ラオスは ASEAN のメンバーではあるものの、いまだアジアで最も貧しい国のひとつです。 このため日本や中国、そして国際機関から NPO まで様々な人や組織が支援を行っています。 今日はそれらのうち、「商品企画&デザインの支援」と「観光客にもできる教育支援」のふたつについて書いておきます。 <メコン河を望むレストランにて> ラオスの名産品のひとつが、少数民族を含むラオスの人達が昔から手作りしてきた伝統的な織物です。 シルクが多いですがコットンもあります。民族により織機で複雑な模様を作る場合と、刺繍して作る場合があります。 もともと自分達の祭りや風習、日常生活のために作っていた布なので、昔はそれらが商品として、広く販売されたりはしていませんでした。 しかしある時点で先進国の人達がそのすばらしさに気づき、ラオスで買ってきた布を自国で売り始めます。 しかし、そこにはふたつの問題がありました。 ひ
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