12月の神奈川県議会に上程される補正予算に、国道134号線の平塚区間の拡幅に関する予算の一部が計上される。 23年度からの五カ年で、国道129号線から西湘バイパスまでの四車線化を神奈川県が行う予定で、新年から沿線各自治会への説明が始まる。 もともと新湘南バイパスと西湘バイパスを二階建ての高架のバイパスでつなぐ計画があった。そのために相模川部分の134号線の四車線化は、一階部分の134号線にもう二車線を追加すると同時に二階部分にバイパス用の四車線の橋をかけることになっていた。 ところが、二階建ての橋を建設するためには、橋のたもとのゴルフ場を3ホール分、買収しなければならない。その買収される3ホールを作り直すために、ゴルフ場に挟まれている運動公園をゴルフ場に提供することになっていたのだが、新たな運動公園を作る場所を国から払い下げてもらわねばならず、それがなかなか進まない。 それならば、まず、二
蔵書構成 1. はじめに 今回の研究文献レビューにあたり、はじめに、簡単な定義、対象範囲の設定、最近のレビューの確認をしておきたい。 1.1. 「蔵書構成」の定義 『図書館情報学用語辞典 第三版』には、「蔵書構成」は「図書館蔵書が図書館のサービス目的を実現する構造となるように、資料を選択、収集して、計画的組織的に蔵書を形成、維持、発展させていく意図的なプロセス」(1)とある。「蔵書」の「構成」というと静態的な響きがするが、収集によって資料が増え、除籍によって資料が減り、その前後で蔵書としての一体性を保つ、その有機体的かつ動態的なプロセスが蔵書構成なのだということを、この記述は示している。その過程に「計画的組織的な意図」が介在することによって、単なる資料の集合と「蔵書」は区別されることになる。より細かく見れば、すべての資料を収集することは現実的に不可能である以上、「計画的組織的な意図」に
2010/12/217:0 残す責任:電子書籍と図書館に関する一読者からのささやかで壮大なお願い 山口浩 法や制度、契約や組織、その他社会的な慣習や常識は、それが成立した時点の技術水準や社会状況、人々の好みなどを前提としてつくられる。それは考えてみれば当然の話で、社会のなかで何らかの機能を果たすことを目的とするなら、その社会がおかれた環境の下できちんと機能してもらわねば意味がないからだ。 ◇電子書籍「元年」の憂鬱◇ 2010年は、日本でも電子書籍元年というか、少なくとも、電子書籍に対する関心が大きく高まった年として記憶されることになりそうだ。もちろん「元年」というのはある意味不適切であって、電子書籍にはずっと以前から何度も市場に投入されては失敗に終わってきたという歴史があるわけだし、ここ数年でいうなら、少なくとも携帯電話で読むもの、とくにマンガやいわゆるケータイ小説といった分野では、すで
図書館と観光:その融合がもたらすもの はじめに 筆者は「図書館と観光の融合」について研究しているが(1)、このテーマはこれまであまり注目されることがなかった。本稿では、今後、議論や実践が活発になることを期待して、研究の概要などを以下に紹介する。 なお、図書館と観光が様々な点で連携したり相互に利活用することを「融合」と表現する。また本稿でいう「図書館」は「公立図書館」のことを示している。 こんにちの日本における観光は、いわゆる「物見遊山」や「気晴らし」といった従来のイメージでは収まりきらないほど大きな変容が起こりつつある。そのうち特に顕著なものとして、①地域志向の高まり (地域文化や固有性へのこだわりなど)、②多様化(あらゆるものが観光対象になったり、学習や体験が求められるなど)、の2点をあげることができる (2)。 従来からの観光地はもとより、観光を視野に入れてまちづくりを進めている多く
