このネタの投稿はかなり久しぶりだが、前エントリー「和田万吉の「旅客の為めに図書館(2012/8/15)」の続きを、備忘をかねて。 シベリア鉄道紀行史―アジアとヨーロッパを結ぶ旅 (筑摩選書) 作者: 和田博文出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2013/01/01メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (2件) を見る最近読んだ『シベリア鉄道紀行史:アジアとヨーロッパを結ぶ旅』において、1911年(明治44年)6月23日の朝日新聞に掲載された「汽車中の図書室 簡単なる旅中の伴侶」という記事が紹介されていた。概要は次のとおり。 アメリカ横断鉄道やシベリア鉄道等の欧米の長距離鉄道に設けられている図書室を参考に、鉄道院が神戸〜新橋間の鉄道(1,2等列車)に試験的に設けることにした。 喫煙室の一角に書架を設け、本を(120-130冊くらい置きたいところ)差し当たり40冊ほど置い
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