特集:「図書館員のメンタルヘルス:part 2」の編集にあたって 年度末が近付き,仕事が忙しくストレスが溜まっていると感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。働く人の多くがなんらかのストレスを抱え,メンタル不調はもはや誰にでも起こり得る身近な問題のように感じられます。弊誌では2010年10月号で「図書館員のメンタルヘルス」という特集を一度組んでおり,大きな反響をいただきました。第2弾である今号では,メンタルヘルス問題への対応だけでなく,メンタルの不調を起こさないためのスキル,望ましい職場環境や働き方などにも目を向け,一歩進んだ形でメンタルヘルスについての理解を深めたいと考えました。 筑波大学の橋本佐由理氏には,総論としてメンタルヘルス問題と取り組みの現状を概括し,さらに遺伝子レベルで規定され性格のコアである気質と,気質理論の活用について解説いただきました。淑徳大学の小川恵氏には,保
![「情報の科学と技術」2017年3月号 (67巻3号). 特集= 図書館員のメンタルヘルス:part 2](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/8d71ff5111e05619a10d29bb40d7aebaa75c8fbc/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fs0.wp.com%2Fi%2Fblank.jpg)