職場学習論―仕事の学びを科学する 作者: 中原淳出版社/メーカー: 東京大学出版会発売日: 2010/11/05メディア: 単行本購入: 7人 クリック: 182回この商品を含むブログ (19件) を見る企業における学びをテーマに、教育学から経営学及び経営の現場に切り込む中原淳さん初の単著。僕自身、中原さんの主催するlearning barには二度ほど参加したことがありますが、行く度に多くの気づきや学びを貰っています。 さて、この本は、アンケート結果の統計処理をベースに、個人の職場における他者に支援された学習について、「人は職場で、どのような人々から、どのような支援を受けたり、どのようなコミュニケーションを営んだりしながら、職務能力の向上を果たすのか」、「職場における人々の学習を支える他者からの支援やコミュニケーションに影響を与える、職場の組織要因とはどのようなものなのか」といった問いに答
ありがたいことに、最近になってぽつぽつと寄席からお声がかかるようになってまいりまして、まああたしみたいなもんでよければというんで、高座に上がらせていただいているわけなんですが、先般、情報探索演習という噺の、つかみというかまくらというか、まず最初にこういう例題を考えてみましょう、ということでこんなお題になったわけです。 先生に、「最近NHKのビジネス番組で学校図書館の会社について取り上げられていたらしいのですが、見られませんか?」って相談されたよ、どう答える? いや、実際にはこの『ルソンの壺』で「リブネット」が取り上げられた回を、みんなでビデオで見て、意見を言い合う、っていうことをうちのお客さんたちはもう済ませてたわけなんですが、そこはそれ、ルソンの壺という番組名もリブネットという会社名もまったく知らない、という体で「インターネット」情報探索してみると思いねえ、ということでお客のご機嫌をうか
幻冬舎のMBOを謎のファンドが揺さぶり株価騰勢、28日まで続く神経戦 (東洋経済オンライン 2010年12月17日掲載) 2010年12月21日(火)配信 1ページ中 1ページ目 前のページ | 1 | 次のページ ファンドの横槍が誤算だった見城社長(撮影:今井康一) "> ファンドの横槍が誤算だった見城社長(撮影:今井康一) [ファンドの横槍が誤算だった見城社長(撮影:今井康一) ">拡大] 幻冬舎の株価騰勢が止まらない。12月17日は一時27万5000円の高値をつけ、終値は27万3000円で引けた(16日終値比7800円高)。 背景には幻冬舎側の誤算がある。幻冬舎の見城徹社長が代表を務める特別目的会社(SPC)のTKホールディングスは、幻冬舎に対するTOB(株式公開買い付け)で12月14日までを期限として全株を取得して上場廃止とする、いわゆるMBO(マネジメントバイアウト=経営陣によ
アイパッドやキンドルなどの電子書籍を体験する子どもたち=神戸市灘区永手町4、市立灘図書館(撮影・笠原次郎) 米国企業に続いて日本企業も今年、端末を発売し、本格普及の兆しがある電子書籍。実際に操作を体験できるコーナーが神戸市立灘図書館(神戸市灘区永手町4)に開設された。県内の公共図書館では初めての試み。週2回の開催時には行列ができるほど人気を呼んでいる。 電子書籍の端末は、米国でアップルがカラーで多機能なiPad(アイパッド)を出し、白黒だが目の疲れにくい「電子ペーパー」を使ったアマゾン・コムのキンドルと競争。日本でもシャープ、ソニーが相次いで商品を投入し、普及に向け動き出している。 同図書館の指定管理者「神戸新聞・TRC(図書館流通センター)グループ」が、iPadとキンドルを各1台導入。iPadは画面を指でなぞって本のようにページをめくる。絵本や小説のほか、動画や音が出る電子絵本もある。キ
埼玉県新座にあるTRC新座ブックナリ―にお邪魔させて頂きました。 ある図書館の方とその図書館の営業担当さん(丸善)の間で 調整がおこなわれた結果実現し、 青森、茨城、埼玉、千葉、東京などから教員も集まり 総勢10人程度の不思議な集団での見学となりました。 まずはお世話になった皆様に感謝です。 今回は先方との約束で写真は公開しませんし (そもそも撮影の許可を頂いただけでも大変ありがたいお話)、 ノウハウに繋がりそうな話も書きません。単なるささやかな感想文です。 ご了承ください。 もし、手っ取り早く詳しく知りたいのであれば、 『丸善の装備付納品システム ご案内』というリーフレットを お近くの丸善の営業の方にお願いすると良いかもしれません。 大学図書館・専門図書館向けだけど、写真付きでわかりやすいしね。 さて、TRC(図書館流通センター)と言えば、 図書館業界で知らない人はいないと断言してもよさ
