若い選手が良好な(失敗経験を含めた)経験を積めた事、色々と課題はあるが平山と言う異才がハットトリックを演じた事、勝ち点3を獲得し本大会出場を決めた事など、結果的に結構な試合ではあった。ただし、山田直輝の重傷を除いては。 少々の判定の不平等はご愛敬だが、明らかに選手が大怪我をするようなラフプレイは排斥されなければならない。そして、審判団の重要な仕事は、試合をうまく管理制御する事のみならず、そのようなラフプレイを未然に防ぐ事も含まれる。けれども、アジアの国際試合では、ホームで戦う中国チームの試合を底辺に、このような事態が多すぎる。もちろん、中国チームとは異なり、この日のイエメンのプレイ振りは組織的狼藉ではなかったのだが、何とかしたいものだ。 しかし、ひどい前半だった。 非常に難しい試合になる事は試合前から予想されていた。経験の浅い選手達による、ほほぶっつけ本番のチーム構成。天皇杯決勝に出場した