日本を含め、ほとんどの地域では2月に青紫レーザーダイオードを用いる高密度光ディスクの規格がBlu-ray Discに事実上統一され、ワールドワイドでのビジネスが本格スタートしたが、一カ国だけまだ統一されていない地域がある。中国だ。 中国においても、Blu-ray Discプレーヤーは高価ながら販売されており、対応BDソフトも40タイトルほどが輸入されているが、プレーヤー価格は日本円で5~6万円、BDソフトも輸入盤しかないこともあり実売で3,800円ほどと、中国の所得レベルからすれば、まだ本格的にビジネスが始まる段階ではない。加えてHD DVDの中国規格として策定されたCH-DVD(現在はCBHD : China Blue High Definitionと名前を変えている)についての技術検討や情報交換を目的としたChina HD Association(CHDA)も存在しており、今月中にもプ