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儒教に関するKaeruHeikaのブックマーク (2)

  • なぜ東洋で「法の支配」は失われたのか - 『鑑の近代』

    『「空気」の構造』でも書いたことだが、明治以降の官僚制度をプロイセンの行政法の影響だけで論じる通説には疑問がある。霞ヶ関の行動様式は、ウェーバー的な合理的官僚というより中国の科挙官僚(士大夫)に似ているからだ。 しかし中国には法治国家の伝統がないので、霞ヶ関のゴリゴリの実定法主義はどこから来たのだろう――と疑問に思っていたのだが、書でその謎が解けた。中国にも儒教の徳治主義だけではなく、韓非子などの法家の法治主義の伝統があったのだ。 儒教は官僚の人格を高めて統治する思想で、孔子は法については何も語っていないが、韓非子は皇帝が法と武力で国民を統治すべきだと考えた。しかし秦がわずか14年で滅びたのは、あからさまな暴力による「覇道」で国家を治めたためであり、君子は徳目による「王道」で治めなければならない――と漢の董仲舒は武帝に進言し、漢では儒教が実質的な国教になった。 法家の中でも、初期の管子は

    なぜ東洋で「法の支配」は失われたのか - 『鑑の近代』
  • 経済成長が困難な 「儒教の国、日本」

    My Odyssey     masahiro's website                                                                                 ホーム > アメリカ合衆国  >  外から日を考える  > 儒教の国、日 経済成長が困難な 「儒教の国、日」 筆者紹介 儒教と日国民 日人は今なお儒教 (じゅきょう) に支配されている。…と言うと、「そんなことはない」 と反論する人が多いだろうか。若い人からは、「『儒教』 って何ですか?」 と尋ねられそうな気もする。「儒教って何?」 と思った人のために筆者が簡単に説明すると、次のようになる。 儒教とは古代中国の思想家の孔子や孟子によって生まれた思想である。ただし、日の儒教は中国のものを作り替えて、より封建的傾向の強いものにされている。孔子は 「仁

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