ギャップイヤーとは学生が1年間「自分の時間」を取って旅行やボランティア活動や仕事をする事を指します。 もともとギャップイヤーは自分の進学する大学が決まった高校4年生が高校卒業後にすぐ大学に入学するのではなく、スタートを1年遅らせてもらい(=その事をディファーラルといいます)、その間に「自分探しの旅に出る」事を指していました。 具体的なイメージで言えば「メキシコで教会を建てる建設作業を手伝いました」とか「イエメンに新しく開校した小学校で英語を教えました」という感じです。 大学側も「折角、お前を合格にしたのだから、へんなところで油を売っていないで早く来い!」なんて野暮な事は言いません。 「ギャップイヤーを経験したいので入学を一年遅らせたい」と申し出れば「あ、そう」くらいですぐにOKされます。 なぜアメリカの大学は学生がすぐスタートしない事に寛容かといえば、そもそも全員横並びで同じ年齢の学生が進