朝鮮人民軍空軍司令部を訪問する金正恩氏(左)と娘ジュエ氏=2023年11月30日、朝鮮中央通信・朝鮮通信 偵察衛星による監視が可能になり、ミサイル技術がさらに向上すれば、北東アジアの平和と安定が一段と脅かされる。 北朝鮮が弾道ミサイルを日本海へ向けて発射し、北海道・奥尻島の北西およそ250キロの海上に落下させた。国連安全保障理事会決議に違反する挑発行為であり、断じて容認できない。 防衛省が明らかにした最高高度や飛行時間などは、7月に発射された固体燃料式の大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星18」とほぼ同じだ。 角度をつけて打ち上げ、飛距離を抑えるロフテッド軌道だった。通常軌道なら射程は1万5000キロを超えるとみられる。米東部のワシントンやニューヨークが射程内に入ることになる。
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