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医学に関するKurilynのブックマーク (6)

  • 「向精神薬で自意識や虚無感の悩みが治る?」&「近代に根ざした自意識や虚無感は時代遅れでは?」 - シロクマの屑籠

    物語のパターンは既に出尽くしてる問題に絡めてだけど、近代に流行した屈とした自意識や虚無感、20世紀後半にいい薬がたくさん発明されたおかげで「心療内科にいってお薬を飲めばいいのに」で解決してしまって、物語としての強度を保てなくなってる。— 小島アジコ (@ajico_k) 2024年6月25日 6月25日、小島アジコさんが上掲のような投稿をXにしているのを見かけました。でも、あまりに忙しかったから私は、「向精神薬は個人の気分や行動に作用するし精神疾患に有意差のある改善をもたらすけれども、自意識や虚無感の問題は解決してくれないんじゃない?」とXに書きました。ただ、これは返信の半分(をダイジェスト化したもの)でしかなく、7月になったらブログにまとめよう、と思っていました。 そうしたら、アジコさんのほうが手が早くて、6月27日に「物語のパターンは既に出尽くしてる問題に絡めてだけど、近代に流行した

    「向精神薬で自意識や虚無感の悩みが治る?」&「近代に根ざした自意識や虚無感は時代遅れでは?」 - シロクマの屑籠
  • コラム | 岐阜大学大学院医学系研究科脳神経内科学分野

    先週の回診で「おばけが見える」という患者さんがいらして,私は「はっきり見えますか?」「足はありましたか?」「いつ出ました?寝たときですか?」と質問し,周囲のドクターを驚かせてしまいました.実は日に伝承されるおばけ話のうち3分の2は神経疾患に伴うもの(121/183話)であるという報告があります(Dreaming 19;232-8, 2009).高知大学脳神経内科の古谷博和教授による論文です(下記リンクの(5)を参照).おばけ話は表のように4タイプに分かれ,①ナルコレプシーに伴う入眠時幻覚,②てんかん,③レム睡眠行動障害,④レビー小体型認知症(DLB)に伴う明瞭な幻覚に分類されています.睡眠との関連の有無(①と③が関連あり),見え方が明瞭かどうか,おばけが話をするかどうか,が決め手です.代表的なおばけとして,お岩さんは足がなくて不明瞭なため②,座敷わらしは④と考えられています(コメント欄に

    Kurilyn
    Kurilyn 2023/09/15
    ナルコレプシーではないけど、入眠時幻覚は時々あって、とてもリアルな身体感覚を伴うので、さもありなんと。
  • "女のヒステリー"と動物愛護運動 - 道徳的動物日記

    ヒマなので、昔自分で書いた修士論文の内容の一部を参考にしながら、記事を書いてみようと思う。私はアメリカ史を専門にしていた訳ではないので歴史に関する文章については事実誤認とか間違いが含まれているかもしれないが、そこはまあ勘弁してほしい。 アメリカで動物愛護運動が最初に活性化したのは19世紀の後半、南北戦争が終了してからだ。奴隷解放運動とそれに連なる諸々の社会改良運動・人道主義運動は戦争の前からも行われており、戦争後も、混乱・荒廃した社会を再建して道徳や秩序を取り戻そうとする人道主義運動は盛んに行われていた。そして、動物愛護運動も社会改良運動・人道主義運動の一環として行われていたのである。…アメリカの動物愛護運動は第二世界大戦の前後に一時勢いを失うが、20世紀の後半には再び勢いを取り戻した。従来の運動は基的には犬の保護や毛皮への反対や家庭内・街中での動物虐待の防止などを目的とするものであっ

    "女のヒステリー"と動物愛護運動 - 道徳的動物日記
  • 新装版『「ニセ医学」に騙されないために』解説文 - warbler’s diary

    NATROM改め名取宏(なとろむ)さんの著書『「ニセ医学」に騙されないために』の新装版が出版されます。(発売日は11月29日です) このに収録されている解説文を出版社のご厚意により、無料で公開します。 20年ほど前になりますが、私の知人のAさんは妊娠中に初期の乳がんと診断され、出産後すぐに乳房温存手術を受けました。手術後は、来ならば抗がん剤と放射線治療を継続して、がんの再発を抑えていく必要があります(こうした治療を受ければ、当時でも8割くらいの確率で10年以上の生存が期待できました)。 しかし、抗がん剤治療をしていると、母乳で育てたくても与えられないこと、ある健康に「抗がん剤は効果がないばかりか、副作用によって苦しんで逆に早く死んでしまう」という情報が書かれていたことから、出産後でナーバスになっていたAさんの不安はとても大きくなっていきます。母乳を与えるためにもと、「これでがんの再発

    新装版『「ニセ医学」に騙されないために』解説文 - warbler’s diary
  • 人体内部を検索・動的表示できるマップ『BodyMaps』 | WIRED VISION

    人体内部を検索・動的表示できるマップ『BodyMaps』 2008年3月26日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) Alexis Madrigal 『BodyMaps』の公開ベータテストが始まった。BodyMapsとは、ネットワーク時代の『Gray's Anatomy』(人体解剖学の古典的な教科書)のようなものだ。 このサイトでは、臓器を指定して人体を検索し、また人体のいろいろな系を重ね合わせたり除外したりして表示できる。ロサンゼルスにある新興企業、米BodyMaps社が開発したBodyMapsは、解剖学および生理学を学ぶ多くの学生にとって有用なツールとなるだろう。 しかし、この人体マップで私が面白いと思ったのは、カスタマイズ、拡大縮小、動的な表示といった、地理的な地図ではすでに実現している機能を備えていることだ。たとえば、これまでなら整形外科医がレントゲン写真を

  • WIRED VISION / 神経細胞を仮想環境に接続――「意識」は生まれるか

    神経細胞を仮想環境に接続――「意識」は生まれるか 2007年9月28日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (1) Brandon Keim 2007年09月28日 神経細胞を培養するための多電極アレイ Credit:ジョージア工科大学神経工学研究室(4枚とも) 哲学者のルネ・デカルトが「われ思う、ゆえにわれあり」と言ったとき、おそらく、ネズミの神経細胞群が培養皿で切手サイズにまで育てられ、コンピューターに接続されるといった事態は想像していなかっただろう。 長年にわたり、科学者たちは、研究室で培養された脳細胞の発火パターンを観察することで、脳の発達についての研究を進めてきた。 しかし最近まで、培養皿の脳細胞は、情報を受け取ることができなかった。実際の灰白質とは異なり、信号を送ることしかできなかったのだ。 ジョージア工科大学の科学者チームは、より物の脳に近い活動をする神経

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