『法人税が分かれば、会社のお金のすべてが分かる』という新書を読みました。 法人税が分かれば、会社のお金のすべてが分かる (光文社新書)posted with AZlink at 2010.12.20奥村佳史 光文社 売り上げランキング: 94502 Amazon.co.jp で詳細を見る いきなりで恐縮ですが、この本の中で、ラブホテルを経営していた宗教法人に国税局の税務調査が入り、数億円の法人税を追徴したことを伝える新聞記事が紹介されていました。「えっ、宗教法人って法人税払ってるの?」と反応してくれれば著者の作戦は大当たりなのでしょうが、わたしのような下世話な人間は「えっ、宗教法人がラブホテル経営?」という点にすべての意識が集中してしまい、それ以降の部分はうろ覚えになってしまいました。しかし、国税局がこの宗教法人に対して追徴をした理屈が非常に面白かったのでうろ覚えですが紹介したいと思います
県議会は20日、議会運営委員会を開き、政令市からの県議選出を廃止するよう求める陳情について、全会一致で不了承とした。県議の議員定数を20%以上削減することなどを求める陳情は継続審査となった。 政令市の県議選出廃止を求める陳情は大和市内の男性から提出され、「政令市選出の県議と政令市の市議の関係は二重制度」と指摘していたが、各会派は「公職選挙法に違反する」などと不了承の理由を説明した。
ブックオフコーポレーション(神奈川県相模原市)は12月22日、横浜西口の商業施設「横浜ビブレ」8階に「BOOKOFF(ブックオフ)横浜ビブレ店」(横浜市西区南幸2、TEL 045-412-6010)をオープンする。 ブックオフは、中古書籍・DVD・CD・ゲームの販売・買取をおこなう中古業態店。横浜ビブレ店の在庫数は約34万点(本27万点、映像ソフト・ゲームなど7万点)、売場面積は817平方メートル。横浜ビブレ店は、都市型大型店としては県内5店舗目の出店となる。 横浜ビブレのテナントは若い女性向けのファッション専門店が多く、ユニクロなどのファストファッションブランドや家電量販店「ビックカメラ」、スポーツ用品店「sporsium(スポージアム)」、大型楽器専門店「島村楽器」、音楽・映像商品の輸入販売店「HMV横浜VIVRE」、レストラン、カフェなどが入居。 同店は、女性やファミリー層などの新規
県が子ども手当県負担分の「支出拒否」を決めたことをめぐり、市町村に波紋が広がっている。国への徹底抗戦を貫いて減額させるか、県負担を肩代わりして全額支給するか―。市長会は「各市の支給額は統一させる」との見解を示したものの、住民の窓口となる“現場”は揺れている。 「国への対抗姿勢は理解するが、市民への影響は避けられない」。18日に横浜市内で開かれた臨時市長会議。来年度の予算計上拒否を決めた県の方針に、住民からの苦情や問い合わせの受け皿となる市側から指摘や質問が相次いだ。 市長会から説明を求められて会議に同席した古尾谷光男副知事らは、予算計上しない理由や「神奈川方式」として県負担相当額を保育所整備や私学学費助成などに充てる政策パッケージを説明。「各市においても県と同様に予算計上を拒否する取り組みをお願いしたい」と方針への理解と共同歩調を呼び掛けた。 出席者によると、ある市長は「受給者にとっ
毎月第2土曜日・日曜日にお抹茶とお菓子のセットを販売しています! 野島公園内旧伊藤博文金沢別邸では「晴嵐の間(客間)」において、毎月第2土曜日・日曜日にお抹茶とお菓子のセットを500円にて販売しています! お抹茶とお菓子を味わいながら初夏の爽やかな海風、鮮やかな新緑とともにごゆっくりとお楽しみください。
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