1月18日、ツイッター上で、アルベルト・シュバイツァーの「人生の艱難(かんなん)辛苦から逃れる方法はふたつある。音楽だ」という言葉が紹介されたことだった。このつぶやきに、好きな人々や複数の出版関係者から「こんながある」というつぶやきが次々と寄せられた。絵『ふりむけばねこ』(井上洋介著、架空社)や渋沢龍彦訳の『長をはいた』(河出文庫)、昨年に急逝した漫画家のやまだ紫著『性悪』(小学館)……。ツイッター上で続々と集まった“リスト”は

    Guro
    Guro 2010/02/25
    往来堂書店やるなあ。往来堂書店だからこそ、かもしれないが。
  • asahi.com(朝日新聞社):〈本の舞台裏〉加速する責任販売制 - 出版ニュース - BOOK

    の舞台裏〉加速する責任販売制[掲載]2010年2月14日 出版界の大問題の一つがの返品率の高止まりだ。昨年は4割ものが書店から出版社に返された。運送費や廃棄費用、倉庫代など業界の損失額は1700億円以上と言われ、出版社の経営も圧迫している。返品率を下げようと、いくつかの出版社が昨年から格的に取り組んだのが「責任販売制」と呼ばれる方法。今年は、この動きが加速しそうだ。 ふつうはの値段の22〜23%が書店の取り分だが、それを大幅に上げて書店が希望する数だけ配するかわりに、返品の際の負担を書店に求めるのが責任販売制。書店の販売意欲が向上し、消費者も欲しいが確実に手元に届く利点がある。 小学館は昨年、4点を刊行。通常の委託制か、35%の取り分がある責任販売制か、書店が選べるようにした。4点の中では『くらべる図鑑』が責任販売制で10万部、委託制で36万部のヒットとなった。 今年もこの

    Guro
    Guro 2010/02/18
    責任販売制ww
  • asahi.com(朝日新聞社):旅する絵本 「漂流物」 多部未華子さん - おはなしのくに - BOOK

    旅する絵 「漂流物」 多部未華子さん2009年10月3日■古いカメラが広げる夢 NHK朝の連続テレビ小説「つばさ」のヒロインをつとめ、深いまなざしが印象的な多部未華子さん。の情報誌に連載するほど読書好きだ。 「小学生の頃から図書館がすごく好きで、よく行きました。高学年になると伝記物。キュリー夫人やヘレン・ケラーを読んでいましたね」 いまを読むのは、気持ちに余裕がある時か、眠る前。最近のおすすめは絵だけの絵『漂流物』(D・ウィーズナー作、BL出版・1890円)。金髪の少年は、浜辺に打ち上げられた古いカメラを見つける。中のフィルムを現像すると、ソファでくつろぐ大ダコに、クジラより大きなヒトデ、時代を超えたさまざまな国の子どもたち……。想像もつかない風景が写っていた。 「海の中の未知の世界に、驚きました。色もきれいだし、文字がないから、絵の中の少年の表情をひとつひとつ読み取りたくなるし。

    Guro
    Guro 2009/10/05
    「つばさ」は図書館っ子だった!
  • asahi.com(朝日新聞社):〈本の舞台裏〉図書館協、新政権に期待 - 出版ニュース - BOOK

    の舞台裏〉図書館協、新政権に期待[掲載]2009年9月6日 今後の図書館の在り方をどう考えるのか――。全国の公共図書館、学校図書館などが加盟、4800人の個人会員がいる日図書館協会(東京都中央区)が、総選挙の直前、主要8政党に聞いた書面アンケートの回答がある。 質問は、公共図書館のない自治体をなくす、専任の司書の配置、財政的な支援策、政府刊行物の無償提供についてなど多岐にわたった。民主、自民、共産、国民新党の4党が回答。いずれも整備・充実に前向きな姿勢だった。 政権を担うことになった民主党は「生涯にわたる学問の自由と、多様な学習機会の充実、社会教育の充実は、図書館や博物館、公民館等の施設と機能の整備などによって図られる」「学校図書館の整備・充実を進めるなど、子どもの読書環境を改善」「司書教諭が不足している現状にかんがみ、その充実に取り組みます」と回答した。 日図書館協会の松岡要事務

  • asahi.com(朝日新聞社):〈本の舞台裏〉晶文社が展示・フェア - 出版ニュース - BOOK

    の舞台裏〉晶文社が展示・フェア[掲載]2009年8月30日 文学、芸術を中心にコアなファンを獲得している晶文社が、来年2月に創業50周年を迎えるのを前に、1〜30日に、東京都民銀行神田支店(千代田区神田小川町)で、復刊などを記念展示するほか、同7日から約1カ月、紀伊国屋書店新宿店で希少を集めた記念フェアを開く。 同社は60年に中村勝哉・先代社長と思想家の小野二郎が創業。60〜70年代に映画、ジャズ、ミステリー、海外文学などの評論で絶大な人気を博した植草甚一の著作を多数刊行するなど、背表紙のサイのマークとともに親しまれてきた。 だが、出版不況の厳しい風は、同社にも吹いているようだ。中村哲司社長によると、ここ数年はとくに売れ行きが厳しい状況が続いており、文芸一般書の新刊については、今までの半分以下の点数にまで減らすことにしたという。すでに準備していたラインアップも含め企画を見直してい

  • asahi.com:「売れ残った本」半額に 出版社17社、ネットで本格販売 - 出版ニュース - BOOK

    「売れ残った」半額に 出版社17社、ネットで格販売 2007年10月07日 再販契約で定価販売を義務づける出版業界で、「売れ残った」をインターネット上で値引き販売しようという試みが、12日から格的に始まる。これまでの絶版や期間限定の割引販売から一歩進め、小学館や集英社、講談社、文芸春秋などの大手出版社が、絶版の一歩手前の「在庫僅少(きんしょう)」を提供し、半額で通年販売する。出版不況で書籍の4割が読者の手に届かず返品されるなか、価格を拘束しない「第2の市場」を創設しての復活をはかるのが狙いだ。 販売するのは、小学館と集英社などの関連会社、昭和図書(大竹靖夫社長)が運営するインターネットのショッピングサイト「ブックハウス神保町.com」(http://www.bh−jinbocho.com/)。 昭和図書の呼びかけで、今春から小学館、集英社など4社が、初版発売後1年以上経過し、

  • asahi.com:出版、断てるか負の連鎖 書店や取次会社の試み始まる - ひと・流行・話題 - BOOK

    出版、断てるか負の連鎖 書店や取次会社の試み始まる 2007年08月17日 出版業界がもがいている。総売り上げは減り、の寿命は縮まり、廃業する書店が後を絶たない。ネット書店の伸長も既存書店には逆風だ。それでも「をつくっても売れない、読者の手に入らない」という「負の連鎖」を打開しようと、書店や取次会社の試みが始まっている。 出版流通の仕組み 書籍の発行点数と市場規模の推移 ■手に入らない 町の屋、新刊枯渇 東京・JR新小岩駅北口にある第一書林は130平方メートルほどの典型的な「町の屋さん」だ。入り口に8月、ベストセラーの『反転―闇社会の守護神と呼ばれて』(幻冬舎)が平積みで7冊積まれていた。 「うちぐらいの規模だと、単独で新聞広告に載ったを確保するのは大変なんです」と店長の大熊恒太郎さん。 昨年12月に約20法人の書店が共同出資する有限会社「NET21」に加盟してから新刊が入手しや

    Guro
    Guro 2007/08/18